二〇一九年九月にポカラ訪問時に日帰りでサランコットへのトレッキングに行ってきた。この記事ではその時のことを記載する。
トレッキングルートから見下ろしたポカラの町とペワ湖
ポカラと言えばアンナプルナのトレッキングが有名だが雨期で雲がかかっているのにあえて高い金と時間をかけてツアーに参加するのも微妙とホテルのあるレイクサイドから歩いていける山の上にある町サランコットへ向かうことにした。
だいたい上り三時間下り二時間とのこと。Maps.meで見るとレイクサイドから距離が四キロで高低差が約七五〇メートルと出た。この高低差は不摂生な生活を送っているおっさんには辛いものになりそうだ。
バス停車場の少し先に登山道へ向かう道が続く
一〇時に宿を出発し北へ向かう。ホテルウォーターフロント過ぎてバスが何台か停まっている場所を右に曲がると登山道に続く。ハランチョークの北、レイクサイドを北に向かうバスに乗ればここまで来られそうだった。
舗装状態の良くないガタガタした道を上りきると右側に建設中のロープウェイの駅が見えてくる。ここを過ぎて少し進むと登山道の入口だ。
サランコットへ向かうにはこの石垣を越える道を進む
この入口は少しわかりにくくて歩いてきた道から左側に低い石垣があるのでそれを超える必要がある。石垣の先にロープウェイの鉄塔があるので目印になるだろう。
歩き始めた直後は森の中を歩くので見晴らしが悪く、しかも結構急な石段を上るので行程の中で一番つまらない。
尾根に出たらこの小屋がある
ある程度上る後ろ側に湖とポカラの町が見えてくる。森を抜けて尾根を上ると小さな小屋がある。この辺りが湖とポカラを近く一望できる。この小屋に着いたら後は尾根道になるので楽しくなると思う。
途中にある大きな小屋
更に進むと大きな小屋が見えてくる。この小屋には椅子があるのと眺望も良いので休憩するにはちょうど良い。パラセイリングで空を飛ぶ人たちがいるのだがフジコフジコXYZXYZというような意味不明な外人観光客の叫び声を聞くのも良いかもしれない。
小屋で会った爺さん
この小屋で角張った帽子をかぶったじいさんに声をかけられて下らない話をしていた。とは言ってもこっちも向こうも英語が微妙なのでかなり適当なコミュニケーションだったが。
じいさんも上に行くというので一緒に上ることに。少し上ったところに家がありミルクティーをご馳走してもらってさようなら。最後は金が云々言い始めたのでわからないと笑顔でさようなら。
WELCOME TO SARANGKOTと書かれた看板
大きい小屋の先は人が住むエリアになっている。家の間の道を進んでいくと車道に出てサランコットと書かれた看板がある。頂上にはタワーがあるらしいがそこまでもう少し歩かねば。
展望台へ向かうルートにあるゲート
先に進むとVIEW POINTと書かれたゲートがあり、この階段を上ると頂上に着くようだ。両脇にはブレスレットなどの小物のほか真贋の程はわからないがアンモナイトの化石を売る土産物屋、レストラン、商店が軒を並べている。水が少なくなっていたので一リットルを一本買ったが三〇ルピーとレイクサイドで買うのと五ルピーしか変わらなかった。意外と良心的だな。
シヴァ寺院の先にタワーというか展望台がある。ここまでレイクサイドを出発して三時間、バスの停まっていた登山道入口から二時間四〇分かかった。今の体力を考えるとこんなもんでしょ。
展望台に入るには入場料が必要。外国人は六〇ルピー。アンナプルナは見えないから微妙と入らずに引き返す。
サランコットで見かけた土産物屋
戻りは来た道を戻るだけだが所々迷う場所があるのでmaps.meを確認するなどして位置確認しながら進むと良いかもしれない。ちなみにmaps.meの経路案内だがレイクサイドからサランコットに向かう道は遠回りになるので注意。大きい小屋の先に進んだ分岐は遠回りになっていた。
上りですれ違う人はおらず、下りでは三組すれ違った。時間を逆算するとみんな一四時位から上り始めてるっぽい。大きい荷物を持った人はいなかったので泊まりじゃなさそうだし急いで帰らないと暗くなっちゃいそう。
サランコット周辺からパラグライダーが離陸していた
大きい小屋で三〇分ほど休憩して登山道入口まで戻ったのは一五時過ぎだった。
体は使わないと体力は衰えるな。バックパッカーを続けるには由々しき事態だ。日本帰ったら体力維持のため月一くらいで登山行こうかな。ちなみに筋肉痛は翌日じわりと来て、更に次の日に本格的なものになった。年取ると筋肉痛が来るの時差があるの勘弁してほしいわ。
ネパール旅行記概要
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