面白いなと思ったのが物語の序盤、ジオン軍が地球で勢力を維持していた際にジャブローとオデッサが物語の舞台になっていること。
中立都市として描かれていたクスコ
ジャブローは架空の要塞なので実在はしないが場所はエンジェルフォールで有名なベネズエラのギアナ高地の地下。ランバラルのグフとガンダムが最初に戦ったのがアメリカのカリフォルニア、ランバラルが戦死したのがペルーのリマ近郊、ナスカの地上絵の上をホワイトベースが飛び、リュウやマチルダさんが戦死したのはマチュピチュ近郊、インカ帝国の首都だったクスコは中立都市として登場し四〇代五〇代の男性なら真似したことがあるジェットストリームアタックで有名な黒い三連星がアムロと会っている。
ホワイトベースが上空を飛んだカッパドキア
オデッサは黒海沿岸にあるウクライナの都市。ここにジオンの基地がありギャンに乗っていたマクベがいて、ホワイトベースはアイルランドからヨーロッパとアフリカを分けるジブラルタル海峡と転戦し、カッパドキア上空を飛んでイラン国境の近くのヴァンで黒い三連星を撃破した。
このうち訪問したことがあるのはカリフォルニア、リマ、ナスカ、クスコ、マチュピチュ、カッパドキア程度なのだが作中に登場したナスカ、クスコ、カッパドキアは写真を基に描かれているのか、実際に作者が訪れたのかはわからないが私の記憶の通りだった。
作中で描かれていたナスカの地上絵
この他、シャアとセイラが地球で身を隠していたのは北アフリカ、シャアとララアが出会ったのはアマゾン観光の拠点ブラジルのマナウス、ジオンがジャブロー破壊のために地球に落としたコロニーが分裂した三つの破片はオーストラリアのシドニー、モンゴル方面にあるロシアのバイカル湖、カナダ南西部に落ち、連邦軍が大敗を喫したルウム戦後の和平交渉は南極大陸に造られた都市が舞台になっていた。
地球の限られた範囲しか使われていないがまだまだ行っていない場所が沢山あるもんだ。
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