オフリドからスヴェティ・ナウムを訪問   

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2020/03/07

オフリドからスヴェティ・ナウムを訪問

2019年5月に北マケドニアのオフリドから世界遺産に指定されているスヴェティ・ナウムをバスで訪れた。この記事ではオフリドからスヴェティ・ナウムへバスでの移動方法、訪問時の感想について記載している。

オフリドからスヴェティ・ナウム行きの船
オフリドからスヴェティ・ナウム行きの船

スヴェティ・ナウムはオフリドの南30キロに位置するアルバニア国境に近い、ユネスコの世界遺産オフリド地域の自然・文化遺産の構成遺産の聖ナウム寺院があるオフリド湖畔の観光スポットだ。

オフリドから行く方法は船とバスがある。船は運賃10ユーロか600ディナール。10時にオフリドを出発しスヴェティ・ナウムを出発するのは14時と看板に書いてあった。片道だけ使えるか聞いたら運賃は変わらないようだ。

オフリドからスヴェティ・ナウムに向かうバス
オフリドからスヴェティ・ナウムに向かうバス

バスの場合はオフリド繁華街のバス停から乗れる。私は知らずに市街から離れたバスターミナルまで行き、バスターミナルからは出ないと言われ、バスターミナル近くにあるバス停を道行く人に教えてもらって乗車できた。乗車時に運転手に行き先を告げ運賃を払ってレシートをもらう。スヴェティ・ナウムまでは110ディナール。

スヴェティ・ナウムに向かう途中の道を牛が渡っていた
スヴェティ・ナウムに向かう途中の道を牛が渡っていた

オフリドを出発してしばらく木が邪魔で湖が見えなくなるが、途中から湖が良く見晴らせるようになる。多少高低差のある道を進み湖が見えた、隠れたを繰り返し50分ほどで到着する。

バスの本数は2時間に1本やそれより少なそうだ。私は11時半のバスで行き、14時15分のバスで戻った。戻る際はアルバニアとの国境のマケドニア側のイミグレまで行ってからオフリドに戻る。

聖ナウム教会へ向かう参道。左右には土産物屋やレストランなどある
聖ナウム教会へ向かう参道。左右には土産物屋やレストランなどある

バスを降りて入口のゲートから入ると右手に湖と有料トイレ、左側には土産物屋が並ぶ。少し先へ進むとガラス張りのレストランがあっていかにも観光地な雰囲気。

レストランの入口にマスの像が置いてあった
レストランの入口にマスの像が置いてあった

土産物屋にはキーホルダー、焼き物、色の付いた石のネックレスなどが売られている。オフリド湖で真珠が取れるのか真珠っぽい石もあった。(淡水でも真珠って取れるんだ!) マケドニアと書かれたハート型オブジェを持った小さいピンクの熊のキーホルダーが可愛いなと思ったがMade in Chinaのタグが付いていたのでがっかり。

小さな聖ナウム教会
小さな聖ナウム教会

湧水が見所になっているらしく男がボートツアーに行かないか観光客に声をかけている。聖ナウム教会にはホテルやレストランが併設されている。日本風に言うと宿坊のようなものだろう。

横幅5~6メートル高さはそれより少しあるくらいで奥行きも10数メートルしかない小さい教会。入場料一100ディナール。たまたまツアー1行のすぐ後に入ってしまったようで内部は大混雑だった。

内部に部屋は3つある。奥の部屋の正面には金色に塗られた意匠を凝らした彫刻が掘られ、イコンがはめ込まれた木製の祭壇がある。右側の部屋には十字架が刺繍された赤い布に被された低い段があり、恐らく聖ナウムの遺骸が納められているのだろう。壁や天井には汚れて褪せた聖人やキリストが布教する姿、捕まり、十字架に張り付けにされる姿などが描かれている。

観光客に大人気のクジャク
観光客に大人気のクジャク

教会で孔雀が二羽飼われていて観光客がバシャバシャ写真を撮っていた。

こんな感じの遊歩道を歩く
こんな感じの遊歩道を歩く

湧水や教会を巡る30分もあれば歩ける遊歩道がある。沿道にある教会はどれも新しいもの。湧水は澄んで透明度が高い。道ばたにはタンポポなどの小さい花が咲いていた。

バスの都合で二時間ほど滞在時間があったが私は一時間強あれば十分だった。

イタリアからブルガリアまでの旅行記 目次

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