強烈な冷え込みに夜中何度か目を覚ましては寝てを繰り返し、四時頃から辺りが騒々しくなるがまだ早いのでテントで待機。そして六時から三脚とカメラを持って行動開始。だいぶ車が増えたなあ。
水平線はオレンジ色に焼けている。波打ち際もオレンジの光が反射して綺麗だ。遠くに見える防波堤には波が激しく当たりしぶきが高く舞い上がっている。そして日の出を沢山の人が待っている。

初日の出を待つ
日の出だけを撮ってもおもしろくないので、前景に防波堤の入るところに三脚をセットして待つ。空に浮かぶ雲の色がどんどん濃くなってきて太陽が頭を出すと周りから歓声が上がる。見事な初日の出だ!

2011年の初日の出!
太陽が昇るにつれ色がオレンジ色からいつもの眩しい太陽に変わっていった。それに比例して見物人も帰って行く。半分以上いなくなってから私もテントに戻り出発の準備を始める。車が渋滞していたのだが私が出発する頃には解消していた。もっと人も車もたくさん来ると思っていたがそうでもなかったようだ。

テントを片付ける前に記念撮影
駅までは一本道を自転車を押して歩く。駅で自転車をたたみ、一部の荷物を待合室に置いて、上総の国の一ノ宮玉前神社へ初詣へ。次の電車が三〇分後だからそれまでには帰ってこよう。
歩いて五分強で神社に到着。さあお参りだ!と思ったら長い列ができていて並んだら時間までに戻れそうにない。なので列の最後部で手を合わせ初詣終了。

一ノ宮の鳥居
境内を短時間で散歩。本殿も拝殿も改修工事中で覆いが被せられていて様子が分からない。なかなか人気がある神社だからかたくさんバイトの巫女さんを雇っているようだ。いいなぁ巫女さん。
列車の時間に余裕で駅に戻った。ただ電車を待つが来ない。おかしいと思っていたら正月は運休だと構内アナウンスが… 電光掲示板に出ていたからてっきり来るものだと思っていたのに。

外房線113系。この車両は2011年9月に房総から退役しちゃいましたorz
十五分後各駅停車が入線。ホントはもっとゆっくり初詣できたじゃん… 勝浦で一時下車しようかと思ったのだが今日行く石堂寺に早めに着きたいので、スルーして終点の安房鴨川まで。
安房鴨川では内房線にすぐ乗り継ぎ、石堂寺の最寄り駅南三原で下車する。勝浦から南三原までの車窓からの景色は海と街の景観美は素晴らしかった。

車窓から海を眺めて
石堂寺は房総最古の寺と言われている。境内の本堂や薬師堂、敷地内にある旧尾形家住宅が重要文化財に指定されている。駅から石堂寺までは六キロ弱。自転車で行く予定だったがパンクしているので歩く。
この距離なら弱気に見積もって一時間半か。途中セブンイレブンで昼食を買いカップラーメンをすすり、小鳥のさえずりが聞こえる、のどかな道をスマートフォンにダウンロードした地図を見ながら歩くこと一時間二十分で到着した!

石堂寺境内
山門をくぐり、苔の生えた石段を上って本堂まで。境内の至る所に重要文化財を示す立て札が、しつこいくらい立っている。
茅葺きの薬師堂は一段高いところにあり、そこから伽藍を見渡せる。山寺なので広くはないが塔も建っていてなかなか壮観。ただ塔の隣に車が数台駐車してあって趣が台無しなのは残念だった。

旧尾形家住宅
奥にある旧尾形家は閉まっていたため外から眺め、ちょうど電車の来る一時間半前に余裕を持って帰ろうと同じ道を通って戻る。帰りは一時間十分。行きは麺をすすって寄り道したからかかった時間は行きと同じかな。

駅に戻る途中の風景。房総は畑がいっぱい。
安房鴨川に戻り、バスで日蓮上人が生まれた地に建立されたという誕生寺へ。鴨川日東バスの方が親切で誕生寺から安房鴨川駅に戻るバスの時間を聞いたら、わざわざ事務所から時刻表を持ってきて渡してくれた。
国道一二八号が混んでいたので予定より二〇分遅れて誕生寺の近くのバス停に到着する。
さて誕生寺だが、なぜこんなに混んでいるの!?というほどの活況。参道には車が渋滞し参拝客も多い。沿道の土産物屋は景気が良さそうだ。境内には参拝のため長蛇の列ができ、いくつもの出店が並んでいて、参拝者も景気よく買い食いをしている。

初詣を待つ人々
並んでまで参拝する気はなかったので境内をふらっと回って、鯛の浦と呼ばれる港へ。ちょうど夕暮れ時だったので夕日の写真を撮っていた。結果は雲の沈む方向に低い雲がでていて残念な感じ。まあ日の出が見られたから良しとするか。

鯛の浦の夕暮れ
日が沈み辺りが暗くなり一気に冷え込んでくる。バス停で一人待っていると、暗さと寒さでふと寂しさを感じ始める。一人旅ではいつものことだと寂しさを紛らわす。
五分程遅れてバスは到着。かなり荒い運転のおかげか終点の安房鴨川駅にはほぼ定刻通り到着した。

夜の安房鴨川駅前
電車よりもバスの方が館山に早く着くので安房鴨川からバスで向かうことにする。電車で館山に行っても大丈夫なように駅のホームに置いてあった自転車、テントに銀マットを回収しバス停へ。
定刻通り到着したバスに乗り込み館山へ向かう。乗客はわずか三人。途中、人を乗せたり降ろしたりしながらバスは進む。もう夜なので外はよく見えないのだが、海沿いの道も走っていたようなので、明るい間ならなかなか良い風景なのかもしれない。一時間弱で終点の館山駅へ。
館山駅前は店が閉まっていて閑散としている。いつも通り自転車を組み立て、テントと銀マットをくくりつける。ただパンクのため、いつもと違って自転車を駅に置いて出発。まずは寝床を探し、夕食を済ませ、駅の北にあるスーパーで朝食を仕入れなければ。
良さげな公園はすぐに見つかった。スーパーに向かって歩き始めるが、道に迷いスマートフォンで地図を確認。どうやら道を間違えたようで大回りしてやっとスーパーに到着した。
近くにハンバーグ屋を発見し無意識に肉、肉とつぶやきながら吸い込まれてしまった。かなり混雑していて入るのに10分程待って、注文したのは二二五グラムのハンバーグ、大盛ライスにドリンクバー。秒殺で何杯ものジュースを流し込みハンバーグを待つ。
十分程でジュージュー音を立ててやってきた。箸で肉をちぎり口に入れる。
………
パサパサで肉汁のあふれ出す感覚がない。なんだこれ???まずい…

夕食のハンバーグ
今までの肉に対する思いを裏切られ、冷静に二二五グラムが五九八円だし、安いからうまい肉が出てくるわけないよなと気付き。ハンバーグはやっぱりミート矢澤かびっくりドンキーだよなと思ったり。もう○ッグボーイには行かないかな。
スーパーで朝食を購入しネットに繋ごうとマックに行ったら二一時で閉店。なんて健康的なマックだ。それなら写真のパソコンへの取り込みをレストランで済ませておけば良かったよ。
暗い道を歩いて駅へ戻り自転車を回収。さらに暗い道を自転車を引いて公園へ。芝生の広場の木の下にテントを張って就寝。房総寒い…
水平線はオレンジ色に焼けている。波打ち際もオレンジの光が反射して綺麗だ。遠くに見える防波堤には波が激しく当たりしぶきが高く舞い上がっている。そして日の出を沢山の人が待っている。
初日の出を待つ
日の出だけを撮ってもおもしろくないので、前景に防波堤の入るところに三脚をセットして待つ。空に浮かぶ雲の色がどんどん濃くなってきて太陽が頭を出すと周りから歓声が上がる。見事な初日の出だ!
2011年の初日の出!
太陽が昇るにつれ色がオレンジ色からいつもの眩しい太陽に変わっていった。それに比例して見物人も帰って行く。半分以上いなくなってから私もテントに戻り出発の準備を始める。車が渋滞していたのだが私が出発する頃には解消していた。もっと人も車もたくさん来ると思っていたがそうでもなかったようだ。
テントを片付ける前に記念撮影
駅までは一本道を自転車を押して歩く。駅で自転車をたたみ、一部の荷物を待合室に置いて、上総の国の一ノ宮玉前神社へ初詣へ。次の電車が三〇分後だからそれまでには帰ってこよう。
歩いて五分強で神社に到着。さあお参りだ!と思ったら長い列ができていて並んだら時間までに戻れそうにない。なので列の最後部で手を合わせ初詣終了。
一ノ宮の鳥居
境内を短時間で散歩。本殿も拝殿も改修工事中で覆いが被せられていて様子が分からない。なかなか人気がある神社だからかたくさんバイトの巫女さんを雇っているようだ。いいなぁ巫女さん。
列車の時間に余裕で駅に戻った。ただ電車を待つが来ない。おかしいと思っていたら正月は運休だと構内アナウンスが… 電光掲示板に出ていたからてっきり来るものだと思っていたのに。
外房線113系。この車両は2011年9月に房総から退役しちゃいましたorz
十五分後各駅停車が入線。ホントはもっとゆっくり初詣できたじゃん… 勝浦で一時下車しようかと思ったのだが今日行く石堂寺に早めに着きたいので、スルーして終点の安房鴨川まで。
安房鴨川では内房線にすぐ乗り継ぎ、石堂寺の最寄り駅南三原で下車する。勝浦から南三原までの車窓からの景色は海と街の景観美は素晴らしかった。
車窓から海を眺めて
石堂寺は房総最古の寺と言われている。境内の本堂や薬師堂、敷地内にある旧尾形家住宅が重要文化財に指定されている。駅から石堂寺までは六キロ弱。自転車で行く予定だったがパンクしているので歩く。
この距離なら弱気に見積もって一時間半か。途中セブンイレブンで昼食を買いカップラーメンをすすり、小鳥のさえずりが聞こえる、のどかな道をスマートフォンにダウンロードした地図を見ながら歩くこと一時間二十分で到着した!
石堂寺境内
山門をくぐり、苔の生えた石段を上って本堂まで。境内の至る所に重要文化財を示す立て札が、しつこいくらい立っている。
茅葺きの薬師堂は一段高いところにあり、そこから伽藍を見渡せる。山寺なので広くはないが塔も建っていてなかなか壮観。ただ塔の隣に車が数台駐車してあって趣が台無しなのは残念だった。
旧尾形家住宅
奥にある旧尾形家は閉まっていたため外から眺め、ちょうど電車の来る一時間半前に余裕を持って帰ろうと同じ道を通って戻る。帰りは一時間十分。行きは麺をすすって寄り道したからかかった時間は行きと同じかな。
駅に戻る途中の風景。房総は畑がいっぱい。
安房鴨川に戻り、バスで日蓮上人が生まれた地に建立されたという誕生寺へ。鴨川日東バスの方が親切で誕生寺から安房鴨川駅に戻るバスの時間を聞いたら、わざわざ事務所から時刻表を持ってきて渡してくれた。
国道一二八号が混んでいたので予定より二〇分遅れて誕生寺の近くのバス停に到着する。
さて誕生寺だが、なぜこんなに混んでいるの!?というほどの活況。参道には車が渋滞し参拝客も多い。沿道の土産物屋は景気が良さそうだ。境内には参拝のため長蛇の列ができ、いくつもの出店が並んでいて、参拝者も景気よく買い食いをしている。
初詣を待つ人々
並んでまで参拝する気はなかったので境内をふらっと回って、鯛の浦と呼ばれる港へ。ちょうど夕暮れ時だったので夕日の写真を撮っていた。結果は雲の沈む方向に低い雲がでていて残念な感じ。まあ日の出が見られたから良しとするか。
鯛の浦の夕暮れ
日が沈み辺りが暗くなり一気に冷え込んでくる。バス停で一人待っていると、暗さと寒さでふと寂しさを感じ始める。一人旅ではいつものことだと寂しさを紛らわす。
五分程遅れてバスは到着。かなり荒い運転のおかげか終点の安房鴨川駅にはほぼ定刻通り到着した。
夜の安房鴨川駅前
電車よりもバスの方が館山に早く着くので安房鴨川からバスで向かうことにする。電車で館山に行っても大丈夫なように駅のホームに置いてあった自転車、テントに銀マットを回収しバス停へ。
定刻通り到着したバスに乗り込み館山へ向かう。乗客はわずか三人。途中、人を乗せたり降ろしたりしながらバスは進む。もう夜なので外はよく見えないのだが、海沿いの道も走っていたようなので、明るい間ならなかなか良い風景なのかもしれない。一時間弱で終点の館山駅へ。
館山駅前は店が閉まっていて閑散としている。いつも通り自転車を組み立て、テントと銀マットをくくりつける。ただパンクのため、いつもと違って自転車を駅に置いて出発。まずは寝床を探し、夕食を済ませ、駅の北にあるスーパーで朝食を仕入れなければ。
良さげな公園はすぐに見つかった。スーパーに向かって歩き始めるが、道に迷いスマートフォンで地図を確認。どうやら道を間違えたようで大回りしてやっとスーパーに到着した。
近くにハンバーグ屋を発見し無意識に肉、肉とつぶやきながら吸い込まれてしまった。かなり混雑していて入るのに10分程待って、注文したのは二二五グラムのハンバーグ、大盛ライスにドリンクバー。秒殺で何杯ものジュースを流し込みハンバーグを待つ。
十分程でジュージュー音を立ててやってきた。箸で肉をちぎり口に入れる。
………
パサパサで肉汁のあふれ出す感覚がない。なんだこれ???まずい…
夕食のハンバーグ
今までの肉に対する思いを裏切られ、冷静に二二五グラムが五九八円だし、安いからうまい肉が出てくるわけないよなと気付き。ハンバーグはやっぱりミート矢澤かびっくりドンキーだよなと思ったり。もう○ッグボーイには行かないかな。
スーパーで朝食を購入しネットに繋ごうとマックに行ったら二一時で閉店。なんて健康的なマックだ。それなら写真のパソコンへの取り込みをレストランで済ませておけば良かったよ。
暗い道を歩いて駅へ戻り自転車を回収。さらに暗い道を自転車を引いて公園へ。芝生の広場の木の下にテントを張って就寝。房総寒い…
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