地下鉄六号線の北海北駅
私は地下鉄六号線の北海北から歩いて訪問。八号線の什刹海からも行けるようだ。北海北からだと公園の南、什刹海からだと中程に出られる。
公園の入口で胡弓を弾くおっさんとそれを眺める人々
湖は南から前海、后海、西海と三つあり、私は前海を一周した。到着したのは一九時頃。まだ明るいが日は既に沈んでいた。公園の入口で鼓弓を弾く者、湖の上へ連凧を揚げるもの、記念写真を撮る人々などざわざわした感じ。
湖畔の歩道は整備されている
右回りに前海を歩く。湖畔には柳が生えていて綿毛が舞っている。春の中国の風物詩だ。
湖畔には太公望がいっぱい
湖沿いは高さ一メートル半ほどの石製の柵があり湖に入れないようになっているが何人かが柵を越えて釣り糸を垂れている。釣り禁止の看板が出ているが規制が緩いのかも。
后海に近付くと飲食店が増え賑やかになってくる。歩道沿いで一〇元で似顔絵を描く人が並んで営業している。意外と似顔絵のニーズはあるのか座って描いてもらっている人も多い。
前海と后海の間にかかる橋は人でいっぱい
だんだん暗くなってきて明かりが灯る。半分歩いた所にある前海と后海の間にかかる橋は記念撮影の人々で混雑していた。この辺りが店も多く一番賑わっていた。
夜になっても街灯があり、歩行者もいるのであまり怖い感じはしない。生バンドの演奏が流行っているのかレストランの中に二、三人くらいのバンドがいるのが見える。
明るい間はあまり気にならなかったが日が沈むと肌寒い。北京の四月は東京よりも気温が低いと思う。
所々に船着き場があり、船で湖上へ繰り出すこともできるようだ。最低料金は数百元からとやや高め。道を歩いていると無灯火のバイクが走っていくので少し怖い。
夜の什刹海
前海を一周して思ったのは世界遺産として考えるとがっかりだが、湖畔の遊歩道を散策したと思えばそんなに悪い気はしない。時間に余裕があり、他に行きたい場所も無いのであれば訪問すると良いだろう。
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