PARTAS社のバスでサンタマリアへ向かう
バスはエアコンが効いていて、運賃は車内払いで五五ペソ。ビガン市内から一時間弱で到着する。事前に教会に行きたいと車掌へ伝えておくとすぐ前で下ろしてもらえる。
バスは教会の前で停車する
サンタマリア教会に向かう階段を上がると白い服に水色の帯とスカーフをかけた空に手を広げた愛嬌のあるマリア像が迎えてくれる。外壁はレンガが剥き出しでレンガの上を苔が覆っている。オレンジ色のトタン屋根になっていて世界遺産らしからぬ安っぽい感じ。
サンタマリアのアスンシオン教会内部
教会の隣にはこちらもレンガが剥き出しの少し傾いた塔が立っている。教会の内部は奥に広いが内装はほとんどなく白い壁に柱の部分が薄い茶色で塗られている。白い天井の一部が欠けていて穴の開いたトタン屋根が見える。多分雨漏りで駄目になったのだな。正面にはマリア像が祀られた祭壇があり手前右側に十字架に磔にされたキリスト像が置かれている。像はスペイン伝来といった様子で白人がモチーフになっていた。
教会の先にある廃墟
大きい教会ではあるが世界遺産の割には内部も外部も地味。単なる大きな地方の教会という印象を受けた。道路の反対側に下り階段があるのでそこを進むと元は教会っぽい崩れたレンガ造りの建物跡がある。周辺には牛が歩いていてのどかなところだ。バラックのような家から綺麗な家もありいろんな人が住んでいるようだった。
教会の周辺はのどかな風景が広がっている
一時間程度の滞在でビガンへ戻る。歩いてサンタマリアの中心部まで戻りバス停でビガンと表示のあるバスに乗り込む。帰りは五〇ペソ。このバスはラワグ(Laoag)行きでビガンの町中には入らずに手前の分岐点で下車する。ビガン市内までは少し歩かないといけないので注意。
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