芝桜の咲く秩父へ(2017年5月3日)   

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2018/06/20

芝桜の咲く秩父へ(2017年5月3日)

今年の二月末に足の指にちょっとした手術をしたため、大事を取って久しぶりにゴールデンウィークを国内で過ごすことにした。大事を取っているのだから近場で過ごす方が良いだろうと幾つか候補を考える。(大事を取っている割には四月下旬に沖縄に行ったんだけどね)

今の時期は花が見頃を迎える所が多い。富士や秩父の芝桜。あしかがフラワーパークの藤。ひたち海浜公園のネモフィラがすぐに頭に浮かんだ。ひたち海浜公園のネモフィラは以前見たことがある。藤は亀戸天神でいいか。芝桜なら近い秩父だな。

仕事帰りに金券ショップに寄って西武鉄道の株主優待券を二枚購入。期限が今月末までだからか一枚四五〇円で入手できた。ICカードで池袋から西武秩父までは片道七七二円なので中々コスパが良い。

快速急行がホームに入線してくる
快速急行がホームに入線してくる

そして当日の朝、八時五分発の快速急行に座れるように出発の三〇分前に池袋駅に到着するように早起きして移動。実際には二五分ほど前になったのだが乗車口には七〜一〇人程度の列ができていた。この列車は秩父鉄道の三峰口や長瀞まで直通で行けるため人気があるそうだ。乗車口は前と後の二か所。乗車時間が近付くと人がどんどん増えてくる。私の並んでいたのはすぐ後ろに階段がある乗車口だったので右に曲がって並んでいたのだが反対方向に並び始めるアホな奴らがいてどんどん混沌とした状態に。定刻の数分前に列車が入線。ドアが開くと場所取りになるが比較的前方にいたので余裕で座席を確保できた。

シート配置は四人掛けのボックスシートが殆どでドアの近くに二人掛けのベンチシートもある。一人なのでベンチシートを選択。列車の前と後ろで終点が変わるため西武秩父の一駅手前の横瀬駅より先に行く場合は乗る車両に注意が必要だ。芝桜で有名な羊山公園に行くのであれば横瀬駅から歩けるのでどこに乗っても問題ない。

池袋駅から進むにつれどんどん人が増えてくる。目の前に髭を剃った痕が青々とした太った男が立ち、独り言をブツブツ言っている。何度も足にぶつかってくるので何だと思ったがちょっと頭がおかしい人のようだ。早起きで眠かったので気づいたら眠っていた。

飯能から進行方向が変わり、乗客がどんどん増えてくる。同じ車内から赤ん坊がギャーギャー泣き叫ぶ声が聞こえてくる。横瀬駅で下車するまで長いこと泣き続けていた。

混雑している横瀬駅構内
混雑している横瀬駅構内

横瀬駅でかなりの乗客が下車してホームは満員になる。この編成、アニメでやってた『あの花』のラッピング車両だったんだな。ホームの前方で流れが止まっていたので何だと思ったら改札へ行くのに線路を渡る必要があり、乗って来た列車が行くまで踏切の遮断機が降りて先に進めないのか。列車が走り去ると人が流れ始める。

駅前は何もないが、芝桜が見頃を迎えているため係員が立ってパンフレットを配り、羊山公園に行くには線路を潜る地下道を使って下さいと声をかけている。駅から羊山公園までは立て看板があり迷わずに到着できる。順路の中にチケット売場があり三〇〇円で入場券を購入可能だ。そこからもう少し歩いて坂を上ると芝桜の丘に到着する。

芝桜の咲く羊山公園
芝桜の咲く羊山公園

時間は一〇時過ぎ。既に入場者は多い。東西が斜面になっていて南北に丘を走る道が最も低い場所になっている。斜面の上にはベンチが置かれていて休んでいる人がいる。レジャーシートを敷いてピクニックをしている人もいる。斜面一面芝桜が咲いているが最盛期は過ぎているのか、所々土が見えていて残念な感じ。年によって違うかもしれないが四月下旬に訪問した方が良いのかなぁ。

比較的、芝桜のボリュームの残る斜面をアップで
比較的、芝桜のボリュームの残る斜面をアップで

芝桜に近づいて
芝桜に近づいて

一時間半弱、芝桜の丘に滞在し、もういいなと西武秩父駅方面へ向かう。出口付近に秩父市のイメージキャラクターの黄色い体のポテくまくんの着ぐるみが愛敬を振りまいていた。頭がヅラっぽいけど結構かわいいんじゃないかコイツ。

秩父市イメージキャラクターポテくまくん
秩父市イメージキャラクターポテくまくん

会場を出ると屋台が出ていて地元の名産品や食事を販売している。小腹が空いたのでイノシシの剥製が置いてあった屋台でイノシシ汁を食す。イノシシ肉少ない。。。臭みもなく普通。割高だったし、これなら街で豚汁食えば良かったんじゃないだろうか。

芝桜の丘を出ると屋台がずらっと並んでいる
芝桜の丘を出ると屋台がずらっと並んでいる

丘を下ると住宅街に出る。それを抜けると西武秩父駅だ。秩父鉄道のSLがもうすぐ通過するので御花畑駅方面へ行ってみることに。事前に秩父鉄道の撮影ポイントは調べてあったが秩父市街には有名な撮影スポットなし。駅の近くは既にSLを待っている人がいて少し離れた所で待つことに。普通列車が通り過ぎた後に少し遅れてSLがやってくる。秩父駅から御花畑駅は平坦な道なので煙は吐かずゆっくりと目の前を通り過ぎる。線路沿いは建物が多くて見通せないので写真撮影は難しいな。客車に乗っている子供たちが沿道に手を振っている。SL乗車は良い思い出になるだろう。

御花畑駅へ向かう秩父鉄道のSL
御花畑駅へ向かう秩父鉄道のSL

発車するSLを見ようと移動。線路沿いには人が多く線路から少し離れた場所から見送る。機関士がサービスしてくれているのか煙をかなり吐きながら走り去って行った。

SLは発車時に煙を上げた
SLは発車時に煙を上げた

西武秩父駅の周辺は以前来た時はごちゃごちゃした商店街のようになっていた記憶があるのだがだいぶ綺麗になっていた。今回の秩父滞在は約二時間半。再び普通列車で東京へ向けて出発した。

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