アテネ散策(2011年5月2日)   

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2018/05/21

アテネ散策(2011年5月2日)


昨夜は零時過ぎに入ってきてシャワーやら何やらでゴソゴソし、朝五時頃目覚ましと共に起きて出発した迷惑な奴がいたのであまりよく眠れなかった。七時半の朝食に合わせて食堂に行くとまだガラガラテレビはCNNがつけられオサマビンラディンを殺したとニュースが流れていた。彼を殺しても大局は変わらんだろうに、逆に報復テロが心配だな。最近流行の原発に飛行機突っ込んだりしないよね

朝食を済ませて部屋に戻り、荷物を持って散策開始。まずはパルテノン宮殿で有名なアクロポリスだ実際に前に立つと『、パルテノン宮殿だ!テレビで見たことあるよ!って感想。期待していなくて正解

パルテノン神殿をシルエットで

パルテノン神殿をバックに足元の小さい花を

アクロポリスを出たのは九時頃。私の入った時間はそれ程観光客が多くなかったのだがこの時間になるとツアーのグループでかなり賑わっていた。古代アゴラ、アドリアヌスの図書館、ローマンアゴラと見所を巡っていく。

アクロポリスから古代アゴラへ向かう途中の道で

古代アゴラにて彫像を修復していた

ローマ時代の戦車

アドリアヌスの図書館跡

美しいモザイク画が残るというアテネ近郊の町ダフニにある修道院を目指そうとオモニア広場近辺へ行くが今日は月曜なので閉館と言うことに気づき意気消沈気を取り直しギリシアで最も大きい考古学博物館である国立考古学博物館へ行くことにする。月曜なので開館は一三時半まだ時間があるので広場に面したマックでマックシェイクを頼んでうだうだする。だが待ちきれず開館の一時間前にマックを出て歩いて向かうことにする

オモニア広場に面したマックにて

途中、別の博物館に入ってしまいここは違うと教えてもらい到着したのは開館の四五分前。入口前の階段が日陰になっていたので座って待つ。腹が減ったので朝食時に持ってきたパンにバターとゆで卵で昼食。ちょっと物足りなかったが待ち時間を有効に使えたかな食後、更に待って開館一〇分前に入口前に待ち人が思い思いに集まり始めたので私もなんとなく入口近くに移動する。

国立考古学博物館を正面から

そして少し遅れて開館人が緩やかに博物館に吸い込まれてゆく私も流れに従い中へ

彫刻やレリーフが時代ごとに並べられ時代の移り変わりと共にどのように変遷していったのかわかって興味深い。日本と同じく古い時代の彫像の方が人間離れしているのはギリシアも変わらないようだ。ただ、日本の仏教伝来した時代、こちらはローマ支配下だったからギリシアの方が千年早いけど。

 
紀元前86世紀年ごろのアルカイック期の彫刻

矛を構えるポセイドンの像の展示室
矛が失われ一見バランスを取っている人の像に思えなくもない

馬に乗る子供の像

印象深かったのはアフロディーテがいたずらしようと近づいたパンをサンダルで打とうとしている像かな。でも美女が両乳出してたら男なら変な気を起こすのは仕方ないような気が(^^)

アフロディーテ(ヴィーナス)と彼女にいたずらをしようと近づいたパンの像
後ろの天使はエロス(キューピット)

マ時代に製作されたアウグストゥスの像

他にも古代文明の残した土器、土偶、青銅器、黄金の装飾品など興味深い陳列が多かった。ただ、すべての展示室に入れなかったのは何故だったのだろうか。

古代文明時代の土偶など

黄金のデスマスク

動物が何かを運んでいる(?)絵

博物館の後は強い日差しの下、休み休みアテネ市内が一望できるリカヴィトスの丘へ向かうーブルカーを使って登る人もいるようだが私はもちろん歩きで。ケーブルカー乗り場にいた知らないおっさんたちにケーブルカーかロバに乗って行くのがいいぞと言われたが断り、頂上へ続く道を教えてもらった。何故かおっさんのひとりがスケベって日本語を知っていて苦笑。メンドくさいから外人に変な日本語を教えるなよ…

リカヴィトスの丘から

丘の上から見た景色は排気ガスで遠くは白くぼやけていたがアテネの町からピレウスの港まで見渡すことができた。夕焼けをここで見たら綺麗だろうな。ただ登る時間が早すぎたので待ちきれず下山する。

 
衛兵の交代

市内観光バスに描かれた対応言語の絵
左下が日本語だがなんとなく乳首に見えなくもない

この後は昨日の夕方と同じようにシンタグマ広場からゼウス神殿まで歩いて宿の近くに戻る。夕食にサラダとまずい肉を食ったらほとんどサービスを受けていないのにサービス料数ユーロで計十六ユーロ也。あの程度とサービスでこの値段を取るなんて人をバカにしてんのかと気分を害して宿に帰る。ホントにギリシアは性に合わん。

夕食時にパンを小鳥がついばみに来た

宿に帰ったのは昨日と同じく外がまだ明るい時間だったが外出することもなくそのまま寝た。あぁ旅に出ると夜遊びしないので実に健康的だなあ。

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