ローマ観光(ヴェネツィア広場周辺からナボーナ広場まで)   

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2019/06/24

ローマ観光(ヴェネツィア広場周辺からナボーナ広場まで)

前回の記事では人の多さに負けてコロッセオに入場できず諦めて、フォロ・ロマーノからヴェネツィア広場方面へ立ち去るまでを書いた。(地図のAからDとEの間まで) この記事ではその続きからヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂、パンテオン、そしてナヴォーナ広場までを記載する。(DとEの間からGまで)



ローマ変態紳士の像ならぬローマ戦士の像
ローマ変態紳士の像ならぬローマ戦士の像

フォロ・ロマーノの横を通りカンピドーリオの丘の上り坂へ入る。少し上るとミケランジェロが手掛けたという広場に出る。広場の入口には馬を引いた全裸にマント姿の変態紳士ならぬローマ戦士の像が立っている。この恰好を冷静に見ると只の変態だよな。

階段を下りて、また上がって奇跡を起こすという聖幼な像のあるサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会へ。近くにあったのでたまたま立ち寄ったのだがローマの教会はレベルが高い。再び急な階段を下りてヴェネツィア広場に面するヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂へ到着する。

ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂の展望台から広場を望む
ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世記念堂の展望台から広場を望む

入口にて階段で座るなと声を上げる係員がいたがお構いなしに座る人もちらほら。記念堂の中に入って階段を上がると広いテラスに出る。ここからヴェネツィア広場や裏側に回ってコロッセオを眺めることができるが眺望はそれほどでもなかった。

フランシスコ・ザビエルの腕が安置されているジェズ教会内部
フランシスコ・ザビエルの腕が安置されているジェズ教会内部

ヴェネツィア広場を後にしてパンテオン方面へ。途中、日本に布教活動に来たフランシスコ・ザビエルの腕のミイラが安置されている教会に立ち寄るも、腕が見つけられず。インドのゴアで遺骸が安置されている教会に行ったことがあるからまあいいか。この教会の内部は荘厳な造り。

数多くの名画が飾られているサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会に立ち寄ったが、教会の手前四分の一くらいの場所に簡単な仕切りがあって立ち入りが制限されている。奥に入れず収蔵の絵画をほとんど見ることができなかった。一二時になると時間だからと追い出されてしまう。世知辛いな。

太い柱が連なるパンテオンの正面
太い柱が連なるパンテオンの正面

パンテオンは大きく威風堂々たる石造りの建物だ。正面には八本のしっかりとしたコリント式の柱が連なり立っている。元々はローマ時代の神々を祭る神殿だったが教会の所有物になり運よく破壊を免れた歴史を持つ。

天井がドームになっているパンテオン内部
天井がドームになっているパンテオン内部

内部は円形になっていて祭壇、絵画などが配置されている。天井はドーム型で頂上に丸い窓があり。その周りを四角い窪みが並んで模様を成している。正面には長椅子が置かれ休んでいる人が多くいた。私もここで休憩。朝早くからずっと動いていたので眠くなって気付いたら一〇分くらい意識が飛んだ。イカンイカン。


ナヴォーナ広場にある四大河の噴水。ベルニーニ作

パンテオンの近くにある噴水がいくつかあるナヴォーナ広場へ。噴水の縁に観光客らしき人々が隙間なく座っている。土産物の露店もありかなり賑わっている。ただ、あまり興味を惹かれるものがないので早々に立ち去り、近くのマックで昼食休憩をとることに。

有名観光地の近くにある店舗だけあり店内は大混雑。入口近くにあるタッチパネルで注文してクレジットカードで決済。ローマのマックは日本と比べると高いので一.四ユーロのマックチキンと一.五ユーロのマックカフェだけにした。受け取りカウンターでレシートに書かれた番号が表示されたら受け取って二階の席でさっさと食べて再出発。まだ一四時なのにだいぶ疲れたー。おっちゃんもう疲れたよ。

イタリアからブルガリアまでの旅行記 目次

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