
待ち合わせはクエンカの南にある大きな銀行前に9:00。途中、おばちゃんからエクアドルに来て初めて宗教の勧誘を受けるがなんとか振り切って時間通りに到着する。既に全員揃っていた。

カハスに行くにはバスかタクシーを使う。バスだったら今いる場所場所からタクシーで約10分のバスターミナでカハス経由グアヤキル行きのバスを探さねばならない。(料金1.5ドル) タクシーならそこらに走っているのを捕まえれば良い。ただし値段が不明なのが怖い所ではある。話し合った結果15ドル以下ならタクシー。駄目ならバスに決定。スペイン語が一番マシ(?)なのは私なのでタクシーを捕まえ値段交渉を開める。
最初のタクシーには30ドルと言われ20ドルまで値切るが他のメンバーに15ドルとケツを叩かれる。5ドル位いいんじゃないのと思ったが見送り次のタクシーを捕まえる。今度は最初から20ドル。入口までで良いからと言い目標の15ドルへ到達。皆へ報告。座る場所を決めるため乗る前にじゃんけん。目標金額を達成したにも関わらずあっけなく敗れ狭い後部座席で4人で座る事になってしまった。
タクシーはオンボロの4ドアセダン。運転手も車と同じく年食ったおっさん。予想通り後部座席は狭い。みんな小さくなって座る。クエンカの町を出て道は上りになる。ボロ車でもぐんぐん登り約40分で公園入口へ到着する。

もらった地図がなかなか立派。良い紙を使っていて片面にはカハスの概要や注意事項など。もう一面が地図が書かれている。1/8に折り畳まれていて広げるとA2サイズ(A4用紙8枚ってA2だよね?)になる。その地図を見る。広い。さすが25,544ヘクタール。どこへ向かうか登山経験者が決め私たちはそれに従った。
まず数キロ、舗装路を歩く。標高が上がったからだろうちょっと歩いただけでわずかに息苦しくなる。あまり急いで歩くとすぐにばててしまいそうなのでゆっくり歩く。雨が降ったり止んだりしながらてくてくと一時間強歩きやっと散策路の入口へ到着する。

説明が終りこれからどうするかという話になる。私は最初無関心に聞いていた。話の方向が山に行っている事に気付いた時、既に山へ登る事が決まっていた。「あれ?そんなにハードな事しに来たんだったっけ俺?」
<山へ>
決まったもんは仕方ないと他の人に動揺を悟られないように普通に歩き始める。博物館から散策路が走っていて湖まで下りられる。湖の脇は湿原になっていて所々に小川や水溜りが出来ている。すすき色の膝丈の高さの草が所々に生え、緑色の殆ど高さのない植物が絨毯のようにびっしり生えていて所々に小さな花が咲いている。

少し歩き湖を見下ろす大きな岩の上で休憩。各自の持っている食料を出す。集まったのはパンが3つ、ビスケットにアメが少々。少しずつ分け合って食べる。足りないが仕方が無い。ゴミを各自持って、いざ出発!

なんとか斜面を上り切り上を見るとまだ高い所がある。ただし道はそんなに険しくない。ゆっくりと歩き始める。少し歩くと頂上へ到着した。標高約4200メートル。高い場所の自己最高記録。日本で2回上った富士山頂よりも約400メートル高い。頂上からは大小様々な湖、バス通り、来る途中に通ってきた建物などが見える。いつも標高2600メートルに住んでいるので息苦しくも頭が重い感じもしない。

さあ帰ろうとなり歩き始めるが道を間違えて予定より長く歩くはめに。再び雨が降り出し状態は最悪。ポンチョを被って雨をしのぐが首の辺りから胸の方までビリビリと破けてくる。流石、エクアドル産。湖の脇や湿地を歩き、鉄条網をくぐり乗り越えやっと入口まで戻った。きつかったけど良い経験になったな~。
<クエンカへ>
バス通りでクエンカ行きのバスを捕まえる。バスは満員。疲れていたが仕方が無いので立ってクエンカへ。この後、無事に町へ辿り着きカハスへ行っていなかった他の友人達と共にカレー・うどんパーティに参加。全く手伝ってもいないのに評論するなんてもっての外かもしれませんがとってもグッピーな出来でした。たまに食べる日本食はうまいです。そんなこんなでこの日は終了。また行くぞカハス!
バス通りでクエンカ行きのバスを捕まえる。バスは満員。疲れていたが仕方が無いので立ってクエンカへ。この後、無事に町へ辿り着きカハスへ行っていなかった他の友人達と共にカレー・うどんパーティに参加。全く手伝ってもいないのに評論するなんてもっての外かもしれませんがとってもグッピーな出来でした。たまに食べる日本食はうまいです。そんなこんなでこの日は終了。また行くぞカハス!
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