上のピンがITTAGトランスポーテーションのオフィス、左下がCODAラインのオフィス
ITTAGトランスポーテーションとCODAラインの二社がバギオからバナウェに行く車を運行していた。(他にもオハヤミトランスが運行しているようだがオフィスが見つからなかった)
ITTAGトランスポーテーションのオフィス
ITTAGトランスポーテーションはワンボックスが満席になったら発車で、バナウェまでは六時間で三八〇ペソとのこと。出発は朝から午後の遅い時間まで。バギオを散策したかったので夜行の方が良いと使うのを止めた。
CODAラインのオフィス
バーンハム公園の北西に隣接した通り沿いにCODAラインの狭いオフィスがある。カウンターに行くとバナウェ行きは二一時半発で四一五ペソとのこと。ここで金を払うと手書きで日付と出発時間と予約番号が書かれた紙がもらえる。
発車の一時間前にCODAラインのオフィスへ戻る。あまり大きいバス会社では無いようで敷地は狭く、待合室はなくベンチが二つ三つ置いてあるだけだ。バスが一台出発し、敷地内にはワンボックスが二台あるだけだ。金を払ったときに受け取った紙をちょびひげの男が回収に来たので渡す。
オフィスから離れた場所にバナウェ行のワンボックスが停まっていた
二一時になると売店が閉まり更に寂しくなる。一部の人がワンボックスに乗車を始めたので私も行ってみるがバナウェ行きは他の車らしい。バナウェ行きはこっちだ付いてこいといわれバス会社を出て二〇〇メートルほど歩くとワンボックスが二台。乗客を二人ずつ乗せて出発する。
がらがらの車内を広く使えるのは嬉しいが前方の席をもう一人に取られてしまったため後方席に陣取る。バナウェまでの道はくねくね曲がった山道で所々に土砂崩れの跡がある。片側車線の半分が崩落している道もあった。眠ろうとしたが揺れが半端ないので横になっても座っていてもずり落ちそうになる。結局腕を突っ張って手を尻の横に置き、足を伸ばして前の座席に当てることでずり落ちないようにして何とか眠れた。
山道の中にある休憩所
こんなに人気のない悪い道でも不思議なもので夜間営業している休憩所があり、何度か停車する。休憩所の明かりは最低限で暗い。
日付が変わり乗り換えだと言われて別のワンボックスを乗り換える。三台のワンボックスの乗客を一台に集めるようだ。乗り換えるとちょうど満席。狭くなったが揺れはましになった。
バナウェには夜中に到着
バナウェには三時半に到着。バギオから予定通り六時間で到着した。街灯のおかげで明るいが誰もおらず気味が悪い。時折歩行者を見るがこちらを一瞥して立ち去っていく。ワンボックスは何台か通り過ぎていった。予定通りとはいえ変な時間に到着したものだ。さて、どうするか。
0 件のコメント:
コメントを投稿
質問、感想、気付いた点などあればコメント宜しくお願いします。