カトマンドゥのパシュパティナート寺院を訪問   

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2020/01/25

カトマンドゥのパシュパティナート寺院を訪問

2019年9月にカトマンズ(カトマンドゥ)にあるネパール最大のヒンドゥー寺院であり世界遺産にも指定されているパシュパティナート寺院を訪問した。カトマンズ市内から公共バスで訪問する方法や訪問時の感想など記載している。

オールドバスパークには人がいっぱい
オールドバスパークには人がいっぱい

オールドバスパークでボダナート行きバスに乗り途中のゴウサラ交差点で降りる。車掌にパシュパティナートに行くと伝えておくと教えてくれる。乗車15分、15ルピー。バス停から寺院までは10分ほど歩く。

パシュパティナートへ向かう参道
パシュパティナートへ向かう参道

参道は綺麗な石畳の道になっている。左右には巡礼者向けの花を売る店が何軒か。レストランや商店も営業していた。

広い道に出ると参拝者らしき老若男女が行き交っている。露天で花を買う人、道端で座る人など様々だ。まっすぐ歩いていき皆が靴を脱いで歩いていく左に入る道があったらパシュパティナート寺院へ向かう道だ。

パシュパティナートは入口まで、内部には入れない
パシュパティナートは入口まで、内部には入れない

ヒンズー教徒でないと寺院の敷地には入れず警備員に門で止められる。ちら見した感じだと正面に大きなナンディ像があり、その奥に金色屋根の寺院が見えた。

元の参道に戻って奥に進むと丸っこい警備員のおばさんに入場料を払ったかと声をかけられる。まだというとすぐ目の前のチケットオフィスへ。ところが誰もいない。担当者が茶を飲みに行ったようだ。とりあえず払って後でチケットを取りに来いとのこと。おばちゃんの他何人かいたので1000ルピー払う。どこから来たか聞かれたので日本と答えた。

パシュパティナート近くのガート。手前は火葬場になっている
パシュパティナート近くのガート。手前は火葬場になっている

ガイドらしきネパール人の男がひとり付いて来て日本語で色々と説明してくれる。ガイドはいらないよと英語で伝えるがそれでも説明を続ける。日本語でもガイドはいらないと伝えると世間話になり日本語を覚えたが日本人はガイドをつけない、日本語で話しかけると悪い人だと思われるとぼやいていた。心当たりがありすぎて心が痛い(笑) 彼は最近、中国語を勉強して中国人相手に商売をしているそうだ。

話はチケット売場のすぐそばでしていたので警備員のおばちゃんがチケットを持ってきてくれた。国籍を記載する欄にはJAPANと印刷してあった。

川の手前側では遺体を焼く煙が上がっていた
川の手前側では遺体を焼く煙が上がっていた

先に進むと川があり手前側では薪の上に何かが乗せられ白い煙が上がっている。遺体の火葬だ。焼き場は複数あったが使っているのは一つだけだった。灰は川に流すので薪の火力では綺麗に灰になるまでかなり時間が掛かりそうだな。使っていない焼き場の石の上では犬が呑気に寝ころんでいる。

奥まで歩くと道の上に鮮やかな布をかけられた物体が置かれその前には人が集まり泣いている人がいた。遺体が横たえられているのだろう。

川の反対側は楽しげな雰囲気
川の反対側は楽しげな雰囲気

対岸はこちらと違いピクニックのような楽しげな感じ。何人かで川には行って花を乗せたお椀を川に流す人々、座ってくっちゃべる人たちなど川を隔てるだけで随分と変わるものだ。

川を渡り石段を上ると猿が増えてくる。今年生まれた小猿が母猿のお腹にしがみついている。猿がいたずらをしたのか犬が怒っているが猿はバカにしたように高い場所に逃げていた。近くには牛が我関せずと言う顔でのんびりと歩いている。

パシュパティナートで見かけた猿たち
パシュパティナートで見かけた猿たち

石段の両脇や登りきった場所には三、四メートルほどの高さの祠が並んでいた。祠の段になっているところで腹筋や柔軟体操をしているのがちらほら。石段やその辺を走る人もいる。地元民のトレーニング場所になっているようだ。

先に進み石段を降りると近くに寺院がある。少し先を眺めるとボダナートのストゥーパが見えた。

対岸からパシュパティナート寺院を望む
対岸からパシュパティナート寺院を望む

元来た道を戻り、火葬場と反対岸を川沿いに歩いていくと空港に近い出口へ出られる。空港までは徒歩20分ほど。空港側の出入り口でも入場料は払えそうだったので空港から来る人はこちらから入っても良いかも。

ネパール旅行記概要

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