ツーリストバスでポカラからルンビニヘ   

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2019/10/19

ツーリストバスでポカラからルンビニヘ

二〇一九年九月にポカラから仏教の聖地ルンビニへツーリストバスで移動した。チケットの購入、バスの乗車から到着までこの時の経験を記載している。

チケットは事前購入した。レイクサイドの旅行会社数軒と宿で確認したところ九〇〇ルピーと同じ値段だったので宿で買うことに。実際は現地で買う方が安いようだ。

到着してびっくり、ツーリストバスは工事中だった
到着してびっくり、ツーリストバスは工事中だった

宿から歩いて三〇分、ツーリストバスパークに到着すると無造作に石が積み上げられ工事中っぽい。近くにチケット売場があったのでバスはどこから出るか聞いたところバスパーク向かいの路上から出発するそうだ。

バスパークの向かいにバスは停車していた
バスパークの向かいにバスは停車していた

バスは三〇数人乗りの中型で外装は綺麗だが内装は古びていた。座席にコンセントが付いているが機能するかは試していない。窓側の席に座っていたら白人ねーちゃんのグループにここは私たちの席と言われて席を移動。確かに私のチケットにも座席番号書いてあったわ。

ルンビニ行バスの車内
ルンビニ行バスの車内

この日の出発予定時刻は八時半。五分ほど遅れてエンジンが掛かり、車掌がチケットを集めに来る。集め終わると運転席の隣で名簿を見ながらおっさんたちが話し合いをしている。乗客の数を数えているので人数があわないのか?

話し合いがまとまったようでおっさんたちが運転士に金を渡して下車し出発したのは八時五〇分だった。乗車率は五割弱。車掌が路上に声をかけつつバスは進み、一〇分ほど走ると町を抜け山道に入る。チベット系の若い車掌が乗客に一リットルの水のペットボトルを配る。

車窓から見た景色
車窓から見た景色

片側一車線の狭いガタガタの山道を進む。ガードレールはあるが片側は崖になっていて落ちたら死ぬな。木々に覆われた緑の山には雲がかかっていて美しい。斜面には棚田とカラフルな家が建てられている。茶色く濁ったくねくね曲がった川沿いに進んでいく。

サモサを買った売店
サモサを買った売店

一時間弱走ったところで最初の休憩。ほとんど走ってないのに休憩早くねーか。レストランに軽食を売る店が三軒並んでいた。腹は減っていなかったが小腹が空いたら食おうとサモサをひとつ二五ルピーで購入。一五分ほどで出発し川沿いのガタガタ道を進んでいく。

昼食を食べた食堂
昼食を食べた食堂

高低差のあるガタガタ道は変わらず。途中にある町で近距離の客を乗降させつつ走ること二時間半で二回目の休憩だ。ここはバスが四台縦列駐車して混雑している。ここのレストランで二〇〇ルピーのベジタリアンカレーセットを食す。今回の旅初めてのカレー。そんなに水っぽくなくそこそこ辛め。たまに食うにはいいかな。このレストランセルフサービスなのだが上品に取りすぎてちょっと足りなかったかも。まぁいいや。二五分の休憩だった。

休憩後、少し走ると急な上り道になる。霧が出て走ると消えたので雲の上に出たのだろう。ずっと雨が降っていたが雲の上に出ると雨が止んだ。空にはまだ雲が浮かんでいるが雨雲は高度の低いものだけなのだろう。

三回目の休憩所
三回目の休憩所

川を左に右に見ながら進み今度は一時間半走って三度目の休憩だ。ポカラを出発して四時間四〇分経っている。八時間と聞いているので半分は来たのか。この休憩所は柱だけ通して屋根はビニールシートという簡易な造りのレストラン。一〇分のみの停車。


山道を走るバス

このバスの性能が良いのか運転手の腕がよいのか他の車やバスを追い抜いていく。結構良いペースに感じるので少しでも早く到着すると良いのだが。片側は崖、もう片方は斜面のガタガタクネクネした道を走りながら思う。

車掌が窓を閉めに来たので何だと思ったらエアコンが動き始めた。窓開けてりゃ涼しいのになぜ?

かなり荒れた道をバスは進む
かなり荒れた道をバスは進む

穴ぼこだらけで徐行でしか進めない道や土砂崩れで流されて一台ずつしか通れない道を越えて、一五時前に突如片側二車線の大きな町に出る。ブトワルだ。これで山道は終わり、南のバイラワに向けて大通りを疾走していく。

三〇分弱でバイラワに入る。右側にルンビニゲートと書かれた門が見えたが構わずインド国境方面へ。どこへ行くのだろうと思ったが少し南へ走り二人乗客を降ろして来た道を戻る。

バイラワからルンビニへ向かう一本道へ向け再出発
バイラワからルンビニへ向かう一本道へ向け再出発

そしてルンビニへ向かう道へまっしぐらかと思いきやルンビニへ向かうT字路で停車し地元民を乗せ始めた。何だよ小遣い稼ぎかよ。結局一〇分ほど停車しルンビニへの一本道を走り始める。ところがまたすぐに停車し数人降ろしてまだ停車し続ける早くルンビニへ向かってくれよ。

やっと動き始めても道の状態が悪く遅いトラックが邪魔で流れが悪い。流れが良くなっても路面状況が悪く速度はなかなか上がらなかった。

サイロと水田があって日本の田舎っぽい
サイロと水田があって日本の田舎っぽい

沿道には家や田んぼ、空き地に池などが広がっている。田んぼの脇に塔が建っていて日本の田舎っぽい。

ルンビニに到着し大通りを左に走ってリキシャがたむろしているエリアに到着する。時間は一六時四五分。予定通りポカラからは八時間の移動だった。

ネパール旅行記概要

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