二〇一九年九月にルンビニからナラヤンガート(バラトプル)までローカルバスで移動した。(途中、バイラワで乗り換え) この記事ではバイラワからナラヤンガートまでのことを記載する。
ルンビニ方面からのT字路でバスを待つ
バイラワからナラヤンガート方面へ向かうバスはバスパークが始発なのだが私はルンビニへ向かうT字路でブトワル方面へ向かうバスを待った。いくつかバスをスルーして儂もナラヤンガートヘ行くと話すじいちゃんがいたのでじいちゃんの乗ったバスに私も乗車する。
ポカラ行きの三〇席程度の中型バスで座席が狭くて固いので尻が痛くなる。バスは数人しか乗っていなかった。ナラヤンガートまで三〇〇ルピー也。
ブトワルのバスパークに到着した
三〇分ほどでブトワルのバスパークに到着し、ここでさっきのじいちゃんと私以外が下車。車掌は客集めをしているが首尾は良くないようだ。バスパークには約三〇分停車して出発。まだ両手の指で数えられるくらいしか乗客がいない。
出発直前に弓で弾く小さい弦楽器を持った男が乗ってきて演奏して金をせびっていく。ブトワルの町を出る前に再び一〇分程停車して客待ちだ。ローカルバスだけあって全然進まないな。
ブトワルを出てやっとスピードが乗ってきたと思ったが集落があると客待ちで止まって残念な感じ。
停車していると物売りが大勢乗ってくる
乗車して二時間強。バスが停車するとバケツにペットボトルの水や袋詰めのスナック菓子を入れた物売りがわーっと乗ってきて騒々しい。外を見ると店があり休憩所になっているようだ。
途中から乗ってきた通路を挟んで隣に座ってきた若いネパール人男性に日本語で声をかけられる。日本に四年住んでいて今は三重県にいるらしい。一時帰省しているそうだ。
出発すると道は上り坂になる。上りはじめは右側の車窓から木々の切れ間から緑の平原が広がっているのが見えるがすぐに見えなくなった。
この後も上り下り、停車を繰り返し進んでいく。睡魔に負けて寝てしまい、目が覚めたら広い盆地をバスが走っていた。
バスの車窓から
盆地には広い範囲で家が点在し、田んぼも広がっている。町があるとスピードを落としてポカラポカラと車掌が沿道に声をかけていた。
出発して四時間、バイラワから一緒に乗ったじいさんが降りた。ここがナラヤンガートなのかと焦ったが地図を見るとまだ数十キロ手前だった。移動疲れしてきていたので素直に羨ましい。
長い橋を渡りきったらバスを下車する
じいさんが降りてから約四〇分走ると広い川を長い橋で渡る。渡りきったところでバスは停車し車掌がナラヤンガートと教えてくれる。時間は一三時四五分。バイラワからは四時間半の移動だった。止まらないで走ったら三時間くらいで着いたんじゃないか。
ネパール旅行記概要
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