メーデーにサンホセからマヌエルアントニオ国立公園へ(2018年5月1日)   

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2018/08/13

メーデーにサンホセからマヌエルアントニオ国立公園へ(2018年5月1日)

コスタリカに来たら国立公園でトレッキングをしてネイチャーな感じを出さな、あかんやろということで色々調べて、パナマ国境に近いパルマルにも抜けられそうなマヌエルアントニオ国立公園へ向かうことにした。

九時過ぎに宿をチェックアウト。国立博物館まで二キロ強。どのバスで行けるか聞いたら歩いて五分で行けると言われる。五分で二キロを歩けるわけがないだろう。説明するのが面倒なのか。これ以上聞いても無駄と出発する。

メーデーのために集められたトラック
メーデーのために集められたトラック

大通りを歩いていたら警官が沢山いて道路を通行止めにしている。更に歩くと通行止めになっている道に旗を付けたトラックの集団がいる。これは何の集団か聞いたら労働組合らしい。そうか今日は五月一日でメーデーか。

朝のサンホセも涼しく過ごしやすい。セントロには一部を除き歴史を感じるような建物はない。所々に一〇階より高い高層ビルを見かける。道の両脇にはレストランや商店が並び、路上には露天商が出ている。綺麗ではないが汚くもない良くある街並みといったところか。

サンホセの国立劇場
サンホセの国立劇場

国立劇場の前を通り、数ブロック歩いて国立博物館へ。旧陸軍の駐屯所だったそうで建物に弾痕が残っていた。入口から入ると建物の前に男がいて今日はメーデーだから入れないと言う。何じゃそりゃと思ったが大人しく引き下がる。ここには世界遺産のディキス地方の石球が置かれているので見たかったのだが。メーデーのせいで入場制限がかかるのは良くあることだが旅行者に影響及ぼすのはホントに勘弁して欲しいわ。

一〇時過ぎに国立劇場から南に一キロ弱歩いた場所にあるTRACOPA社のオフィスに到着する。次のマヌエルアントニオ行きは一〇時半だったがメーデーのパレードを見てからにしようと一二時のバスチケットを買う。

メーデーのパレード
メーデーのパレード

国立劇場近くまで戻るとパレードが始まっていた。最初に横断幕を持った人が並んで歩いてその後に旗や楽器を持った人が続く。お揃いのTシャツやポロシャツを着ている集団もありバラバラの格好をしている集団もある。大きなグループだとトラックの上にスピーカーを載せ、一人がマイクで自分たちの主張をけたたましくまくし立てている。一部サンバのような格好をして踊っている集団や楽団も行列に参加していた。

一時間ほど見物してバス会社へ戻る。デジタルでサンホセーマヌエルアントニオと表示した黄緑色のバスの前に列ができていた。バスは時間通りに発車する。

サンホセ市内から高速道路に入り、バスは西へ向かう。途中、南へ向かう分岐があるのでようやく南下を始める。サンホセから南に進めれば早いのだが道がないのでぐるっと回って向かう必要がある。一時間ほど走ったら一五分の休憩。数時間しか走らなくてもコスタリカのバスは休憩を入れるな。法律で決められているのだろうか?休憩所は標高が低いのだろう湿気のある嫌な暑さだ。

ケポスのバスターミナル
ケポスのバスターミナル

出発してから二時間ほどで海が見える道へ。少し走ると海はまた見えなくなってしまった。マヌエルアントニオへの拠点になるケポスのバスターミナルへ到着したのは一五時だった。

まずは宿探し。Booking.comでドミトリが八ドルだったPassifloras Hostelへ。縦にも横にも大きい女性が受付に座っていて一泊九ドルという。サイトで八ドルだったと告げると税金など加算されて九ドルらしい。部屋を見せてくれと言うとスマホで写真を見せてくれる。実際の部屋を見せて欲しいというと写真のままだよと嫌そうに大きな体を動かしながら部屋を見せてくれた。一階はレセプションとオーナーの居住スペースで二階がゲスト用のスペースになっている。簡易キッチンはあるがトースターに電子レンジと湯沸かし器程度しかないので料理はできない。木製の二段ベッドが四つある八人用ドミトリはファンが回っていても蒸してかなり暑い。シャワーやトイレはドミトリの外にある。シャワーは水のみだが暑いので問題ない。受付時間が一五時から一九時半と短いのが残念かな。

ケポスの町にはスーパーやレストランがいくつもある。値段はサンホセより少し高い。すぐ南側には山がありマヌエルアントニオに向かうにはこの山を越える必要がある。

バスから見えたCentury21の看板。ケポスでオフィスを見かけた
バスから見えたCentury21の看板。ケポスでオフィスを見かけた

バスターミナルからマヌエルアントニオ行きバスが出ている。ケポスを出発してゆっくりと山道を進み二〇分程度でマヌエルアントニオに到着する。途中、日本と同じ配色のCentury21の看板を発見。コスタリカでも土地転がししているのか。

マヌエルアントニオの土産物屋。ナマケモノがうぃっしゅ!
マヌエルアントニオの土産物屋。ナマケモノがうぃっしゅ!(指違うけど)

公園の入口まで行ってみたが既に門は閉まっていた。七時から一六時が開門時間のようだ。公園入口周辺にはホテルや小規模なスーパー、土産物屋が並んでいる。土産物屋の軒先にはナマケモノの人形がぶら下がっている。この公園ではナマケモノが良く観察できるそうだ。

マヌエルアントニオ公園の周辺にはホテル、レストラン、大きめの個人商店、土産物屋などが多くありこちらに泊まっても良さそうだ。

マヌエルアントニオの海岸
マヌエルアントニオの海岸

日暮れ時の海岸を散策する。波が高くサーファーがボードに乗ってプカプカ浮いている。海岸で甲羅干しする人、仲間と海に入ってはしゃぐ人、水際でサッカーをする人などそれぞれだ。人気のある海岸はどこに行ってもリア充ばかり。

太陽が傾き、光の色が濃くなってくる。太陽の光はまだ眩しいが、時間が経つにつれ光が弱くなっていく。この日はあまり綺麗な夕焼けではなかったが海岸を歩きながら眺めていた。

輸送機っぽい飛行機が置かれているレストラン
輸送機っぽい飛行機が置かれているレストラン

ホテルの中を突っ切りバス通りへ。バス通りは長い上りが続くのでしんどい。夕景を売りにしているレストランもあるようだ。森の中に張られたワイヤーに沿って動くターザンのようなアトラクションを見かけた。元空軍の輸送機だろうか丸っこい飛行機が屋根の下にあるレストランもある。森に囲まれてはいるがいかにも観光地という趣。

腹の調子があまり良くないので晩飯はスーパーで買ったバナナ。一本あたり五〇コロンと財布にも優しい。

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