オールドドバイ散策   

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2019/01/26

オールドドバイ散策

一から一〇ディルハムショップの外観
一から一〇ディルハムショップの外観

ドバイ滞在の最終日にオールドドバイの散策をすることに。地下鉄グリーンラインのバニヤス・スクエア駅の一番出口から西へ歩き始める。途中、一から一〇ディルハムショップなるものがあったので立ち寄ると一部の土産品がスークで買うより安い。まだ出発したばかりなのに小物を二つ買ってしまった。

ディラ・スーク
ディラ・スーク

三つだけホームのあるアル・サブハ・バスステーションに隣接しているのはディラ・スークだ。この市場は衣料品店が軒を並べている。歩く人は少なく観光客向けというよりは地元民向けのスークだな。

ゴールド・スークは賑わっていた
ゴールド・スークは賑わっていた

歩いてすぐ近くのゴールド・スークへ。ここは貴金属店が軒を並べている。ショーウィンドウには金や銀の煌びやかな装身具が飾られていて観光客らしき人々で賑わっている。他のイスラム諸国からの旅人だろうかドバイでは少ない黒ずくめの女性の集団が何組か歩いていた。ここの目玉スポットは大きな宝石がはめられている巨大なゴールドリングだろうか。観光客がガラス越しに一緒に写真を撮ろうとちょっとした列ができていた。

近くにあるドバイの伝統的住宅を再現しているというヘリテージハウスという博物館を訪問したところ正面入り口が閉まっている。裏口が開いていたので入ってみると工事中らしく入ってくるなと言われてしまった。諦めてディラ・オールド・スークへ向かう。

ディラ・オールド・スークのカラフルなスパイスを売る店
ディラ・オールド・スークのカラフルなスパイスを売る店

ディラ・オールド・スークは土産物屋やスパイスを売る店が多い。このスークの売り子は日本人を舐めているようで片言の日本語で話しかけてきて強引に腕や手をつかんで来やがる。立ち去ると、なんでやねんと言われるが、ホントお前が何やねん。一人二人ならまぁ許せるが歩く先、歩く先そういう奴等が多くてだんだんイライラしてくる。ちなみにここの土産物屋は市価よりも高く売っているので安く買いたければここで買わない方が良い。

ディラ・オールド・スークの運河沿いには船着場があり、アブラと呼ばれる二〇数人乗りの小さい船で運行している渡し船が対岸のドバイ・オールド・スークとの間を繋いでいる。渡し船は人数が集まってからの発着で出発前に船頭が料金(五ディルハム)を徴収に来てそれから出発する。

渡し船乗船中
渡し船乗船中

他の渡し船と何回かすれ違う。水上から見る町もなかなか乙なものだ。五分ほどで対岸に到着する。

対岸にはドバイ・オールド・スークがあり品揃えはディラ・オールド・スークと似たようなもの。しつこさ&慣れなれしさも同じ。ホントムカつく奴らだ。

ドバイ・オールド・スークにあったマネキン。顔が書いてある
ドバイ・オールド・スークにあったマネキン。顔が書いてある

写真を撮っていたら頭に赤と白の布を巻いてくる奴がいて、写真を撮ったら外そうと思って写真を撮り続けていたら布を留める黒い輪までかけられてしまった。どうやら布を売っている男の様で俺はもうスカーフは買ったからもう買わねえぞと言ったのだが、無料でいい、服も着せてやるからアラブ人の恰好していけというので店内へ。

仕方なく白い服を着てカメラを渡して数枚写真を撮ってもらう。その後、男がカシミヤ製だとスカーフを出してきて三枚選べというので俺は買わないぞと言いながら適当に三枚選ぶ。男は電卓を出して一枚四〇〇×三枚で一二〇〇ディルハム(約三六〇〇〇円)と言ってきた。だから俺は買わないと言ってるだろうと話したら一枚一五〇×三で四五〇ディルハム(約一三五〇〇円)になった。相手にするのも馬鹿馬鹿しいなと思ったが昨日シャルジャでカシミヤのスカーフが一枚四〇ディルハムだったと言うと、じゃあ四〇で良いから買っていけだって。何だこのふざけた野郎は。頭の布と服を脱いで彼に返してさようなら。このスークは雰囲気悪いので気の弱い人は立ち寄らない方がいいかも。

ドバイ博物館の入口
ドバイ博物館の入口

スークを抜けると茶色い壁と丸い塔のある要塞跡が見える。ドバイ博物館だ。この博物館は最初、入った時は狭いのかなと思っていたが、地下もありかなり広い。地上には百数十年前の家を再現した展示がある。今は近代的なビルが立ち並ぶドバイだがその当時は木や葉っぱで造られた風通しの良い家に住んでいたのだな。

地下にはドバイの発展の歴史、蝋人形を配置した昔の町の再現、砂漠での生活、ドバイ周辺の遺跡からの出土品などなどが展示されていた。見応えがあるのでそれなりに時間は余裕を見た方が良いと思う。

建物の完成度の高いシーフ・ヘリテージ・スークは人通りが少ない
建物の完成度の高いシーフ・ヘリテージ・スークは人通りが少ない

ドバイ博物館のすぐ近くに古い町並みが再現されているアル・ファヒディ歴史地区があり、その先にこれまた古い町並みを再現したシーフ・ヘリテージ・スークがある。シーフ・ヘリテージ・スークはあまりに人が少なすぎて大丈夫なのかなと心配になった。


アブラ乗船中の様子

運河沿いを歩いて売り子がうざいドバイ・オールド・スークまで戻り、再び渡し船でバニヤス・スクエアに戻った。

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