カトマンドゥからバクタプルとチャング・ナラヤンへ   

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2020/01/18

カトマンドゥからバクタプルとチャング・ナラヤンへ

2019年9月にカトマンズからバクタプルへ路線バスで行き、バスを乗り換えてチャング・ナラヤンを訪問した。ここではカトマンズからのバスでの行き方、乗り換え方法やバクタプルとチャング・ナラヤン散策時の感想などを記載する。


それそれのバス乗り場の場所(詳細は拡大して下さい)

カトマンドゥのバクタプルバスパーク
カトマンドゥのバクタプルバスパーク

まずはカトマンドゥからバクタプルへの移動はナトナ公園の東にあるバグバザール付近にあるバクタプルバスパークからバスは出発する。バス発着場の近くにはレストランが並んでいた。バスは何台か停車しているので運転手ないし近くの人にバクタプルへ行くか確認して乗車すると良い。

一〇時過ぎにガラガラのままバスは出発した。東へ向かう片側二車線の道を進み、途中で左に入り五分強停車した後に東進してバクタプルに到着する。移動時間は約五〇分。バクタプルは終点ではないようでバスは先に行ってしまった。

チャング・ナラヤン行きバス
チャング・ナラヤン行きバス

次にバクタプルからチャング・ナラヤンだがバクタプルのチャング・ナラヤンへ向かう分岐点からバスは発車する。ガネーシャの小さな祠の前だ。

私が到着すると二〇数席ある小型の古いバスが一台停車していた。半分以上乗客は乗っているが運転手と車掌の姿は見えない。乗客は増えて座席が埋まって立つ人も数人。一五分ほど経って運転手と車掌が現れ発車する。

チャング・ナラヤンへ向かう途中に見えるバスの車窓
チャング・ナラヤンへ向かう途中に見えるバスの車窓
町中をゆっくり走り乗客がどんどん増えていって通路も人でいっぱいになる。本格的な上り坂に入る前に人が一〇人ほど降りていった。

車窓からは田んぼと緑の山。沿道には家があり、車一台半しか通れない狭い幅の道をゆっくりと進む。上っていくと近くの村から遠くの町まで広い眺望を楽しむことができる。走り始めてから二〇分。駐車場に到着する。ここがバスの終点だ。

チャング・ナラヤン入口。左の小屋がチケット売り場
チャング・ナラヤン入口。左の小屋がチケット売り場

駐車場から奥へ向かうとチケット売場がある。三五〇ルピー。現地人らしき人々は払わずそのまま歩いて行く。

石畳の道と階段が整備されている。左右は煉瓦造りの建物。工事中の建物もあったがきれいな建物ばかり。観光で潤っているのだろう。参道には土産物屋にレストランが並んでいる。階段を上りきって、ゲートをくぐると寺院がある。

チャング・ナラヤン寺院
チャング・ナラヤン寺院

屋根は二層でオレンジの瓦葺き。一番上は金色の鐘のようなオブジェクトが置かれていた。縦横各一〇メートルほどの煉瓦造りの建物で四方には木製の細かい彫刻が施された窓や腕が八本あるヴィシュヌ神の彫刻などが配置されている。それぞれの方向には二対の狛犬、ただし一方向のみ狛象だった。鳩が多く、糞やら毛やらあって全体的に汚れた印象。

寺院の所々に木が使われ細かい彫刻が施されていた
寺院の所々に木が使われ細かい彫刻が施されていた

敷地入口の反対側に開放された扉があり内部を覗ける。ヴィシュヌに関する彫刻が施された銀の飾りがあってその奥にヴィシュヌ像が安置されていた。インドで見たヒンズー寺院は石造りで彫刻が施された物が多かったので木をふんだんに使っているヒンズー寺院は新鮮。

チャング・ナラヤンから少し降りると見晴らしがよい
チャング・ナラヤンから少し降りると見晴らしがよい

バクタプルへの戻りのバスは往路終点の駐車場から発車する。私は見晴らしの良い所まで少し下まで歩き、そこからバスに乗車した。参考までにチャング・ナラヤン寺院の境内からは周りを見晴らすことはできない。チャング・ナラヤンからのバスは出発地点のガネーシャの小さな祠の前で停車する。

バクタプルで見かけた落書き
バクタプルで見かけた落書き

バクタプルへ戻り、ダルバール広場へ向かって歩いていると中学生くらいの女の子が二〇〇ルピーの本を買ってくれと声をかけてきた。何で俺が君の本を買わにゃいかんのだと思い断って先に進むが、ついてきて現金じゃなくて本だからと正統性を強調していたが良くわからなかった。本買っても売れるし。

バクタプルのダルバール広場
バクタプルのダルバール広場

坂を上って東側からダルバール広場に入る。広場周辺にはガイドがたくさんいて二〇〇ルピーで雇えーと何人も声をかけてくる。

広場はレンガ造りの建物に囲まれ、それぞれに繊細な彫刻が施された窓扉がはめ込まれている。博物館やレストランもあり多くの人で賑わっている。日陰ではたくさんの人々が座って休憩していた。

トウマディー広場

旧王宮の近くに位置するトウマディー広場に面してチャング・ナラヤンの建物に似た数十メートルもある背の高い寺院がそびえ立っていた。大勢の人々が一階で休憩していた。

バグダプルの観光エリアの道は石畳になっている。景観に気を遣っているようだ。沿道には小さい像や木製の仮面、ブレスレット、首飾りなどを売る土産物屋など旅行者向けの店舗が多い。さすが観光地!

ズーズー・ダウの看板

バクタプル名産で有名なのはズーズー・ダウと呼ばれるヨーグルトらしい。売っている店を見つけて小さい素焼きの容器に入ったものを五〇ルピーで購入。店内の椅子に腰かけて賞味。甘いヨーグルトだな。

トウマディー広場からタチュパル広場へ向かう途中の道はレンガで舗装してあるが凸凹していてその修復をしていた。

次にバクタプルからパタンへ向かう。

ネパール旅行記概要

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