グラナダからコスタリカのリベリアへ(2018年4月29日)   

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2018/07/26

グラナダからコスタリカのリベリアへ(2018年4月29日)

トランペットや太鼓の大音量での演奏が始まり起こされる。なんじゃと思い時計を見たらちょうど日付が変わってすぐ。勘弁してよと思ったが三曲ほど演奏してようやく静かになった。

翌朝、宿の従業員が隣に住む彼女の誕生日のために彼がバンドを連れてきたと話していた。こっちは音に対してホント寛容だあね。日本でやったら大顰蹙だろう。

宿泊した屋根裏にあるドミトリ
宿泊した屋根裏にあるドミトリ

リバス行きのバスは九時二〇分。少し余裕を見て出発し中央公園とカテドラルに立ち寄ってからバス乗り場へ。スーパーでジュースを買おうと思ったがレジが大混雑だったので諦める。

オレンジ色のボンネットバスでフロントガラスに白い文字でグラナダ リバスと書いてある。発車まで一五分。発車する気配はないが車掌が金を集めに来た。ずいぶんせっかちだな。

チキンバスに白人が一〇人以上乗っている。この旅初めての光景。コスタリカに行くのかと思ったが近くに座っている人の話を聞くとビーチに行くのが目的らしい。前の席に座っていた一年ほどスペインに住んでいたというスイス人の女の子とスペイン語で話していたがこの娘ノーブラでひらひらした服を着ているので風で服が動いて胸元が気になって仕方がない。見ちゃだめだと思いつつもつい目が。。。

リバスのバスターミナルに停車する国境のペニャスブランカス行きバス
リバスのバスターミナルに停車する国境のペニャスブランカス行きバス

リバスのバスターミナルには一時間半で到着する。(五〇コルドバ)バスの車掌が国境のペニャスブランカスヘ向かうバスがどこにいるか教えてくれた。国境行きバスの乗客に白人はいなかった。

国境までは四〇分。二〇コルドバ。国境にはローカルのレストランが何軒かあるが米と鶏で八〇~一〇〇コルドバとやや高め。コルドバがそこそこ余っていたのとコスタリカは物価が高いという噂からここで飯を食うことに。座っているといろんな人に声をかけられる。日本は夫婦あたり子供は一人だけなんだろと言われて苦笑。それ中国ですがな。ホント日本と中国の違いがわからんのだろうな。

国境の町ペニャスブランカス(ニカラグア側)
国境の町ペニャスブランカス(ニカラグア側)

二〇分ほどで飯を食い、一二時一〇分に国境越えを開始。イミグレに入る前にパスポートチェック。イミグレに入ると小さいカウンターがありそこで一ドル払えと言われ三〇コルドバ支払う。カウンターは四つあったが開いているのは一つのみ。近くには暇そうな係官。仕事しろや。四、五人の列だったので順番はすぐに回ってきた。特に質問はなくスタンプを捺され二ドル要求される。六〇コルドバで払おうとしたら両替してこいと拒否される。仕方ないのでドル払い。一ドル札は多めに持ってこないとダメだな。

イミグレを出た所にいた両替商のおばちゃんで余った一〇〇コルドバを一八〇〇コロンに両替する。

ニカラグア出国前にイミグレの制服を着た男にパスポートチェックを受けた。入国時もそうだったがニカラグアは無駄にチェックが多い。その分人を無駄に雇っているから出入国時に多めに金を取っているんじゃないか。

コスタリカへようこその看板。ここは既にコスタリカだ
コスタリカへようこその看板。ここは既にコスタリカだ

コスタリカ側でも小屋で簡単なパスポートチェック。コスタリカへようこその看板がある。ニカラグアのイミグレからコスタリカのイミグレまでは歩いて一〇分弱。

コスタリカのイミグレでは出国のチケットを持っているかの確認とコスタリカのどこへ行くのか聞かれた。チケットは見せろと言われたのでスマホで見せる。実際はパナマからアメリカへ抜けるチケットしか持っていないのだが、コパ航空のWebサイトで支払いはせずに予約だけしてその旅程をPDF化して保存してあったのだ。ダミーチケットと称してアメリカン航空で似たようなことをした人もいるようだが現在はクレジットカード情報の入力が必須になりできなくなっていた。ただし二四時間以内なら無料でキャンセルはできるので問題なさそうだが想定外が発生したら嫌なので試さなかった。

コスタリカのイミグレにあった国旗カラーのトイレ
コスタリカのイミグレにあった国旗カラーのトイレ

スタンプをもらってイミグレを出たのが一二時半過ぎ。二〇分ほどで抜けられた。イミグレの建物の外壁にATMがあるのでコロンを引き出す。近くにトイレがあったので立ち寄ると壁のタイルは白がベースで所々に赤と紺が混ざった国旗カラーでおしゃれだ。

イミグレの前に止まっているバスがリベリア行きと聞き歩いて向かうがバスがゆっくり動き始める。走って追いかけると止まってくれた。ワンマンバスで運賃を払ってから乗り込む。一七〇〇コロン。桁が大きいと数字が複雑になり、何を言っているかわかりにくいときがある。

国境からリベリアまでは一時間半で到着する。まだ一四時一〇分。もう少しグラナダでゆっくりしても良かったな。

リベリアのバスターミナルへ到着

バスターミナルから北へ二ブロック歩いた辺りにドミトリ一泊一〇ドル程度の安宿が集まっている。今夜の宿はHostal Nanku。六人用ドミトリで一泊一〇ドルか五七五〇コロン。ドミトリには二段ベッドとシングルベッドが二つずつ置いてある。夜のみエアコンを使用可。日中は扇風機を使う。ドミトリにトイレとシャワーが付いているが洗面台がないのでレセプションのある母屋に行かねばならない。キッチンは自由に使える。ニカラグアと比べると割高だが仕方ないな。

宿でリンコンデラビエハ公園のツアーについて確認。ツアーはなく宿を七時に出て現地を一六時に出発するバスは二〇ドルで手配できるそうだ。市内に旅行会社があるだろうからそちらを見てからと一旦保留する。セントロで旅行会社を発見できず、一軒だけゲストハウスを見かけたのでそこで聞くと宿と同じ条件だった。

リベリアは背の高い建物はなく、所々空き地があり都市というよりは田舎町といった趣。それでもスーパーマーケットは無駄に多く、狭いセントロの中で四つも見かけた。

リベリアの三角屋根が特徴的なカテドラル
リベリアの三角屋根が特徴的なカテドラル

中央公園に面して三角屋根の白いカテドラルがある。正面真ん中に磔にされたキリストが祀られ左右をマリア像が固めている。横に広くかなりの人数を収容できそうだ。人が集まっていたのでミサかと聞くと一〇分後に始まるらしい。始まると動きにくくなるので退散する。

中央公園でまったり。コンクリ製のベンチは黄緑で塗られている。この町、スーパーやらガソリンスタンドやらバスターミナルなんかも黄緑を使っているところが多いな。

宿に戻りリンコンデラビエハ国立公園のバスを依頼。食べ物や水をちゃんと持って行けと釘を刺されたのでスーパーに買い物へ。歩いている間に真っ赤な太陽が沈んで行くのが見えた。

ニカラグアにあったスーパーPaliがMaxiPaliにアップグレードされていた
ニカラグアにあったスーパーPaliがMaxiPaliにアップグレードされていた(ちなみにWalmart系列)

スーパーでは携帯食として食パン、卵にリンゴを入手。卵は茹でてパンに挟むつもり。それにしてもコスタリカの物価はかなり高いな。コーラのペットボトルが日本より少し高い。住みにくい国だな。

キッチンが使えるので夜はパスタで良いかとソースと一緒に購入。旅先で自炊するのって実は初めてかも。

パスタを茹でる大きな鍋が無かったので底の浅い大きめの鍋で代替。別にソースを調達するのが面倒という理由で家ではラーメンなので実はパスタを茹でるのは初めて。コツがあるのかとネットで調べると塩を入れるのと茹でる時にかき混ぜないのがポイントらしい。パスタの出来上がりは完璧。スーパーで買ったソースのパッケージには肉が書いてあったのに単なる素のトマトソースだったのは残念。

宿の主人に声をかけられ明日は月曜でリンコンデラビエハ国立公園は休みなのでバスは手配できないとのこと。サンタロサ国立公園なら開いていて公共バスで行けるそうだ。せっかく明日の食料買ったのに。全く情報無いけどサンタロサに行ってみるか。

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