僕は夢の国の入口へやってきた。東京ディズニーランドの最寄り駅の舞浜駅だ。改札を出て券売機できっぷを買い、再び改札を通る。そして京葉線快速で蘇我に向かうのだ!

夢の国をガラス越しに
夢の国ってディズニーランドじゃないのかって?今日行くのは恥場県の暴走共和国だ。JR東日本の千葉支社がストライキのためにわざわざ残している久留里線のタブレット交換が三月のダイヤ改正で無くなるので最後に見に行こうと思ったのだ。舞浜に行ったのはパワフルスマイルちばフリーきっぷを買うためで、ネズミ園に行くためではない。
電車を乗り継ぎ思っていたよりも早く木更津へ。早く来たご褒美か、お座敷列車のニューなのはな号が止まっていたり、最近はレアな189系の特急列車がやって来たり。

ニューなのはな号
そして久留里線。木更津と上総亀山の約三〇キロを結ぶ非電化の盲腸線。タブレット交換と国鉄時代の古い車両が特徴だが前者は冒頭に記述した通り今年三月中旬に終了し、後者は来年度中に新型車両に置き換わるのが決定している。
ホームに入線してきたのは国鉄カラーのキハ30と久留里線カラーの38の二両編成だった。ロングシートなのは残念だが共に古い車両のため天井には扇風機がずらっと並び、内装もくすんで見えて味がある。全車廃車はもったいない気がするな。

久留里線の車両
一番後ろで立ってロケハンをしながら終点の上総亀山まで。横田から馬来田までは水田と気動車、平山から上総亀山までは線路の上を走る陸橋がいくつもあるのでそこから撮ったら面白そうだ。タブレット交換のある横田と久留里では運転席の近くにカメラマンが集まり、まるで撮影会のごとし。木更津から約一時間で終点の上総亀山に到着する。

タブレット交換の様子。人がいっぱい
上総亀山では駅の外に出てみたが何もないのですぐに戻る。少し歩けばダムがあるらしいが、気動車が折り返すまで約一五分。次の列車はその一時間後なので行くのは止めた。

上総亀山駅ホームにあった注意書き
折り返しの列車に乗って約二〇分で久留里。騒々しい中、タブレット交換を見て、列車を見送る。次の木更津方面は一時間半後。南東に二キロほどの所に久留里城があるそうなので行ってみる。
工事をしている駅前を出て、国道を右折し商店街を抜け更に歩くと左に曲がる道が現れる。もう少し歩くと天守閣へ向かう、急な上り坂が始まる。上る途中に駐車場があり、そこに杖が置いてあるので年配の方々は杖を突きつつ、青色吐息で上っている。
久留里の街が見渡せる開けた所に出る。目を凝らして見ると線路が見える。ということはここから車両を入れた風景写真が撮れるのか!次の列車に乗るのは止めてここから写真を撮ろう。

久留里城
展望台の裏に白壁の資料館がある。時間はたっぷりあるのと入場無料なので入ってみる。展示は縄文、弥生といった古代に始まり、唐突に戦国時代に飛んで江戸時代から現代に至る。飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町前期はどこに行ったんだよと思うが何も無かったんだろうな。江戸時代の政治家、新井白石が久留里に縁があると初めて知った。
天守閣に上り、撮影ポイントに戻る。そろそろ時間だとカメラを構えて待つがなかなか来ない。まだか、まだかと思っていたら遠くから踏切の音と警笛が聞こえる。そしてようやく主役登場。木更津行きが去るとすぐに上総亀山行きが通り過ぎる。写真を確認。まあこんなもんか。

久留里城から久留里線を撮影
次の木更津行きは一時間後。ゆっくり歩いて駅まで戻る。駅構内で写真を撮りつつ時間をつぶし、久留里始発の列車で再び木更津方面へ向かう。
もう一度タブレット交換をゆっくり見たいと思っていたので横田で降りようと考えていたがこのまま乗っていたらゆっくり撮れないのと待ち時間が暇なので一駅前の東横田で降りて、上総亀山方面行きの列車を一本撮ってから、横田まで歩くことにする。
上総亀山方面行き列車はすぐに来てしまい、構図も何も決められない状態で撮影することになったのは残念だった。途中コンビニやスーパーに寄りつつゆっくり歩いたが、横田駅にはすぐ着いた。

東横田駅から走り去る車両
駅には撮り鉄の人が二人ほど先にいたが午前中と違って静かな感じ。到着時間が近くなるとだんだん騒々しくなってくるがいい場所に立つことができたのでイメージに近い一枚が撮れたかな。

タブレットを受け取り運転手は発車の準備をする
このまま列車に乗り木更津まで戻る。駅で車庫から出てきた車両や停車している車両を撮ったりして総武線快速で自宅方面へ戻る。雰囲気があっていい所だったな。列車も一時間に一本はあるのでまわりやすいかな。車両が新しくなる前に再訪したいな。
夢の国をガラス越しに
夢の国ってディズニーランドじゃないのかって?今日行くのは恥場県の暴走共和国だ。JR東日本の千葉支社がストライキのためにわざわざ残している久留里線のタブレット交換が三月のダイヤ改正で無くなるので最後に見に行こうと思ったのだ。舞浜に行ったのはパワフルスマイルちばフリーきっぷを買うためで、ネズミ園に行くためではない。
電車を乗り継ぎ思っていたよりも早く木更津へ。早く来たご褒美か、お座敷列車のニューなのはな号が止まっていたり、最近はレアな189系の特急列車がやって来たり。
ニューなのはな号
そして久留里線。木更津と上総亀山の約三〇キロを結ぶ非電化の盲腸線。タブレット交換と国鉄時代の古い車両が特徴だが前者は冒頭に記述した通り今年三月中旬に終了し、後者は来年度中に新型車両に置き換わるのが決定している。
ホームに入線してきたのは国鉄カラーのキハ30と久留里線カラーの38の二両編成だった。ロングシートなのは残念だが共に古い車両のため天井には扇風機がずらっと並び、内装もくすんで見えて味がある。全車廃車はもったいない気がするな。
久留里線の車両
一番後ろで立ってロケハンをしながら終点の上総亀山まで。横田から馬来田までは水田と気動車、平山から上総亀山までは線路の上を走る陸橋がいくつもあるのでそこから撮ったら面白そうだ。タブレット交換のある横田と久留里では運転席の近くにカメラマンが集まり、まるで撮影会のごとし。木更津から約一時間で終点の上総亀山に到着する。
タブレット交換の様子。人がいっぱい
上総亀山では駅の外に出てみたが何もないのですぐに戻る。少し歩けばダムがあるらしいが、気動車が折り返すまで約一五分。次の列車はその一時間後なので行くのは止めた。
上総亀山駅ホームにあった注意書き
折り返しの列車に乗って約二〇分で久留里。騒々しい中、タブレット交換を見て、列車を見送る。次の木更津方面は一時間半後。南東に二キロほどの所に久留里城があるそうなので行ってみる。
工事をしている駅前を出て、国道を右折し商店街を抜け更に歩くと左に曲がる道が現れる。もう少し歩くと天守閣へ向かう、急な上り坂が始まる。上る途中に駐車場があり、そこに杖が置いてあるので年配の方々は杖を突きつつ、青色吐息で上っている。
久留里の街が見渡せる開けた所に出る。目を凝らして見ると線路が見える。ということはここから車両を入れた風景写真が撮れるのか!次の列車に乗るのは止めてここから写真を撮ろう。
久留里城
展望台の裏に白壁の資料館がある。時間はたっぷりあるのと入場無料なので入ってみる。展示は縄文、弥生といった古代に始まり、唐突に戦国時代に飛んで江戸時代から現代に至る。飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町前期はどこに行ったんだよと思うが何も無かったんだろうな。江戸時代の政治家、新井白石が久留里に縁があると初めて知った。
天守閣に上り、撮影ポイントに戻る。そろそろ時間だとカメラを構えて待つがなかなか来ない。まだか、まだかと思っていたら遠くから踏切の音と警笛が聞こえる。そしてようやく主役登場。木更津行きが去るとすぐに上総亀山行きが通り過ぎる。写真を確認。まあこんなもんか。
久留里城から久留里線を撮影
次の木更津行きは一時間後。ゆっくり歩いて駅まで戻る。駅構内で写真を撮りつつ時間をつぶし、久留里始発の列車で再び木更津方面へ向かう。
もう一度タブレット交換をゆっくり見たいと思っていたので横田で降りようと考えていたがこのまま乗っていたらゆっくり撮れないのと待ち時間が暇なので一駅前の東横田で降りて、上総亀山方面行きの列車を一本撮ってから、横田まで歩くことにする。
上総亀山方面行き列車はすぐに来てしまい、構図も何も決められない状態で撮影することになったのは残念だった。途中コンビニやスーパーに寄りつつゆっくり歩いたが、横田駅にはすぐ着いた。
東横田駅から走り去る車両
駅には撮り鉄の人が二人ほど先にいたが午前中と違って静かな感じ。到着時間が近くなるとだんだん騒々しくなってくるがいい場所に立つことができたのでイメージに近い一枚が撮れたかな。
タブレットを受け取り運転手は発車の準備をする
このまま列車に乗り木更津まで戻る。駅で車庫から出てきた車両や停車している車両を撮ったりして総武線快速で自宅方面へ戻る。雰囲気があっていい所だったな。列車も一時間に一本はあるのでまわりやすいかな。車両が新しくなる前に再訪したいな。
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