一三時前にパルタス社のオフィスに到着するとバギオ行きは一四時半と言われる。それなら仕方ないと近くを散策して再び戻る。
パルタス社のオフィスの待合所
一四時くらいからバスを待合所で待っていたが時間になってもバスは来ない。マニラのクバオやラワグ行きバスは到着しては発車していく。バギオ行きの中型バスが来たのは一五時になってからだった。ビガン発っぽいのになぜ遅れるのだ。事前に警備員から番号札を受け取りその順番で呼ばれていたがバギオまで行くならすぐ乗っていいと警備員に言われて乗車。運転手の後ろの通路側の席になった。フィリピンの車は右側通行で左ハンドルなので日本とは逆だ。運賃三三四ペソは車内で支払う。
バスはかなり遅れて発車した
一五時一〇分にようやく発進。バギオ到着は完全に夜だろう。バスは南下し先日訪問したサンタアナの教会の横を通り、ビガンから二時間ほど走って食堂などが併設されたカンドンにあるパルタス社のターミナルに到着し、しばし休憩。
一八時少し前に西の空がオレンジに焼け始めてしばらくすると夜になった。サンフェルナンドで休憩を取り、バウアンの分岐で左に曲がり東へ向かう。ビガンで待っているくらいならバウアンの分岐までマニラ行きのバスに乗って行き、パルタス以外のバスを待っても良かったかも。
ここから先はくねくね曲がった上り道に入る。一部アスファルトの舗装がされていない道や、崖崩れで片側車線の半分が崩落している箇所があった。トロトロ走る車を慎重に追い抜きながらバスは進んでいく。沿道にはわずかながら家があるがほぼ明かりはない。カーブが急なので大型バスは切り返さないと通れないだろう。だから中型バスなのか。
バスはやっとバギオ市内へ到着する
斜面にいくつも家の明かりが見えてきたらもうすぐバギオだ。市内に入ると交通量が増え車の流れが一時的に悪くなる。大通りをそのまま走り時計回りにパルタスのオフィスへ行くと思っていたが脇道にそれて車通りの少ない道を半時計回りに進んでオフィスの近くにで下ろされた。
降りた場所は街灯がなかった
時間は二一時過ぎ。ビガンから約六時間の移動。オフィスの周辺に街灯はなく真っ暗。車のヘッドライトが道を照らす。ガイドブックにこの付近にドミトリのある手頃な宿があると書いてあったのだがそれらしき建物は見つからず。良くあることだとさっさと諦め他の宿を探さねば。
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