パナマシティに到着しパナマ運河へ(2018年5月4日)   

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2018/08/31

パナマシティに到着しパナマ運河へ(2018年5月4日)

日付が変わりバスは夜道を走り続ける。一時過ぎに隣に座っていたおっさんが下車し快適に。エアコンの猛威は弱まることを知らず、発車時の車内温度は一六度だったが気付けば一二度。どんどん寒さが強くなってくる。寝ては目を覚ましてを繰り返し、三時半にパナマシティのバスターミナルへ到着した。

パナマシティのバスターミナルの待合室で夜明けを待つ
パナマシティのバスターミナルの待合室で夜明けを待つ

外はまだ暗いのでエアコンの効いた待合室で時間を潰す。バスターミナルは二階建てで大きい。雑然としていてあまり綺麗ではないがフリーWi-Fiがあり、充電もできて便利だ。

六時を過ぎると明るくなるが宿にチェックインできないので待合室で待機。パナマ運河のミラフローレス閘門行きバスがバスターミナルから出ているようなのでオープンに合わせて移動するか。

バスターミナルにある公共交通機関共通のカード売り場
バスターミナルにある公共交通機関共通のカード売り場

七時半前に動き始める。メトロバスがミラフローレス閘門前まで行くようだが、乗るにはバスターミナルにあるカウンターでパスポートを提示し三ドル払ってICカードを入手する必要がある。二ドルがカード代、一ドルが運賃として利用可能だ。チャージが足りなくなったら窓口や機械でチャージできる。

Google Mapの経路情報がパナマの市バスに対応していて非常に便利。メトロバスは行き先表示が三箇所切り替わり、それで行き先を判断するのでわかりにくい。例えば最初の二つは合っていても最後の一つが違えば全く違うところへ連れて行かれてしまうのだ。バス路線はローマ数字での番号表示が一番わかりやすくて効率的だと思う。

バスターミナルのファーストフード店で軽く朝食。コスタリカより少し食事が高い気がする。バスターミナル価格であれば良いのだが。

パナマ運河のミラフローレス水門の入口
パナマ運河のミラフローレス閘門の入口

八時半前にミラフローレス行きのバスが発車。途中で人がどんどん少なくなり終点の閘門まで行ったのは私だけだった。日本語の某ガイドブックだと九時オープンになっていたが実際は八時オープンだったので注意。

外国人の入場料は一五ドル。入場しエレベーターで四階の展望室へ向かったら工事中で閉まってた。気を取り直しいったん戻り、階段で二階の展望台へ。ちょうど一隻が閘門を出発していくタイミングで展望台の良い場所は人で埋まってしまっていた。

ミラフローレス閘門の二階展望台
ミラフローレス閘門の二階展望台

後ろで待っていると帰る人がいたので入れ替わりで最前列へ。海側の運河の推移が海面と同じくらいまで下がると左右数台の車にロープで牽引されながらゆっくり船が入ってくる。

場内には今通るのはどこの船だとかアナウンスをしている。コロンビア、エクアドルなど国の名前を呼ぶとその国から来た観客が騒いで答えていた。

船がどんどん上に移動してきて海側の水位が反対側と同じ水位になるとジリリリとベルが鳴り響きゲートが開く。そして船がゆっくりと動き始める。船が通り過ぎた後、少し経つとゲートが再び閉まり海側の水位が少しずつ低くなり、海面と同じになったらまた別の船が入ってくる。一隻あたり通過するのに三〇分以上かかるのでのんびり見るにはちょうど良いかも。

太平洋から大西洋に抜けようとする船。シルバーの車両で牽引して閘門内を進む
太平洋から大西洋に抜けようとする船。シルバーの車両で牽引して閘門内を進む

ここには他に土産物屋、喫茶店、パナマ運河の歴史を一〇分程度で上映するシアター、同じく歴史や運河の周辺に生息する昆虫標本や魚の水槽などの展示室がある。展示室に体内水分量を測る機械があり結果は七六%で平均値と表示された。平凡すぎてネタにならんやんか。

二時間ほどの滞在で充分と再びメトロバスで戻る。戻る途中に遠くに見える高層ビルが雲に包まれている。怪しい天気だなと思っていたら強い雷雨がやってきた。

バスターミナルの向かいにショッピングモールがあるのでそちらを散策。明け方は快適に使えていたフリーWi-Fiは遅くてほとんど使えなくなっていた。昼だから利用者が多くてダメになったのかも。

バスターミナル隣にあるショッピングモールのフードコート。メリーゴーランドがある
バスターミナル隣にあるショッピングモールのフードコート。メリーゴーランドがある

フードコートで昼食。ほとんどの店で日本と値段がほとんど変わらないが安めのファーストフード店で済ませる。バスターミナルに戻ると雨は止んでいた。

メトロバスで目星を付けていた宿の近くまで移動。途中、ヤバそうな若い奴に声をかけられたが適当にあしらった。付いてこられると面倒だったが無事に逃げられた。

宿はHostel Mamallena。六人用ドミトリで一泊十一ドル。ドミトリにはトイレとシャワーが付いている。部屋の外にもトイレシャワーあり。シャワーは水のみ。ベッドごとにライトと貴重品ロッカーが付いている。夜になるとエアコンが点く。ファンはない。共用キッチンがあり火力の弱いガス台に鍋、フライパン、食器なども揃っているので自炊派には良さそうだ。フリーの水や紅茶にコーヒーもある。共有スペースは広く、椅子やソファーに腰掛け用のハンモックもある。Wi-Fiはレセプションの近くだけ電波が強く部屋に入ったり少し離れたりすると電波が弱くなる。Wi-Fiの良く入るレセプションの近くにキッチンがあるので調理をしている時間は熱がこもって暑かった。



長距離移動の疲れを癒すため一三時から一六時位までシャワーを浴びて宿でゆっくりしていた。天気が悪かったから丁度良い。パナマシティには合計で三泊するからそんなに急いで観光する必要がない。

宿の近くにあった中国人経営の安食堂
宿の近くにあった中国人経営の安食堂

夕方、スーパーマーケットを探しに散策。宿の近くにはミニスーパーの看板を掲げた個人商店しかない。安そうな食堂を見つけて入ってみるとご飯に鶏と野菜で三ドル強だった。これならコスタリカより安い。バスターミナルのフードコートが単に高かっただけか。

ポツポツと雨の降る中、スーパーマーケットに到着。コカ・コーラの六〇〇ミリのペットボトルが一ドル弱、そのほかの物もコスタリカより安い。早めにパナマに来て良かった。日清の袋麺やカップめんが売っていたのでキッチンが付いていればハムや野菜など一緒に買って調理するといいかも。私は卵と一緒に買った。他にもりんごのフジが売っていたり、野菜がパックされて売っていたり他の中米諸国より進んでいると感じた。

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