ローマの公共交通機関を活用する   

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2019/07/18

ローマの公共交通機関を活用する

二〇一九年四月にローマを訪問した。この記事ではその際に利用したローマ市内の公共交通機関のチケットの種類や入手方法、地下鉄やバス、トラムの乗降方法について記載している。

ローマの公共交通機関は日本のように区間で券を買うのではなく利用時間に応じてチケットを買う方式なので注意が必要だ。(ヨーロッパだと多い方式。ちなみにローマ空港から市内へは区間で購入する)

B.I.Tと呼ばれる一〇〇分有効なチケット
B.I.Tと呼ばれる一〇〇分有効なチケット

良く使うのは紙製のカードサイズでB.I.Tと呼ばれる一.五ユーロで買える初回乗車時の刻印から一〇〇分有効なチケット。バスやトラムは時間内であれば乗り換え自由だが地下鉄は一回乗ったら二回目に乗れないという不思議なルール。その他二四時間券、四八時間券、七二時間券、一週間券があり、これらは期間内であれば地下鉄を何回乗っても良いルールだ。

チケットは駅の券売機で買えるが、釣りが出てこない場合があるので大きい札は使わない方がベター。丁度の金額で払えるように小銭を持っておいた方が良い。正直、券売機よりは街中のタバッキオと呼ばれるタバコ屋で買う方がお釣りの心配がないので安心だ。タバッキオは夜閉まってしまうので、予定を考えて事前に必要な分買っておいた方が良い。

ローマ地下鉄の自動券売機のコイン投入口
ローマ地下鉄の自動券売機のコイン投入口

駅の券売機でコインを投入する際は投入口にコインを置いてレバーを押して上にコインを押し上げる方式になっている。日本にない方式なのでわかりにくい。

ローマ地下鉄の自動改札機
ローマ地下鉄の自動改札機

地下鉄に乗る際は自動改札機にチケットを投入するとチケットが戻ってくるので回収してホームへ降りる。地下鉄車内には電光掲示板があり次に停車する駅が表示されるので下車タイミングもわかりやすい。到着駅では検札はなく素通りすれば良い。

ローマのトラム
ローマのトラム

バスはバス停、トラムは電停から乗り込む。利用するチケットに時間の刻印がない場合はチケットを検札機に投入し、時間を刻印する必要がある。バス下車時は日本と同じくブザーを押すと次の停留所で止まってくれる。

最初はとっつきにくいかもしれないがローマを経済的に周るには非常に便利だ。

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