インガピルカ散策記(2003年5月)   

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2018/05/24

インガピルカ散策記(2003年5月)

インガピルカ遺跡おぉ、バスが出発するまであと少ししか時間がない。色々準備していたら時間がほとんどなくなっていた。道を早足で進む。
今日はクエンカからバスで約2時間のインガピルカ遺跡へ行く。ここにはインカ時代の遺跡があり、往時は帝国の重要な戦略拠点だったそうだ。
出発の約5分前にクエンカ市内より少し離れたバスターミナルへ到着。無事にバスへ乗り込む。むむむ、ちょっと小便臭い。おそらく風呂にほとんど入っていない奴が乗客にいるのだろう。満員ではなかったがそこそこ乗客は乗っている。ツーリスト風の人間よりも現地人の方が多い。

バス内部バスの内装はエンジ色に統一され壁や天井に白が使われている。空いている座席に座る。クッションはしっかりしている。窓もしっかり閉まるようだ。インドやタイのバスと比べるとこちらの方が格段に上である。
バスは走り出す。少しすると黄色いYシャツにネクタイを締めた若い黒人男性が前から順に物を配り出す。一番後ろまで配り早口のスペイン語で捲し立てる。何を言っているかわからなかったが物を売っているらしい。興味が無いので渡された物を返す。

公園内にある土産物屋降ったり照ったりする中、バスは街の中や山道を走り予定より少し遅れて約2時間20分でインガピルカへ到着する。

インガピルカ遺跡公園の敷地には遺跡の他に博物館、土産物屋、レストラン数軒がある。バスを降りて入口で入場料$6を払う。

まず博物館へ。この博物館には遺跡の修復時の写真や土器、装飾品、人骨などが展示されている。所々に説明がスペイン語で書いてある。おかげでほとんどわからず(爆)ほんとこんなんでいいんかなぁ。

アルパカ遺跡公園を歩く。天気は晴れていて気持ちが良い。緑の豊かな所だ。エクアドル人や外国人旅行者が所々を歩いている。そしてアルパカが草を食んでいるのが見える。その為、所々にアルパカの糞が落ちている。(笑) 敷地はかなり狭いので楽に歩ける。

遺跡はかなり小さい。修復工事が為され石は綺麗に積まれている。小さくて大した事はないと言う人も多いが私はお気に入りだ。遺跡を見るには想像力が必要だ。往時はどんな建物があり、どんな人が歩いていて遺跡の周りの風景はどうだったかそれが想像できると実に面白い。

使用したバス遺跡から下に歩くとインカの顔という岩があるらしい。今回は時間がなくて行けなかった。次に来た時に行く事にしよう。

遺跡公園内のレストランで昼食を取る。帰りは13:00発のバス。実際に出発したのは13:15頃。帰りは約2時間15分でクエンカへ戻った。



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