朝六時頃ゴムのテニスボールを打つ音で目が覚める。明るくなっていたがまだ寒い。コンビニで買ったおにぎりを食べまた睡眠。寝たり覚めたりを繰り返しようやく九時過ぎに起床。

出発準備中
荷物をまとめ上田城址を散策。真田で大河ドラマを!と頑張っていたがどうなんだろね。時代が現在放送中のお江と被ってるからなー
JR上田駅で信州北回廊パスを購入し、しなの鉄道で戸倉駅まで。ここは温泉街で有名なのだが、重要文化財に指定されている神社と寺を目当てに下車した。自転車で駅近くの神社へ。江戸時代に作られた本殿は各部に細かい彫刻が施されていて見応えがある。あとはこの神社でも御柱祭をするとのこと。諏訪大社だけじゃないんだね。

???神社にて。左右に見えるのが御柱。
橋を渡り川沿いを走り左右にリンゴ林が広がる緩い上り坂を進むと知識寺がある。藁葺きの屋根が特徴の本堂と身長約三メートルで手の長い人間離れした木造十一面観音立像が重要文化財に指定されている。
観音さんの体つきからして飛鳥時代っぽい様式だなと思ったが平安時代の作らしい。お堂に入ると五人ほど人がいてその中の作務衣を着て頭にタオルを巻いた三〇-四〇代の男が仏像について説明をしていた。堂内には十一面観音の両脇にいくつか仏像が置かれていて本尊の前には護摩段が置かれている。

手が長く、すらっとして人間離れしたご本尊
重要文化財になる前には火を焚いていたらしいが今は規則が厳しく掃除で動かすにも文化庁の許可が必要なんだとか。お堂を出るときに拝観料を払い、駅へ戻る。帰りは下りなので楽でいい。
電車の時刻の一〇分前に駅に到着。荷物をまとめて休んでいたら知識寺にいた観光客がタクシーで到着。ちょっと勝った気分。

戸倉駅前
しなの鉄道に乗り、途中篠ノ井からJRに乗り入れして長野駅に到着。長野駅は二〇年ぶりか。その時は乗り換えしただけなので降りるのは初めてだ。
駅近くの大阪王将でチャーハンと餃子という普段とあまり変わらない昼食を済ませ、長野電鉄に乗り善光寺下駅まで。電鉄長野駅で昔の小田急ロマンスカーが停車していたので写真撮っちゃいました。ちなみに他にも初代成田エクスプレスも走ってます。

長野駅停車中の初代ロマンスカー
善光寺下駅から緩い坂道を上り、善光寺の仁王門に着く。ここに自転車を置いて参道を歩く。商店に挟まれた幅五メートルほどの石畳の参道は観光客で賑わっている。商店をキョロキョロ覗きながら進んだが、面白いものを発見できず。本堂をお参りし、内部を見学しようと思ったが人が多すぎて断念。
本堂の回りをぐるっと歩いて、戻ると人が列を作って並んでいた。話を聞くと偉い坊さんが頭をなでてくれるとか。山門の方を見ると何人かの従者を伴って坊さんが人の頭を撫でているのが見えた。旅先でテンションが上がっている人が多いのか、我先にとお辞儀をして頭をなでてもらっている。何がいいのかは謎だがきっといいことがあるんだろう。信じるものは救われるってか。

坊主に群がる参拝客
自転車へ戻り、近くの山にある神社へ向かう。かなりの急坂を休んだり歩いたりして辛い思いで
約一時間でなんとか到着。
ただ、事前のリサーチ不足で行きたかった神社と違う可能性が。。。境内を歩いていると城址へと書かれた道標を発見。ここまで来て収穫なしでは収まらんと歩いて上ったが、やる気に足がついていけず途中で断念。ほんと何しに来たんだろ。。。

神社へ向かう途中の山道にて
下りは風のごとく走り抜け、前を走っていた軽自動車に肉薄し、神社から善光寺の仁王門に戻るのにかかった時間はわずか二〇分。そうか、この疾走感のためにわざわざ上ったのか!?そう思わんとやってられんな。
ゆるい下り坂を進み長野駅へ戻る。今日は長野でゆっくりしようと思っていたが、時間が早かったので長電に乗り須坂まで行くことにした。

長電長野駅
途中ロケハンをしながら乗っていたが、刈り入れ前の田んぼと一緒に列車を撮れそうな所や、神社と一緒に撮れそうな場所を発見。明日、来年三月に引退する予定の車両が走る時間に合わせて行ってみるか。
そして終点の須坂駅。近くにスーパーがあっていい感じ。電車の便もいいので今夜はここにするか。

須坂駅の近くに停車していた既に引退した古い車両
既に夕暮れ時だったがもう少し先まで行ってみようと信州中野まで。途中で日が暮れ少しずつ空気が冷たくなってくる。信州中野駅で反対側のホームに停車していた長野行きに乗って須坂まで戻った。
ほぼ暗くなった道を公園に向かって走り、野宿にそれなりの場所を見つけた。夕食はバーミヤン。長野まで来ているのに食事がいつもとほんとに変わらない。ただ写真をパソコンに取り込んだり、日記を書くのにだらだらできるのはファミレスが丁度いいんだよね。宿に泊まるなら部屋でやればいいのだが、宿無しだから仕方ない。

バーミヤンでお茶飲み過ぎた
もろもろ作業を完了しスーパーの閉店一時間前に合わせて出発。明日の朝食は売れ残っていたスーパーの半額弁当だ。そしてこの日も寒さで長い夜が始まる。
出発準備中
荷物をまとめ上田城址を散策。真田で大河ドラマを!と頑張っていたがどうなんだろね。時代が現在放送中のお江と被ってるからなー
JR上田駅で信州北回廊パスを購入し、しなの鉄道で戸倉駅まで。ここは温泉街で有名なのだが、重要文化財に指定されている神社と寺を目当てに下車した。自転車で駅近くの神社へ。江戸時代に作られた本殿は各部に細かい彫刻が施されていて見応えがある。あとはこの神社でも御柱祭をするとのこと。諏訪大社だけじゃないんだね。
???神社にて。左右に見えるのが御柱。
橋を渡り川沿いを走り左右にリンゴ林が広がる緩い上り坂を進むと知識寺がある。藁葺きの屋根が特徴の本堂と身長約三メートルで手の長い人間離れした木造十一面観音立像が重要文化財に指定されている。
観音さんの体つきからして飛鳥時代っぽい様式だなと思ったが平安時代の作らしい。お堂に入ると五人ほど人がいてその中の作務衣を着て頭にタオルを巻いた三〇-四〇代の男が仏像について説明をしていた。堂内には十一面観音の両脇にいくつか仏像が置かれていて本尊の前には護摩段が置かれている。
手が長く、すらっとして人間離れしたご本尊
重要文化財になる前には火を焚いていたらしいが今は規則が厳しく掃除で動かすにも文化庁の許可が必要なんだとか。お堂を出るときに拝観料を払い、駅へ戻る。帰りは下りなので楽でいい。
電車の時刻の一〇分前に駅に到着。荷物をまとめて休んでいたら知識寺にいた観光客がタクシーで到着。ちょっと勝った気分。
戸倉駅前
しなの鉄道に乗り、途中篠ノ井からJRに乗り入れして長野駅に到着。長野駅は二〇年ぶりか。その時は乗り換えしただけなので降りるのは初めてだ。
駅近くの大阪王将でチャーハンと餃子という普段とあまり変わらない昼食を済ませ、長野電鉄に乗り善光寺下駅まで。電鉄長野駅で昔の小田急ロマンスカーが停車していたので写真撮っちゃいました。ちなみに他にも初代成田エクスプレスも走ってます。
長野駅停車中の初代ロマンスカー
善光寺下駅から緩い坂道を上り、善光寺の仁王門に着く。ここに自転車を置いて参道を歩く。商店に挟まれた幅五メートルほどの石畳の参道は観光客で賑わっている。商店をキョロキョロ覗きながら進んだが、面白いものを発見できず。本堂をお参りし、内部を見学しようと思ったが人が多すぎて断念。
本堂の回りをぐるっと歩いて、戻ると人が列を作って並んでいた。話を聞くと偉い坊さんが頭をなでてくれるとか。山門の方を見ると何人かの従者を伴って坊さんが人の頭を撫でているのが見えた。旅先でテンションが上がっている人が多いのか、我先にとお辞儀をして頭をなでてもらっている。何がいいのかは謎だがきっといいことがあるんだろう。信じるものは救われるってか。
坊主に群がる参拝客
自転車へ戻り、近くの山にある神社へ向かう。かなりの急坂を休んだり歩いたりして辛い思いで
約一時間でなんとか到着。
ただ、事前のリサーチ不足で行きたかった神社と違う可能性が。。。境内を歩いていると城址へと書かれた道標を発見。ここまで来て収穫なしでは収まらんと歩いて上ったが、やる気に足がついていけず途中で断念。ほんと何しに来たんだろ。。。
神社へ向かう途中の山道にて
下りは風のごとく走り抜け、前を走っていた軽自動車に肉薄し、神社から善光寺の仁王門に戻るのにかかった時間はわずか二〇分。そうか、この疾走感のためにわざわざ上ったのか!?そう思わんとやってられんな。
ゆるい下り坂を進み長野駅へ戻る。今日は長野でゆっくりしようと思っていたが、時間が早かったので長電に乗り須坂まで行くことにした。
長電長野駅
途中ロケハンをしながら乗っていたが、刈り入れ前の田んぼと一緒に列車を撮れそうな所や、神社と一緒に撮れそうな場所を発見。明日、来年三月に引退する予定の車両が走る時間に合わせて行ってみるか。
そして終点の須坂駅。近くにスーパーがあっていい感じ。電車の便もいいので今夜はここにするか。
須坂駅の近くに停車していた既に引退した古い車両
既に夕暮れ時だったがもう少し先まで行ってみようと信州中野まで。途中で日が暮れ少しずつ空気が冷たくなってくる。信州中野駅で反対側のホームに停車していた長野行きに乗って須坂まで戻った。
ほぼ暗くなった道を公園に向かって走り、野宿にそれなりの場所を見つけた。夕食はバーミヤン。長野まで来ているのに食事がいつもとほんとに変わらない。ただ写真をパソコンに取り込んだり、日記を書くのにだらだらできるのはファミレスが丁度いいんだよね。宿に泊まるなら部屋でやればいいのだが、宿無しだから仕方ない。
バーミヤンでお茶飲み過ぎた
もろもろ作業を完了しスーパーの閉店一時間前に合わせて出発。明日の朝食は売れ残っていたスーパーの半額弁当だ。そしてこの日も寒さで長い夜が始まる。
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