二〇一九年九月にポカラを訪問した。その際に旅行者が集まるレイクサイドエリアを散策した。その時のことをこの記事では記載する。
レイクサイドエリアでは土産物屋や山登り用品を売る店が多い
ポカラには二泊した。初日は日没後に到着し、三日目は午前の早い時間のバスで移動したため歩いたのはレイクサイドのみ。レイクサイドは旅行代理店、レストラン、スーパー、土産物屋、ホテル、両替所、ATMなど観光客向けの店が軒を並べて観光地といった街並みだ。
レイクサイドエリアには両替所やATMも多い。聖徳太子の百円とか漱石の千円とか古い!
両替所では日本円の扱いもありそこそこのレートで両替できる。本屋が兼業している土産物屋が目立つ。土産物屋にあるのは磁石で壁に貼れるワッペン、ヒンドゥーの神様の小さい像、怪しげな木製の仮面、絵画などもろもろ。ツーリストが開いた店かメキシコのマヤ遺跡近辺で売られているカラフルな髑髏をモチーフにしたタペストリーを売る店もあった。
いかにも中国なレストランもある
歩いているとコンニチハ、ニホンジンデスカと声をかけられる。それだけ多くの日本人が訪れたということなのだろう。入らなかったが日本食レストランも何軒か見かけた。しかし、街中の文字で言うと日本語よりも圧倒的に中国語が多い。今は日本語で声をかけられるが中国人の方が多くなったらニーハオって声をかけられるようになるんだろな。(最近は世界各所でニーハオと声をかけられることが増えたと思う。チャイナマネー恐るべし)
ペワ湖にはボートが浮かんでいた
ハランチョークから少し歩いて湖畔に出る。湖の南側湖畔は入れないが、北側は遊歩道になっている。湖畔の遊歩道沿いにはベンチが置かれていて大勢が座って休んでいた。釣り人が多く、何本も竿を使っている者もいる。
地図にキャンプサイトと記載のある広場では七、八頭の牛が足を折って伏せて休んでいた。
湖畔にあるうらぶれた遊園地
湖畔には小さい観覧車などがある小規模な遊園地があったが動いているのは観覧車だけ訪問者もほとんどおらず閑散としていた。
レイクサイドのメイン通りで座っていたら男が声をかけてきた。用件は金無いから飯おごってくれだって。図々しいな面白いけど。話を聞くと彼はトレッキングガイドだが雨期なので観光客が少なくて仕事がないそうだ。断ったがガンバッテとはどういう意味と聞かれた。どうやら客の日本人がよく使うので覚えたが意味は知らないんだって。fightと同じと伝えたら戦うのかと言われて、確かに和製英語だわと思い英語で何て言うんだろうなと思いつつも何とか伝えられたはず。
ポカラの中心部はレイクサイドとは違う場所にあるそうだ。山の上からポカラを眺めたが盆地に低い建物がびっしりと広い範囲で広がっていた。レイクサイド以外の場所も散策してみると楽しいのかもしれない。
ネパール旅行記概要
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