コール・ルーリのサムフラム遺跡
サムフラムは世界遺産 乳香の土地に登録されている遺跡。イスラムより前の時代、紀元前三世紀から紀元後五世紀まで乳香貿易の拠点として栄えたとされる。
タカ経由マルバート行きのミニバスに乗って途中下車して歩けると某有名日本語ガイドブックにはあるがタカ方面にはミニガスは走っていないそうだ。ミニバス乗り場と宿の受付の二ヶ所で同じことを言っていた。
右下のピンが乗合タクシー乗り場、左上のピンはミニバス乗り場
タクシー乗り場はHSBCではなくスーパーマーケットの裏側にある。参考までにミニバス乗り場はスーパーマーケットを背にして二ブロックほど歩いた右側、A'Salam Street沿いにあった。
利用したタクシー
タクシー乗り場には料金表の看板がありコール・ルーリへは片道一一、往復一五リアルの記載がある。タカ方面への待ち人が少ないようなのでコール・ルーリまで往復、現地で一時間待つという約束で一〇リアルで英語のほとんどできない頭に茶色い布を巻いた黒髭のタクシー運転手と交渉成立。英語が通じないので止めようと思ったが英語のできる人が通訳してくれた。
タカまでの乗客一人を乗せ出発。ハンドルに三菱のマークがあるこの車は速度が一二〇キロを越えるとキンコンキンコン鳴るようになっていて懐かしさを感じさせる。町を出ると荒野が広がりラクダの姿が見える。道路脇にはラクダに注意の看板。ラクダはでかいから、ぶつかったら大事故だろうな。
サムフラム遺跡手前にある料金ゲート
ガソリンスタンドで給油するなど道草を食ったが四五分でサムフラム遺跡に到着する。遺跡の手前にゲートがあり車の通行代として二リアル徴収された。
サムフラム遺跡近くにある博物館の展示
ラクダがふらふら歩いている(回転できてないけど雰囲気はわかるはず)
遺跡の他、出土品を展示する小さな博物館があり徒歩で五分弱離れている。周辺にはラクダが多くどこを見ているかわからないとぼけた顔でふらふら歩いている。
戻る途中のアル・バリード遺跡の前で下ろしてもらってタクシーとはさようなら。追加で飯代を二リアル寄越せと復路ずっと言っていたが約束の一〇リアルだけ払った。ドライバーはかなり不満そうに走り去った。
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