東京のイラン大使館で観光ビザを取得する   

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2020/01/15

東京のイラン大使館で観光ビザを取得する

2019年11月に東京のイラン大使館で観光ビザを取得した。
この記事ではその時の経験について記載する。

ビザ申請ページのタイトルイメージ
ビザ申請ページのタイトルイメージ

まず、イラン大使館訪問前にサイトからe-visaを申し込んだ。
https://e_visa.mfa.ir/en/
上記URLにアクセスしINDIVIDUAL AND TRAVELLERSでAPPLY NOWを押下

注意事項をざっとチェックしてからStart Visa Applicationをクリックすると入力画面に移動する。

入力画面は数ページで構成されていた。*が入っている項目は全て入力する必要あり。
パスポートの写真と自分の写真をアップする必要がある。自分の写真が何回かエラーになったので要件を見ると4:6のサイズの必要ありだった。画像加工ツールで4:6でトリミングしてエラーは出なくなった。
https://evisatraveller.mfa.ir/en/request/digital_image_requirement/?title_name=photo

ホテルの住所と電話番号についてBooking.comやTripAdvisorなどには記載されていないのでホテル名で検索しホテルのサイトやFacebookページで参照する必要がある。

ここで登録する入国日と出国日の期間の日数分有効なビザが発行されるので予期せぬフライトキャンセルなども考慮し少し長めに申請しておくと良いと思う。ちなみにここで記載する入国日から有効なビザが発給されるわけでなくビザの発給日から90日間有効なビザになる点に注意。90日間のうちに滞在できるのはここで入国日から出国日に登録した間の日にちになるっぽい(発行されたE-VisaのPDFに滞在可能期間が記載されているがオーバしたらどうなるかまでは確認していない)

東京の大使館で受け取る場合はPlace of IssueをEmbassy of the Islamic Republic of Iran-Tokyoを選択する必要がある。

申請最後で表示される確認画面
申請最後で表示される確認画面

入力が終わったら確認画面が出るので問題なければ申請する

申請後、no-reply@econsular.irというアドレスから件名I.R.Iran Electronic Visaというメールで確認コードが送られてくるのでその確認コードを入力して申請完了。

申請が終わると今度は申請番号がメールで送付されてくる。

ステータス確認画面
ステータス確認画面

ステータス確認画面で状態が確認可能になる。申請直後はWaiting for Verificationだった。
https://evisatraveller.mfa.ir/en/request/status/

翌日確認するとステータスがAccepted (Not Issued)に変わっていた。メールを確認すると送信元と件名が同じなのに何故か迷惑メールに入っていた。このメールにはVISA GRANT NOTICEというタイトルのPDFファイルが添付されている。

次は東京のイラン大使館にビザ申請に行く必要がある。持ち物はインターネットからビザ申請フォームをダウンロードして記載したもの(要写真添付)、メールで送付されてきたVISA GRANT NOTICE、パスポート、2500円を準備する必要ありだ。
#割り付けや両面だとNGの可能性あり

2019年11月に在東京イラン大使館のサイトURLが変わったようでビザ申請フォームがダウンロードできなくなっていた。ビザ申請業者のサイトにアップしてあるものをダウンロードして使ったが問題なかった。

記載の際に困ったのは以下の項目。ちなみに以下のように記載して私はビザが取得できました。

・今まで訪問した国は?
既に76ヶ国訪問済みなので全部書くのはナンセンスだなと直近で訪問した3ヶ国のみ記載した(ネパール、中国、ロシア) パスポート提出するし必要ならチェックするっしょ。

・イランに何日間滞在するか?
電子ビザ申請では20日間で申請したが不親切なことに自由記載ではなくチェックボックスで1週間、2週間、1ヶ月、45日、2ヶ月、3ヶ月を選ぶようになっている。仕方ないので2週間にチェックした。

・何日にどのイラン国境に到着予定か
これはE-Visa申請通りの日付を記載。東京で申請する人ではレアかもしれないがアゼルバイジャンから陸路で入る予定なので国境の町Astaraと記載

・国境越えで利用する交通機関と旅行エージェント名
エージェントなんか使わんよというわけでBusとのみ記載

・次に行く国のビザを保持しているか永住権があるか
チェックボックスでYes/Noだけ選べるので潔くNoをチェック。次はアルメニアだから日本人は旅行ビザ不要なんだよね。この上にトランジットの場合、次に行く国と最終目的地を記載する欄があったのでアルメニアと日本って書いとけばより良かったかも。(私は記載していない)

東京のイラン大使館
東京のイラン大使館

数日経っていよいよ東京のイラン大使館を訪問。最寄り駅の白金高輪駅から歩いて10分ほど。ビザ申請は正面入り口ではなく奥に入った入口から入る。三人掛けの椅子が並んだ部屋の正面にはガラス張りのカウンターが四つある。

発券機で番号を取得し呼ばれたら指定のカウンターへ。提出書類を出すと日本語で観光か聞かれてそうだと答えると2500円と言われるので券売機で払って領収書を持って窓口に戻る。申請日の5営業日後にパスポートを取りに来てと言われ、PICKUP DAYが記載された2500円の領収書が渡されて完了。数分しかかからなかった。

ビザ窓口対応時間
ビザ窓口対応時間

そして申請した日の夜に過去3通と同じ送信元と件名でメールが送付されてくる。それにはELECTRONIC VISAというタイトルのPDFが添付されていた。Eビザの発行早いなー。申請状況確認のサイトを確認するとステータスがNot IssuedからIssuedに変更されていた。

そして受取り指定の日にパスポートを受け取りにイラン大使館へ。番号札を取るとすぐに呼ばれて申請時に渡された受取り指定日が書かれた領収書を渡すと氏名を聞かれるので答えるとパスポートとA4の紙に印刷されたE-VISAを受領できた。受取りも簡単だった。

これでイランビザ取得が完了だ。
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以下、初稿記載時の注意事項。2020年2月で危険度が基本2に引き下げられた。(一部地域は従来通り3,4もあり) 一旦は情勢が安定したと言えるのかな。
※2020年1月時点で外務省海外安全情報のイランの危険レベルは3,4とかなり高い状態で旅行をお勧めできる状態ではないが記録として記載しておく。ソレイマニ司令官が爆殺された時、私はイランに滞在していたが特に影響はなかった

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