バナウェメインビューポイントへ   

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2019/02/11

バナウェメインビューポイントへ

バナウェには夜中の三時半過ぎに到着。ひと気のない街中で待っているのも暇なので五キロ先にある棚田を見渡せるビューポイントへ歩くことにした。バナウェは窪地にありビューポイントまではずっと上り道。沿道には家があるが街灯はほぼ無くヘッドライトを付けて歩く。放し飼いの犬が多く、入れ替わり立ち替わり近付いてワンワンワンワン吠えてくる。目を合わさないようにして俺はおまえらに興味はない感を出し、ペースを守って歩き続ける。

バナウェメインビューポイントに到着!
空には星が良く見えた

空には天の川と満天の星が見える。肉眼で天の川が見えたのはヨルダンのワディラム砂漠以来だな。バナウェに来たら月が沈んだ後に少し町を外れて真っ暗なところで星を見るのをお勧めする。五時前に東の空が白み始めるとあんなに沢山あった星が消えてしまった。もう少し眺めていたかったのに。

バナウェメインビューポイントに到着!
バナウェメインビューポイントに到着!

夜が明けても犬にワンワンされるのは変わらず。だいぶ明るくなった六時前にバナウェメインビューポイントへ到着した。バナウェには幾つかビューポイントがあるがこの展望台の見晴らしが一番良いらしい。


バナウェメインビューポイントからの眺め

数百メートルの山の斜面に小さい段差が幾つもあり数百、数千という棚田が形作られているのがわかる。夜が明ける前に棚田の上に誰かがいるように見えたが服を着せた、かかしだったことに気付いた。土産物屋が併設されているが朝早いので閉店中。小学生くらいの娘が二人出たり入ったりを繰り返している。風が冷たい。

狭い下り階段がありこれがトレッキングルートだ
狭い下り階段がありこれがトレッキングルートだ

地図アプリを見るとバナウェの町に続くトレッキングルートがあるようなので行ってみることに。メインビューポイントの隣の建物から長い下りの階段が始まる。下りが終わると用水路の脇を歩いて、今度は上り。棚田のすぐ脇の畦道の道を通り抜けると集落に入る。

棚田に立てられたかかし
棚田に立てられたかかし

集落を通り抜けると再び下りになり川を渡るとかなり急な上りになる。上りきって少し歩くと土砂崩れがあり道が流されていて五メートルほどの太い竹とプラスチックの筒が針金で留められただけの橋がかけられていた。

がけ崩れがあり道が竹二本の橋になっていたので進むのを断念
がけ崩れがあり道が竹二本の橋になっていたので進むのを断念

渡ろうとしたが高さがあり落ちたら死ぬと思ったので諦めて来た道を戻ることにした。行きで一時間。帰りは少しショートカットできたので五〇分。棚田の脇を歩けたのは良いが結構疲れる&全体的に道が細くて道を外れるとすぐ崖があるトレッキングルートだった。あまりおすすめはしない。

稲穂の実る棚田
稲穂の実る棚田

メインビューポイントより数百メートル下った場所に出てバナウェに向けて再び歩き始める。行きは犬が律儀に入れ替わり立ち替わり吠えてきたのだが帰りはたまに吠えられる程度。夜が明けたらおとなしいもんだな。行きは暗くてわからなかったが谷側を見ると棚田が良く見える。あえてメインビューポイントまで行かなくても良かったかも。行きは暗くて気付かなかったが沿道にはバナウェメインビューポイントに似せた名前のビューポイントの看板がいくつも立てられている。間違って行っちゃう人もいるんだろうな。

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