船で座間味島から阿嘉島へ(2017年4月22日)   

スポンサーリンク

2018/07/01

船で座間味島から阿嘉島へ(2017年4月22日)

夜中二時ごろ寒さで目が覚める。外からは雨音がする。気温が下がってきたのだろう。寝袋なしで長袖Tシャツ一枚だけだったのでウィンドブレーカーを羽織り、ダウンを足にかける。このあと一回だけ目を覚ましたが良く眠れた。
目覚めは八時前。外は変わらず雨。テントの中で昨日買ったパンで朝食。1時間程うだうだして動き始める。

キャンプ場から海岸へ出る
キャンプ場から海岸へ出る

キャンプ場からすぐの海岸を散策。雨と風が強い。天気の良かった昨日よりも心なしか今日の方が海の緑が濃い気がする。雨が少し弱く鳴った頃にテントを畳んで受付に返却。確認するからと奥にテントを持って行ってペグなどの備品が揃っているか確認しているようだ。意外としっかりしてるのね。

浜で何かイベントの受付をしているので何か聞いたらサップ(SUP)ってサーフボードの上に立ち乗りしてパドルで漕ぐスポーツの大会があるらしい。SUPなんて初めて聞いたわ。

歩いて港へ向かっていたら軽トラックが止まっておじさんが乗って行くか声をかけてくれた。写真撮りながら行くのでと断る。優しいなぁ。

船の時間よりもかなり早めに到着。昨日は気付かなかったのだが港に観光案内所があるのを発見。阿嘉島行きの船付き場がどこか確認。高速船の向かいから出発するそうで定刻の五分前には到着するようにと言われた。案内所には土産物屋が併設されており、全般的にもずく推しだった。待合室に元ロッテの黒木と小宮山がかりゆしを着て可愛く描かれたパネルが置いてあり何だろうと思ったら二人が座間味村の観光大使らしい。なぜニッチな人を選んだんだろう。。。

阿嘉島行きの船
阿嘉島行きの船

一五分前に船着場に行くとエンジンがかかった状態で船は停泊していた。他に乗客は二人。話し声を聞いていると中国人のようだ。時間前に二人乗り込んできて、船長が料金を回収しにきて出航する。支払いを現金でしたのだが名前を聞かれたのは何故なのだろうか。

約一五分であっという間に阿嘉島に到着する。降りて街へ向かう際に座間味島にあったマリリンの像の対になるシロの像が置かれていた。こちらには貝殻やお賽銭などは置かれておらず寂しいものだ。

昼食のソーキソバ
昼食のソーキソバ

天気は変わらず雨。宿に向かうが見つからず、周辺をウロウロするが一旦諦め、開いていた食堂に入りソーキソバで昼食。この店は一四時に閉店らしい。労働時間短くて良いなぁ。

食事中にスマホを確認してやっと場所がわかった。何度か通り過ぎていたが看板が小さくてわからなかった。ようやく宿に入れると思ったが誰もいない。電話をするが誰も出ない。
集落の中をケラマ鹿が歩いていた
集落の中をケラマ鹿が歩いていた

浜にある東屋で雨宿りしていたらケラマ鹿が二頭前を歩いて行った。住宅地にも出没するのだな。確かに港の近くにある公園に鹿よけの溝があった。
待っていても仕方がないので荷物を持ったまま少し先にある展望台へ。ここからは集落と港を眺めることができる。晴れていれば良い景色なのだろうがどんよりとした雲が残念。

展望台の下に他の展望台が三.八キロ先と道標が出ている。その距離なら片道一時間程度で歩けると向かうことにした。アスファルトで舗装されているが山道。歩いていると鹿が道を横切った。道の脇の植物に小さい柵がかけられているのは鹿除けか。

道を闊歩するイモリ
道を闊歩するイモリ

雨だからか道路にイモリが何匹も歩いている。手入れのされていない錆びて穴の開いたガードレールがそのまま放置されていた。

一時間で目的地の後原展望台に到着する。後原と書いて『くしばる』。琉球の読みは良くわからん。雨空ではやはり残念な眺望になる。折角歩いてきたがいい運動にはなったな。更に先に道はあったが何があるかわからないので戻ることに。

電話がかかってきて宿の担当者は島の外に用事で行くそうだ。部屋は準備してあるので大丈夫と言っていた。戻ったら改めて電話してくれとのこと。緩い宿だなぁ。

阿嘉島展望台から見える島は何なのさ?</p><p>
阿嘉島展望台から見える島は何なのさ?

戻りに中岳展望台に立ち寄る。ここは島で一番高いのか渡嘉敷島、慶留間島や周辺の小島を見渡すことができる。展望台の東屋の近くに阿嘉島展望台から見える島々という看板があるのだが絵だけ描いてあってどれがどの島か全く説明がない。中途半端で気持ち悪いな。沖縄時間ってくらいだから絵まで描いて疲れたから止めちゃったのか。

延々歩いて集落へ戻る。往復で二時間。宿に到着し、先ほどかかってきた番号に電話。扉を開けろというので指示通りにすると二段ベッドが二つある部屋だった。仕切りのカーテンが真ん中にある。彼曰く奥のベッドを使えとのこと。手前には外人がいて夜遅くに帰って来る予定らしい。部屋はごちゃごちゃして汚い。楽天トラベルで探した素泊まり四〇〇〇円の宿。支払いは全額ポイントで済ませてあるからまぁスタッフと会わなくても問題ないのか。

阿嘉島の集落には猫が何匹かいた
阿嘉島の集落には猫が何匹かいた

シャワーは普通にお湯が出た。夕食はレストランを探すが見つからず、カップラーメン。どこも閉店が早いので食事付きの民宿に泊まるのがいいんだな。

阿嘉島でも二一時に大音量でチャイムが鳴った。座間味村ではお決まりの作法なのだろうか。

軽く夜の散歩に出たら星が少し出ていた。街中は白いLEDの電灯が灯っていて明るいところもあった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

質問、感想、気付いた点などあればコメント宜しくお願いします。

スポンサーリンク

スポンサーリンク