大晦日に房総へ旅立ち大原、御宿へ(2010年12月31日)   

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2018/05/24

大晦日に房総へ旅立ち大原、御宿へ(2010年12月31日)

携帯電話のバイブレーションで目覚め、ムックリ起きて旅の支度。前日、忘年会がありほとんど準備できなかったのだ。荷物を詰め、インターネットで情報を集め、自転車に空気を入れ、準備完了。さあ出発だ。

最寄り駅にて
最寄り駅にて

京成八幡駅からJR本八幡駅まで五、六〇〇メートルを自転車を肩から提げたまま乗り継いだのはしんどかったが、予定通りの電車に乗ることができ、外房線の大原駅まで無事に到着した。

大原では重要文化財に指定されている大聖寺へ向かう。商店街を少し走り左に曲がって線路を越えずっと走って到着。階段を上ると茅葺き屋根が印象的な不動堂だ。

大聖寺境内
大聖寺境内

もっとかわいらしい建物なのかと思っていたが、なかなかどっしりとした造り。お堂の中には不動明王が祭られている。写真を何枚か撮って満足。このまま駅に帰るのも物足りないと思って少し離れた漁港へ。
漁船がたくさん、防波堤に高い波が何度も打ち付けていた。

防波堤に打ち付ける波が高い!
防波堤に打ち付ける波が高い!

駅に戻り特急で次の目的地へ。電車が空いていたら乗り鉄して終点の安房鴨川まで行ってから、今夜一泊する御宿に戻るつもりだったが、帰省ラッシュのせいで満席。乗り鉄は諦め次の御宿で降りた。

御宿はサーファーが多い。海岸沿いの道は袖ヶ浦や千葉などの県内だけでなく、湘南や群馬などの他県ナンバーの車が隙間なく駐車していた。寒いのによくやるよなぁ。

御宿のサーファー
御宿のサーファー

砂浜にある月の砂漠像を見てメキシコ記念碑へ。ここは少し高台にあり漁港や海岸を見晴らせる。風が強くて寒かったが、夕日が美しかった。今年もあと少しで終わりだな。

メキシコ記念碑近くで見た2010年最後の夕日
メキシコ記念碑近くで見た2010年最後の夕日

実はここから初日の出を見ようと思っていたのだが、方向的に日の出が海からではなく、岬から上がる可能性が高かったので、急遽上総一ノ宮まで戻り九十九里浜へ行くことにした。

御宿から上総一ノ宮までの特急は、先ほどと打って変わってガラガラ。外は既に暗くなりなんだか淋しくなってきた。

上総一ノ宮駅の駅前は薄暗い。駅前に何もない田舎の駅の趣だ。国道沿いにレストランでもあるかなと探してみたが見つからず、走行中に自転車の後輪がガタガタとパンクし、踏んだり蹴ったり。レストランは断念し、自転車を押して海岸へ向かう。

外房線209系を流し撮り
外房線209系を流し撮り

海岸近くのコンビニで朝食と年越しそばを買う。コンビニで湯をもらい、外でどん兵衛をすすり年越しの準備が完了。それにしても年齢は三〇代半ばにはなったがやってることが学生の頃と変わらんなと思ったり。

真っ暗な海岸沿いの道にはまだ車も人もいない。テントを張っていたら蟹取りのおっさんに声をかけられ、こんなに早く初日の出を見に来ている人は珍しいと言われ、確かにそうだろうと納得。ただ、暗くなっちゃうと他にやることなくなっちゃうんだよね・・・

満天の星空の下、潮騒の音を聞きながら大晦日のこの日は眠りについた。まだ20時だっちゅうの。


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