ツアーで世界遺産のホアルー・タムコックへ(2018年3月4日)   

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2018/06/07

ツアーで世界遺産のホアルー・タムコックへ(2018年3月4日)

六時半に隣の男の目覚ましで目覚める。そいつは目覚ましを止めてまた寝ていた。一五分後くらいにそいつの枕元に男が来て、サパ行きのバスは六時半だ何で来ないんだと話しかけていた。するとそいつは言い訳をした後にさっと飛び起きていなくなった。忙しないな。結局二度寝はできずにそのまま起きることに。


迎えに来たツアーバスに乗り込む

ツアーバスが宿に迎えに来るのは八時過ぎ。朝食が七時半からなのでそれに合わせて一階に降りる。朝食はお湯にインスタントの麺を浮かべその上に目玉焼きを載せただけの簡単なもの。宿代安いから朝食が付いているだけでも儲けもんだな。

ツアーバスは一〇分ほどでやってきた。市内のホテルで客をピックアップして南のニンビンに向かう。途中、大通り沿いの大きな土産物屋で休憩。入口で下車し、バスが移動してしまったので似たようなバスが何台も停まっていてツアー客みんながどれだかわからなくなって出発が遅れたという残念な休憩に。

休憩所では障がい者が刺繍をしていた
休憩所では障がい者が刺繍をしていた


ハノイを出発して三時間弱で古都ホアルーに到着する。ここは一〇世紀にベトナムを支配したディン朝の王都だったそうだ。東側に川が流れ、そこにかかる橋を渡り、ベトナムの国旗が掲げられた立派な石造りの門をくぐると敷地に入る。

古都ホアルーの入口の門
古都ホアルーの入口の門

二人の皇帝の廟があり、ガイドに連れられ順番に見ていく。木造の廟はあまり大きくないが柱や欄間などの内部の彫刻は丁寧に造られていた。それ以外はほぼ復元はされておらず野原。人に勧めるかというと微妙かな。

皇帝の廟
皇帝の廟

二時間弱の滞在後、渋滞するチャンアンの前を通過して昼食のビュッフェ形式のレストランへ。ここでは一時間弱の食事時間。色々な種類の食べ物が選べて満足。少し食べすぎた。ベトナムご飯おいしいわ。ツアーに参加していた日本人大学生と相席。まだ一年生らしいからいっぱい旅ができて羨ましいわ。バンコクからカンボジアを経由してベトナムに来たらしい。この後ラオスに行ってバンコクから帰るとか。どこも一五年以上前に訪問した場所で懐かしい。

昼食のレストラン
昼食のレストラン

タムコックでは鉄製の小舟で川を往復した。バスを降りて少し歩くとチケット売り場がありその近くにオレンジ色のライフベストが並べられている。いくつか手に取ってみるがプラスチックの留め具がどれも壊れていておおらかな途上国の品質を感じた。ガイドが料金を払い、船頭に声をかけて二人一組になったツアー客の分の船を手配。乗船時、揺れるがスタートしたら穏やかなものだ。

タムコック船下りのスタート&ゴール地点
タムコック船下りのスタート&ゴール地点

周辺には同じ型の船が多く浮かんでいて、奥へ向かう船、戻ってくる船がすれ違う。一眼レフカメラを構えた女性が乗る船があり写真一枚一ドルと営業をかけて来るがいらないよと断る。

左右はハロン湾のように背の高い岩山がポツポツと立っている。ベトナムの自然遺産は他にホンニャケーバンがあるがあそこも似たような岩山が立っているところだった。ベトナム北部の自然遺産はどこも似た感じだな。ちなみに中国南部の桂林や雲南のカルスト地形も世界遺産になっているが写真を見るとどこも似ている。近いから大地の生成の歴史もほぼ同じなのだろうな。

器用に足でオールを漕いでいる
器用に足でオールを漕いでいる

船頭たちはオールを手で漕ぐのではなく足で押して回している。女性も股を開いて、はしたない格好になっているがここではそれが普通のようだ。何回か船に乗ったまま洞窟を抜けて、全ての船が同じ場所で折り返す。折り返し地点には食べ物やジュースを載せた小船が数艘いて、買ってけー、船頭にチップとしてジュース買えーと声をかけて来る。

途中、いくつか洞窟を抜けて進む
途中、いくつか洞窟を抜けて進む

同じルートを戻って出発地点に戻る。ボートに乗っているのは一時間強だった。途中、のどか過ぎて眠くなった。天気が良かったので日差しが強烈。帽子や日傘など準備していくのがオススメだ。

次は自転車で近辺を回る。ブレーキやタイヤなど整備されているが、ハンドルのゴムがすっぽり抜けるので危ない。日本の自転車はペダルを前に押し込むように漕ぐが、ここで借りた自転車は前というより後ろに重心があるようでかなり違和感がある。サドルの取り付け位置が前すぎるんじゃないのか。

自転車ツアーの様子
自転車ツアーの様子

ツアーでは自転車あり、なしが選べて数万ドン値段が変わるのだが自転車でどこへ行くでもなく一五分ほどその辺を走って終了。一体何が楽しかったのだろうか?自転車は無しで良かったと思う。

一六時前にタムコックを出発しハノイへ向かう。白人の老夫婦が二人参加していたのだがホアルーでは廟に行かず、タムコックではボートに乗らず一体何のために参加したのか不明。帰りのバスにはいなかったので単に移動手段として使ったのかな。勿体無い使い方だ。

往路で立ち寄った土産物屋で休憩し、ハノイへ向かう。渋滞はほとんど発生しておらず旧市街には一九時前には到着した。宿まで送ってくれるようだが散策したかったので、ちょうどミサで外まで人が溢れているカテドラルの近くで降ろしてもらった。

ミサで人が外に溢れたカテドラル
ミサで人が外に溢れたカテドラル

人の溢れるカテドラルを後にしてホアンキエム湖へ向かう。湖の周辺は昨日と変わらず歩行者天国になっていて賑わっていた。記念品を買おうと雑貨や土産、服、食べ物などの露店が並んでいる通りを歩いて回る。

カタカタうるさいアイス屋
カタカタうるさいアイス屋

カタカタカタカタ所々で音がして人が集まっているので何だろうと行ってみると、金属の冷却された台の上にドロッとしたアイスの素の上で生フルーツを金属のヘラで潰して、広く伸ばして最後に丸めてアイスにする露店だった。マンゴーを頼んでみたがアイスもマンゴーの味もあまり強くなく印象に残らない味だった。

日曜だからかホアンキエム湖周辺の賑わいはかなりのものだ
日曜だからかホアンキエム湖周辺の賑わいはかなりのものだ

ホイアンでよく見るひょうきんな顔を描いた小さいざる、ベトナムっぽい絵の描かれた木箱を買い、その他買い食いをして最後にスタバのパクリのベトナミーズコーヒー柄のTシャツを買おうとしたら金が足りない。残金に余裕があるからと節操なく使い過ぎたか。マンゴーのアイスを食わなければ買えたのに。残念。。。空港へ向かうバス代はギリギリ残っていたので追加で両替は不要だった。

昨日よりも賑わう飲み屋街を通って宿へ戻る。明日の早朝空港に向かわねば。

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