夜、かなり冷え込んで何度か目を覚ました。携帯電話で気温を調べてみたら一.五℃。どうりで寒いはずだ。六時を過ぎるとテントの外に人の話し声や足音を感じるようになり、もう少しまどろんでから意を決して起床。寒い!

以前野宿した公園
片づけをして駅に向かって進むと見覚えのある公園を発見。野宿した場所からわずか五〇メートル。昨夜は暗くて全く気づかなかったのだが、四国へ行ったときに野宿した公園だ!朝起きたら大雨でトイレに退避してテントを畳んだ想い出が。
そして姫路駅。金曜の朝はスーツや制服を着た通勤、通学客が目立つ。テントに折りたたみ自転車は目立つが周りは何食わぬ顔で近くを通り過ぎていく。ただ、エスカレーターでは荷物が大きくて幅を取っていたので邪魔と思われていたかも。それにしても関西ルールのエスカレーターでは左側を空けるってのは何度来ても慣れないなあ。

姫路駅にて懐かしの103系 西には東では既に引退した車両がまだ使われている
姫新線はどんどん山奥に入って行き、それに比例して乗客も減っていく。途中、播磨新宮駅にて二両編成から短編成の汽車に乗りかえ作用駅へ着いた時にはほぼガラガラになっていた。
ここで時刻表を見間違えていて、乗り継ぎがうまくいかないことが発覚。仕方がないのできっぷを買って佐用から智頭急行の特急で智頭まで行ってリカバリする事に。待ち時間は撮り鉄。JRや智頭急行の気動車にスーパーはくとや私の乗ったスーパーいなばを撮って時間を潰す。待ち時間にいい暇つぶしができた。

佐用駅にて 智頭急行とJRの気動車
特急乗車時間は20分ほど。あっという間に智頭だ。智頭にて下車し、駅に自転車やテントを置いて重要文化財に登録されている旧家石谷家へ向かう。歩いて駅から10分也。

石谷家住宅前にて
門をくぐり母家に入る際に入場料を払う。まず広い土間があり、靴を脱いで母屋に上がる。一通り歩いてみたが屋敷の広さにびっくり。特に庭が広い!池に滝、石塔に手入れの行き届いた植木などちょうど冬に向けて植木に雪囲いをしていた。例年だと12月中旬、下旬位から雪が降るそうだ。

10年前まで人が住んでいたので風呂場に自動湯沸かし器が着いていたりするのはご愛敬だが、この地方の旧家が見学できるのは興味深い。

蔵にはなぜか土器の展示が 旧家とは言えこの時代から続いているんじゃないだろうに・・・
母屋の他に蔵がギャラリーになっていてもろもろの展示がある。智頭杉やこの辺りの写真の展示はありだと思ったが、土器の展示は時代背景が違うから止めた方がいいんじゃないのと思った。

これも杉玉の一種?
屋敷の前の古い消防団のやぐらや各家の軒先にぶら下がっている杉玉の写真を撮りながら駅へ戻る。
杉玉は酒蔵で新酒ができたことを知らせるもんだと思っていたのだが智頭ではそういう使い方はしていないようだった。
智頭駅前のスーパーで弁当を買い昼食。この街は観光地のはずなのにあんまり飯屋を見なかったな。

群家駅前にある神ウサギ
智頭から群家へ。群家には若桜まで走っている若桜鉄道に乗りにきた。ただ次の若桜行きが一時間後なのでまた撮り鉄。撮影スポットがわからないので再びホームから。光も中途半端で良く撮れても普通の編成写真、形式写真にしかならないのは残念だ。

若桜鉄道の気動車
そしてようやく若桜鉄道。乗車前にホームで汽車を待っていた車掌さんから一日乗車券を購入。この乗車券には若桜鉄道の歴史や写真が印刷された切符入れが付いていてしかも普通に往復料金を払うよりも安い。
若桜鉄道の駅にはゆるい雰囲気の人形が置かれていたり、木造の趣のある駅舎があったりして色々楽しい。途中下車したいなぁと思ったが次の列車が一時間以上後になってしまい時間的に厳しいので断念。

若桜鉄道の駅にあったゆるい雰囲気の人形
終点に停車し一両増設して二連にして折り返し。若桜での滞在時間わずか六、七分。撮り鉄するならやっぱり車が便利なのかな・・・
増設された車両がおんぼろでシートに穴が空いていたのは泣けた。経営が厳しいというのは調べて知っていたのだが存続できるように頑張って欲しいものだ。

車内の様子
途中、八頭高校前駅で高校生が大量に乗車。この辺の女子高生はスカート長い。ひざ下丈どころじゃなくてスネの真ん中くらいまでのスカートだった。ストッキングの上から短いソックスのスタイルは流行りなのだろうか。東京の高校生と違っていて面白いですわ。
若桜鉄道の車両でそのまま鳥取まで。一一年ぶりの訪問。あまり記憶がないのだが歩けば色々思い出すかもしれないな。
既に日が暮れ始めていたが駅から数キロの所にある重要文化財の神社へ。日没前には着いたけれどもう暗くなっていて写真はぶれぶれでした。この神社の周りはいろいろ整備されているようだが、神域の森を切って開発するのは雰囲気が損なわれるので旅人としてはあんまり賛成できん。こういう歴史のある神社は鬱蒼と茂った参道と共にあって欲しいものだ。

神社の近くにある公園
鳥取駅前の一部の道路では警備員が立って自転車を車道の端のレーンに作った自転車専用道路に誘導している。鳥取は進んでいるなと思って警備員に聞いたらまだ実験中で12月中旬には終わってしまうそうだ。評判が悪いので実験期間で終わってしまう可能性が高いらしい。

自転車専用レーン
夕食は海鮮丼を飲み屋にて。かなりしょっぱかったのが残念。その後、野宿する公園の目星をつけてマックで充電と思ったらこのマックにはコンセントがない・・・
昨日、今日とかなり撮ったのでデジカメの予備電池を使い切ってしまった。なので今夜充電できないと写真が撮れなくなってしまう可能性が。それは避けようと今夜は宿に泊まる事にした。マックでインターネットに接続して宿を予約。予定では三日目なら宿に泊まるのもありかと思っていたがちょっと早いかな。
宿は駅から十分ほどのビジネスホテル。部屋は狭いが仕方ないか。
以前野宿した公園
片づけをして駅に向かって進むと見覚えのある公園を発見。野宿した場所からわずか五〇メートル。昨夜は暗くて全く気づかなかったのだが、四国へ行ったときに野宿した公園だ!朝起きたら大雨でトイレに退避してテントを畳んだ想い出が。
そして姫路駅。金曜の朝はスーツや制服を着た通勤、通学客が目立つ。テントに折りたたみ自転車は目立つが周りは何食わぬ顔で近くを通り過ぎていく。ただ、エスカレーターでは荷物が大きくて幅を取っていたので邪魔と思われていたかも。それにしても関西ルールのエスカレーターでは左側を空けるってのは何度来ても慣れないなあ。
姫路駅にて懐かしの103系 西には東では既に引退した車両がまだ使われている
姫新線はどんどん山奥に入って行き、それに比例して乗客も減っていく。途中、播磨新宮駅にて二両編成から短編成の汽車に乗りかえ作用駅へ着いた時にはほぼガラガラになっていた。
ここで時刻表を見間違えていて、乗り継ぎがうまくいかないことが発覚。仕方がないのできっぷを買って佐用から智頭急行の特急で智頭まで行ってリカバリする事に。待ち時間は撮り鉄。JRや智頭急行の気動車にスーパーはくとや私の乗ったスーパーいなばを撮って時間を潰す。待ち時間にいい暇つぶしができた。
佐用駅にて 智頭急行とJRの気動車
特急乗車時間は20分ほど。あっという間に智頭だ。智頭にて下車し、駅に自転車やテントを置いて重要文化財に登録されている旧家石谷家へ向かう。歩いて駅から10分也。
石谷家住宅前にて
門をくぐり母家に入る際に入場料を払う。まず広い土間があり、靴を脱いで母屋に上がる。一通り歩いてみたが屋敷の広さにびっくり。特に庭が広い!池に滝、石塔に手入れの行き届いた植木などちょうど冬に向けて植木に雪囲いをしていた。例年だと12月中旬、下旬位から雪が降るそうだ。
10年前まで人が住んでいたので風呂場に自動湯沸かし器が着いていたりするのはご愛敬だが、この地方の旧家が見学できるのは興味深い。
蔵にはなぜか土器の展示が 旧家とは言えこの時代から続いているんじゃないだろうに・・・
母屋の他に蔵がギャラリーになっていてもろもろの展示がある。智頭杉やこの辺りの写真の展示はありだと思ったが、土器の展示は時代背景が違うから止めた方がいいんじゃないのと思った。
これも杉玉の一種?
屋敷の前の古い消防団のやぐらや各家の軒先にぶら下がっている杉玉の写真を撮りながら駅へ戻る。
杉玉は酒蔵で新酒ができたことを知らせるもんだと思っていたのだが智頭ではそういう使い方はしていないようだった。
智頭駅前のスーパーで弁当を買い昼食。この街は観光地のはずなのにあんまり飯屋を見なかったな。
群家駅前にある神ウサギ
智頭から群家へ。群家には若桜まで走っている若桜鉄道に乗りにきた。ただ次の若桜行きが一時間後なのでまた撮り鉄。撮影スポットがわからないので再びホームから。光も中途半端で良く撮れても普通の編成写真、形式写真にしかならないのは残念だ。
若桜鉄道の気動車
そしてようやく若桜鉄道。乗車前にホームで汽車を待っていた車掌さんから一日乗車券を購入。この乗車券には若桜鉄道の歴史や写真が印刷された切符入れが付いていてしかも普通に往復料金を払うよりも安い。
若桜鉄道の駅にはゆるい雰囲気の人形が置かれていたり、木造の趣のある駅舎があったりして色々楽しい。途中下車したいなぁと思ったが次の列車が一時間以上後になってしまい時間的に厳しいので断念。
若桜鉄道の駅にあったゆるい雰囲気の人形
終点に停車し一両増設して二連にして折り返し。若桜での滞在時間わずか六、七分。撮り鉄するならやっぱり車が便利なのかな・・・
増設された車両がおんぼろでシートに穴が空いていたのは泣けた。経営が厳しいというのは調べて知っていたのだが存続できるように頑張って欲しいものだ。
車内の様子
途中、八頭高校前駅で高校生が大量に乗車。この辺の女子高生はスカート長い。ひざ下丈どころじゃなくてスネの真ん中くらいまでのスカートだった。ストッキングの上から短いソックスのスタイルは流行りなのだろうか。東京の高校生と違っていて面白いですわ。
若桜鉄道の車両でそのまま鳥取まで。一一年ぶりの訪問。あまり記憶がないのだが歩けば色々思い出すかもしれないな。
既に日が暮れ始めていたが駅から数キロの所にある重要文化財の神社へ。日没前には着いたけれどもう暗くなっていて写真はぶれぶれでした。この神社の周りはいろいろ整備されているようだが、神域の森を切って開発するのは雰囲気が損なわれるので旅人としてはあんまり賛成できん。こういう歴史のある神社は鬱蒼と茂った参道と共にあって欲しいものだ。
神社の近くにある公園
鳥取駅前の一部の道路では警備員が立って自転車を車道の端のレーンに作った自転車専用道路に誘導している。鳥取は進んでいるなと思って警備員に聞いたらまだ実験中で12月中旬には終わってしまうそうだ。評判が悪いので実験期間で終わってしまう可能性が高いらしい。
自転車専用レーン
夕食は海鮮丼を飲み屋にて。かなりしょっぱかったのが残念。その後、野宿する公園の目星をつけてマックで充電と思ったらこのマックにはコンセントがない・・・
昨日、今日とかなり撮ったのでデジカメの予備電池を使い切ってしまった。なので今夜充電できないと写真が撮れなくなってしまう可能性が。それは避けようと今夜は宿に泊まる事にした。マックでインターネットに接続して宿を予約。予定では三日目なら宿に泊まるのもありかと思っていたがちょっと早いかな。
宿は駅から十分ほどのビジネスホテル。部屋は狭いが仕方ないか。
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