アブダビのグランドモスクを訪問   

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2019/01/20

アブダビのグランドモスクを訪問

アブダビのグランドモスクの正式名称はシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスク。四万人が同時に礼拝可能だという巨大なモスクだ。約一一年かけて建造され、広さは一二ヘクタールある。(東京ドームの約二.五個分の広さ。例として使っておいて何だが東京ドーム何個分というのはイマイチ実感がわかない)

私はドバイからアブダビのメインバスターミナルに到着し、そこから市内バスで訪問した。アブダビの市内バスでは現金が使えないためバスカードの入手が必要だ。バスターミナルの券売機で購入できる。カード代が一〇ディルハム、プラス運賃を券売機に入れてチャージする。ドバイのNolカードは利用できないので注意。

グランドモスク敷地内にあるバス停。94番が停車する
グランドモスク敷地内にあるバス停。94番が停車する

バスターミナルの正面に出て手前側のバス停(車が右側に走っている)から94番のバスに乗車する。バス乗車時と下車時にカードを機械に当てる必要があるので注意。読み込まれると画面が切り替わるので画面を見ながらタッチする。モスクまでの運賃は片道二ディルハム。バスはグランドモスクの入口が終点だ。途中カルフールに立ち寄る。

QRコード発行用の機械。一つ調子が悪いのか係員が台から取り出していたが中身はiPadだった
QRコード発行用の機械。一つ調子が悪いのか係員が台から取り出していたが中身はiPadだった

バスを降りたらモスクを正面にして右後方に紡錘状のドームがある。そこがビジターセンタになっている。エスカレーターを降りて右側に進むと入場登録ができる。白い機械を操作して国籍、年齢、ツアー参加かなどの質問事項があるのでタッチして最後にSubmitするとQRコードが印刷された紙が出力される。登録後に紙のリストバンドを配っているのでそれを受け取り反対側の入口へ向かう。

女性は貸衣装の黒や、くすんだ青色のフード付きの衣装を借りてから入口へ向かっていた。

荷物検査が終わったら長い通路を歩いてモスクへ向かう
荷物検査が終わったら長い通路を歩いてモスクへ向かう

QRコードとリストバンドのチェックがあり入場の列に並ぶ、荷物検査の手前でQRコードの読み取りがある。鞄はX線検査機に通され、金属探知機を抜ける必要がある。手前にクロークもあるので大きな荷物は預けられるようだ。

グランドモスクの正面
グランドモスクの正面

動く歩道付きの地下通路を進んでモスクまで向かう。地下通路はモスクのドームから一番離れた尖塔付近に出る。ここから順路に従い進んでいく。途中、音声ガイドを借りられるカウンターがあり身分証明書を出せと言われたのでパスポートを出したらそれではダメと借りられなかった。

柱の模様は絵ではなく色の違う石がはめ込まれている
柱の模様は絵ではなく色の違う石がはめ込まれている

大理石でできた床に柱、柱の模様は絵ではなく色の付いた大理石をはめ込んでいるという贅沢な仕様。規模はでかいのに装飾も細かいし、一体いくらかけて建てられたのだろうか。オイルマネー強いな。

礼拝所の上には巨大なシャンデリアと下には広い絨毯が敷かれている
礼拝所の上には巨大なシャンデリアと下には広い絨毯が敷かれている

礼拝所のあるドームの建物へ。大きくて派手なシャンデリアがいくつもぶら下がっている。入口そばの少しのスペースのみ観光客は入れる。足下の絨毯もふかふかで高そうだ。

ビジターセンタから見たグランドモスク
ビジターセンタから見たグランドモスク

モスクの見学が終わると帰りは建物の外を歩いて地下通路の出入り口まで戻る。来たときと同様長い地下通路を歩いて出口へ。出口を出てすぐ土産物屋がある。

バスターミナルへは往路と同じく94番バスで戻れる。運賃も二ディルハムで同じだ。
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帰国後、総工費を調べてみたがwikiによると総工費ニ〇億ディルハム。ドル換算で五億四五〇〇万ドルらしい。仮に完成した二〇〇七年一二月二〇日のドル円レート(だいたい一一三円)で計算してみるとなんと六一五億八五〇〇円だった。やはり金かけてたね。

参考までに総工費が原油何リットル換算か調べたら約九億六二八三万三三三三リットルになった。 (一バレルを一五九リットル、二〇〇七年一二月の原油価格を九〇ドルで計算) 外務省のページによると日本の一日あたりの石油消費量は四〇〇万バレルらしいので大体一日半で使い切る計算。改めて思ったが日本ってかなり石油使ってるんだね。

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