コリント式の柱が並ぶ広場
ナヴォーナ広場からパンテオン方面へ戻り、トレビの泉へ向かう。途中、コリント式の柱がずらっと並ぶ場所があり、歴史を感じさせられる。細い道に歩行者がたくさん歩いていて一五分ほどで迷わず到着できた。
観光客が溢れてエライことになっているトレビの泉
トレビの泉は五階建てくらいの建物に囲まれた狭い一画にある。正面にはバロック様式の宮殿を模した彫刻があり、正面にはネプチューン像が立っていてその前には海馬と男性像が対になって置かれている。そしてその前方にはコインが多数沈んだ泉が水をたたえている。
トレビの泉に背を向けてコインを投げ入れると再びローマを訪問できるという伝説があるので狭い泉の周りには人が群がっている。泉の縁に座ってコインを投げる人々を眺めながらも私はコインを投げなかった。用事があれば機会を見て自分で再訪するし、そんなロマンティックな迷信には心惹かれないんで。そう、おいらは野暮な奴なんです。
街角の売店(タバッキオ) ローマの市内交通のチケットを買える
狭い路地を歩いてスペイン広場方面へ。途中、タバッキオ(日本でいうところのキオスクか)でこの後、地下鉄に乗る予定だったのでローマ市内の公共交通チケットを数枚購入。駅の自動販売機では釣りが出ないなどトラブルをよく聞くのでタバッキオを見かけたらチケットを買っておくと良い。
混雑がハンパないスペイン広場
トレビの泉から歩くこと一〇分でスペイン広場に到着だ。スペイン広場といえば映画ローマの休日でオードリーヘップバーンが階段でジェラートを食べたのが有名だが私はすっかり忘れていて何となくローマの休日で使われたんだっけという意識の低さ。この広場は低い場所に噴水があり、階段で上に登れるようになっているが辺り一面人ばかり。ローマって有名観光地だから有名どころはどこも人が多すぎて心が休まらんわ。
ピンチョの丘へ向かう途中、左手にサンピエトロ大聖堂が見える
階段を上がり、道なりに北西に歩くとピンチョの丘だ。途中、左手にはバチカンの大きなドームが特徴的なサンピエトロ大聖堂が見える。
ピンチョの丘は公園になっていてベンチが所々にあり、しばし休憩。休んでいると周りにいるカップルや家族にインド系の花売りが買ってくれと声をかけていた。男一人の私には寄ってこないのは賢明な判断だ。買うわけないしね。
ピンチョの丘の広場。バギーっぽい自転車が走っていた
広場には仮設ステージが建てられコンサートか何かのリハーサルを行っている。貸自転車屋でもあるのか二人乗り自転車や、一人乗りバギーっぽい自転車を乗る人が目の前を通り過ぎる。
大きなオベリスクが立つポポロ広場
階段を下りて、この散策の最終目的地ポポロ広場に到着だ!広場の真ん中には背の高いオベリスクがそびえ立っている。オベリスクの周りの段差では人が座って休憩している。目的地に着いたからと私も休憩。長く歩いてだいぶ疲れた。まだ旅が始まったばかりだというのに歩きすぎて腰が痛い。日本での体力づくりが重要か。。。
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