エアコンの騒音と風のせいで何度も目を覚まし、二時半以降は目が冴えて眠れなくなってしまった。眠ろうと粘るが諦めて四時にシャワーを浴びてゆっくりと身支度。出発前に昨夜買ったハンバーガーを電子レンジで暖めて食べて出発準備完了。チェックイン時に教えてもらった電話番号に連絡すると二、三回鳴ったら繋がった。昨日言ってあったから既に起きていたのだろう。

チェックアウト時はまだ真っ暗
電話を切って外へ出てフロントへ行くとすぐに中から男が現れ、カードキーとテレビのリモコンを渡すとチェックイン時に預けたデポジットが返ってきた。良い一日をと男が言う。こういうときにさらっとこんな挨拶ができるのはかっこええな。
約束の時間より少し早めに集合場所へ。座って待っていると外からポリース、クレイジーガイと叫ぶ男が入ってきた。出口付近にいた人々が走って中に逃げてきたので私も逃げる。追ってこなかったので様子を見に少し戻るとホテルの職員らしき人がカウンターに二人いるだけ。警備員もやって来たので出口付近まで行くと大型バスが停車していて受付をしている。ポリースと叫んでいた男曰くナイフを持った男がいたようだ。

ストラスフィアタワーの入口で待つバス
外に出て係員にバウチャーを見せてからバスへ乗り込む。時間より少し遅れてバスは発車する。まだ暗かったが地平線は白くなっていた。バスはホテルを何ヵ所か回り、乗客を乗せていく。運転手がマイクでホテルの歴史をガイドしてくれる。朝なのにかなりテンションの高い運転手だ。
一時間ほどでツアー会社の事務所へ。バスから全ての荷物を持っていくように言われて事務所へ。ここでツアーのチェックインをしてどのバスに乗るか指定を受ける。私は三台中の三号車だった。コーヒーと軽食に五〇〇ミリリットルの水をもらってバスに乗車。シート配列が二-二の五六人乗りで最後部にトイレが付いている。一部の座席に電源が付いている。私は電源のある席に座るが壊れているようで充電できず。WIFIもあるが速度が遅くて使い物にならず。残念な感じ。

事務所でチェックイン。かなりの人数がツアーに参加している
バスはラスベガスの郊外へ。道路沿いにはゴツゴツとした岩場やそこそこの規模の集落、川の流れる渓谷が見える。走り始めて二時間で一回休憩をとり、更に一時間半走って昼食休憩だ。途中から沿道に雪が少し積もっていた。
壁の上を三両編成の鉄道模型がぐるぐる走っているレストランでビュッフェの昼食。ツアー客が多いので四人掛けのテーブルで相席になる。ビュッフェはあまりうまくはないが量はそれなりに食べられる。

休憩したレストランの近くにあった蒸気機関車。辺りには雪が積もっている
レストランの近くには大きな蒸気機関車が停車しており、ここでは体験乗車もできるようだ。ただ、ツアーは時間が限られていて食事してお土産買ったらタイムオーバーだが。
雪景色の中を更に一時間走ってグランドキャニオンのビジターセンターへ到着する。ここには五〇分停車し、その後ブライトエンジェルロッジへ移動するらしい。ドライバーに歩いて行って良いか確認してOKをもらったので歩くことに。ただ、普通に歩くと一時間強で到着してしまうそうなのでビジターセンターからシャトルバスに乗ってロッジとは反対のヤキポイントに行くことにした。

グランドキャニオンに到着。みんな記念写真を撮っていた
バスはすぐに見つかり、二〇分ほどでヤキポイントへ。谷の上だけが雪化粧をしていて中腹や下部は赤茶色い岩肌を見せている。高さもそうだが、幅広く広がる渓谷は見事だ。ただ、すぐに見慣れるのだが。ヤキポイントからビジターセンターまではバスで一〇分強で戻れる。

ヤキポイントからの見晴らし
この時既にツアーバスはロッジへ向けて走り去っていたがロッジ発は二時間後。ゆっくり行っても大丈夫だろう。歩道には凍結した雪が残っていて滑る。ビューポイントには人が群れて写真を撮っている。アメリカなので柵はないと思っていたが設置されている場所も一部あった。
マザーポイントからヤバパイポイントまでは人はそれなりに歩いていたが、ヤバパイポイントから先はかなり少なくなる。道はわかりやすく作られているので迷うことはない。ヤバパイポイントから村まではグランドキャニオンが構成された二億年を歩くというコンセプトで立て看板があり大股一歩で一〇〇万年分進んだことになるらしい。

グランドキャニオンの遊歩道から見た景色
空は雲ひとつない青空。ただし寒いからか飛行機雲がいくつも発生している。シャトルバスを降りてから一時間一五分で村へ到着する。村の建物の屋根からは長くて太いつららが出ている。村の入口からバスの待つブライトエンジェルロッジまで一〇分だ。出発までまだ三〇分は余裕があったな。

遊歩道には雪が積もっていた
ロッジ周辺をぶらぶらして時間より少し遅れてきたバスに乗ってラスベガスへ向かう。私が座っていた場所を取られていて車内を移動する必要があったが今度は使えるコンセントを確保。結果オーライか。

ロッジには氷柱がぶら下がっていた
バスが走り始めて一時間強で日が暮れる。ロッジから三時間ほど走ってファーストフード店で最後の休憩。私の乗る三号車が最後に到着したので食事もトイレも長蛇の列。ここで時間を食うと解散時間がそれだけ遅れるんだが皆食事を買おうとしやがる。食事は市内に戻ってからでいいと思うがこれはツアー会社のプログラムのミスだな。トイレ休憩だけ、ないし一〇分のみ停車と乗客に伝えればいいのに食事もOKと伝えてできるだけ早く帰ってこいと言うんだもの。結局三〇分停車することに。一号車も二号車もさっといなくなったのに私の乗っていた三号車のみ取り残された。

最後の休憩所
バスはハイウェイを走り、ラスベガスへ向かう。ソフトバンクのアメリカ放題が使えるので所々で電波をオンに切り換えるが全くハゲリント・・・ではなく、スプリントの電波が入らない。グランドキャニオンでも繋がらなかったし使えないなぁ。
バスはラスベガスの北、ダウンタウン、ストラスフィアタワー、ウエストゲートなどを経由して乗客を降ろしていく。今夜私が宿泊する予定のパレスステーションホテルに到着したのは二二時過ぎだった。下車時に運転手にチップ五ドル渡してさようなら。たった五ドルなのに申し訳ないくらい感謝されたのでチップを渡さない人が多かったのかもしれない。ちなみにバスの座席には一人なら一五ドル、二人なら合わせて二五ドルチップを渡してと紙が置いてあったが流石にそれは高すぎだ。一万弱の安いツアーでそこまでチップをはずむ客がいるのは考えにくい。

宿泊するパレスステーションに到着
この宿はストリップ中心部から北西に外れたところにあるので安かった。カジノを通ってフロントへ向かうが、よくわからず一旦外に出て別の入口からフロントへ。チェックインはスムーズに済んだ。安いプランだからか高層の本館ではなく二階建ての別館へ。部屋は古さを感じたがセミダブルベッドが二つあってなかなか広い。
夕食がまだだったので一旦外に出て近くのコンビニでパンやサンドイッチを買う。一つニドル以上と日本と比べると割高。味もあまり良くないしアメリカの食はあんまり好きじゃないな。

宿泊した部屋
カジノを歩いてみたが人の入りはそこそこ。ルーレット、ポーカー、スロットなど機械や台がずらっと並んでいる。ラスベガスのホテルはまずカジノがあってその奥にフロントがあることが多い。ホテルと言いつつもホテル付きカジノなんだろう。
チェックアウト時はまだ真っ暗
電話を切って外へ出てフロントへ行くとすぐに中から男が現れ、カードキーとテレビのリモコンを渡すとチェックイン時に預けたデポジットが返ってきた。良い一日をと男が言う。こういうときにさらっとこんな挨拶ができるのはかっこええな。
約束の時間より少し早めに集合場所へ。座って待っていると外からポリース、クレイジーガイと叫ぶ男が入ってきた。出口付近にいた人々が走って中に逃げてきたので私も逃げる。追ってこなかったので様子を見に少し戻るとホテルの職員らしき人がカウンターに二人いるだけ。警備員もやって来たので出口付近まで行くと大型バスが停車していて受付をしている。ポリースと叫んでいた男曰くナイフを持った男がいたようだ。
ストラスフィアタワーの入口で待つバス
外に出て係員にバウチャーを見せてからバスへ乗り込む。時間より少し遅れてバスは発車する。まだ暗かったが地平線は白くなっていた。バスはホテルを何ヵ所か回り、乗客を乗せていく。運転手がマイクでホテルの歴史をガイドしてくれる。朝なのにかなりテンションの高い運転手だ。
一時間ほどでツアー会社の事務所へ。バスから全ての荷物を持っていくように言われて事務所へ。ここでツアーのチェックインをしてどのバスに乗るか指定を受ける。私は三台中の三号車だった。コーヒーと軽食に五〇〇ミリリットルの水をもらってバスに乗車。シート配列が二-二の五六人乗りで最後部にトイレが付いている。一部の座席に電源が付いている。私は電源のある席に座るが壊れているようで充電できず。WIFIもあるが速度が遅くて使い物にならず。残念な感じ。
事務所でチェックイン。かなりの人数がツアーに参加している
バスはラスベガスの郊外へ。道路沿いにはゴツゴツとした岩場やそこそこの規模の集落、川の流れる渓谷が見える。走り始めて二時間で一回休憩をとり、更に一時間半走って昼食休憩だ。途中から沿道に雪が少し積もっていた。
壁の上を三両編成の鉄道模型がぐるぐる走っているレストランでビュッフェの昼食。ツアー客が多いので四人掛けのテーブルで相席になる。ビュッフェはあまりうまくはないが量はそれなりに食べられる。
休憩したレストランの近くにあった蒸気機関車。辺りには雪が積もっている
レストランの近くには大きな蒸気機関車が停車しており、ここでは体験乗車もできるようだ。ただ、ツアーは時間が限られていて食事してお土産買ったらタイムオーバーだが。
雪景色の中を更に一時間走ってグランドキャニオンのビジターセンターへ到着する。ここには五〇分停車し、その後ブライトエンジェルロッジへ移動するらしい。ドライバーに歩いて行って良いか確認してOKをもらったので歩くことに。ただ、普通に歩くと一時間強で到着してしまうそうなのでビジターセンターからシャトルバスに乗ってロッジとは反対のヤキポイントに行くことにした。
グランドキャニオンに到着。みんな記念写真を撮っていた
バスはすぐに見つかり、二〇分ほどでヤキポイントへ。谷の上だけが雪化粧をしていて中腹や下部は赤茶色い岩肌を見せている。高さもそうだが、幅広く広がる渓谷は見事だ。ただ、すぐに見慣れるのだが。ヤキポイントからビジターセンターまではバスで一〇分強で戻れる。
ヤキポイントからの見晴らし
この時既にツアーバスはロッジへ向けて走り去っていたがロッジ発は二時間後。ゆっくり行っても大丈夫だろう。歩道には凍結した雪が残っていて滑る。ビューポイントには人が群れて写真を撮っている。アメリカなので柵はないと思っていたが設置されている場所も一部あった。
マザーポイントからヤバパイポイントまでは人はそれなりに歩いていたが、ヤバパイポイントから先はかなり少なくなる。道はわかりやすく作られているので迷うことはない。ヤバパイポイントから村まではグランドキャニオンが構成された二億年を歩くというコンセプトで立て看板があり大股一歩で一〇〇万年分進んだことになるらしい。
グランドキャニオンの遊歩道から見た景色
空は雲ひとつない青空。ただし寒いからか飛行機雲がいくつも発生している。シャトルバスを降りてから一時間一五分で村へ到着する。村の建物の屋根からは長くて太いつららが出ている。村の入口からバスの待つブライトエンジェルロッジまで一〇分だ。出発までまだ三〇分は余裕があったな。
遊歩道には雪が積もっていた
ロッジ周辺をぶらぶらして時間より少し遅れてきたバスに乗ってラスベガスへ向かう。私が座っていた場所を取られていて車内を移動する必要があったが今度は使えるコンセントを確保。結果オーライか。
ロッジには氷柱がぶら下がっていた
バスが走り始めて一時間強で日が暮れる。ロッジから三時間ほど走ってファーストフード店で最後の休憩。私の乗る三号車が最後に到着したので食事もトイレも長蛇の列。ここで時間を食うと解散時間がそれだけ遅れるんだが皆食事を買おうとしやがる。食事は市内に戻ってからでいいと思うがこれはツアー会社のプログラムのミスだな。トイレ休憩だけ、ないし一〇分のみ停車と乗客に伝えればいいのに食事もOKと伝えてできるだけ早く帰ってこいと言うんだもの。結局三〇分停車することに。一号車も二号車もさっといなくなったのに私の乗っていた三号車のみ取り残された。
最後の休憩所
バスはハイウェイを走り、ラスベガスへ向かう。ソフトバンクのアメリカ放題が使えるので所々で電波をオンに切り換えるが全くハゲリント・・・ではなく、スプリントの電波が入らない。グランドキャニオンでも繋がらなかったし使えないなぁ。
バスはラスベガスの北、ダウンタウン、ストラスフィアタワー、ウエストゲートなどを経由して乗客を降ろしていく。今夜私が宿泊する予定のパレスステーションホテルに到着したのは二二時過ぎだった。下車時に運転手にチップ五ドル渡してさようなら。たった五ドルなのに申し訳ないくらい感謝されたのでチップを渡さない人が多かったのかもしれない。ちなみにバスの座席には一人なら一五ドル、二人なら合わせて二五ドルチップを渡してと紙が置いてあったが流石にそれは高すぎだ。一万弱の安いツアーでそこまでチップをはずむ客がいるのは考えにくい。
宿泊するパレスステーションに到着
この宿はストリップ中心部から北西に外れたところにあるので安かった。カジノを通ってフロントへ向かうが、よくわからず一旦外に出て別の入口からフロントへ。チェックインはスムーズに済んだ。安いプランだからか高層の本館ではなく二階建ての別館へ。部屋は古さを感じたがセミダブルベッドが二つあってなかなか広い。
夕食がまだだったので一旦外に出て近くのコンビニでパンやサンドイッチを買う。一つニドル以上と日本と比べると割高。味もあまり良くないしアメリカの食はあんまり好きじゃないな。
宿泊した部屋
カジノを歩いてみたが人の入りはそこそこ。ルーレット、ポーカー、スロットなど機械や台がずらっと並んでいる。ラスベガスのホテルはまずカジノがあってその奥にフロントがあることが多い。ホテルと言いつつもホテル付きカジノなんだろう。
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