スコピエ散策   

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2020/03/09

スコピエ散策

2019年5月に北マケドニアのオフリドからブルガリアのソフィアの移動でスコピエを経由した。その際に2時間程時間がありスコピエ中心部を散策した。この記事ではその時のことを記載する。

スコピエの町は広い平地にある。土地に困らないせいか高層ビルはほとんどなく大都会という感じはしない。

天気は雨。ソフィア行きのバスが二時間後。散策しようとザーザー降りの中、傘を差してバスターミナルから出発する。

歩いてマケドニア広場へ向かう
歩いてマケドニア広場へ向かう

道路に大小の水たまりができていて車の水跳ねを気にしつつ進む。スコピエの中心部らしきマケドニア広場へ向かう。広場の手前に大きなショッピングモールになっている通路があり、雨に濡れずに広場へ向かえる。

日曜日のせいか店が閉まっていて薄暗くて寂しい。雨宿りをしているのか野良犬が大人しく何匹か眠っている。野良犬の耳に黒文字で数字の書かれた黄色い識別標が付いている。スコピエでは野良犬の管理をしているのだろうか。

マケドニア広場
マケドニア広場

マケドニア広場の中心には白い円柱の上に騎乗し剣を振り上げた男性の大きな像が立っている。円柱の下部を古代の戦士の姿をした像が囲っていて、それに向かい合って吼える獅子の像が置かれている。広場の周辺はヨーロッパ風の十階建て位の建物で囲まれていて。平らな白い石の石畳だ。

古代の戦士と獅子の像
古代の戦士と獅子の像

突然、前歯のない汚い格好をした男に声を掛けられる。シリアから来ていて俺を助けてくれと早口でまくし立ててくる。相手をしないでいると誰も俺と話したがらないんだとつぶやきながら他の人の方へ歩いていった。

スコピエ市内には銅像が多く設置されている
スコピエ市内には銅像が多く設置されている

川にかかる石橋を渡る。スコピエは銅像建設が好きなのか特にこの界隈は銅像の数が多い。正直邪魔くさい。

石橋の北東にあるオールドバザールエリアはおしゃれな感じ
石橋の北東にあるオールドバザールエリアはおしゃれな感じ

川を渡ると石畳の色に茶色が濃く、凸凹が強くなる。観光客向けの土産物屋が現れたらオールドバザール地区だ。この界隈は道が細く歩行者向け道路になっているようだ。今までは閉まっている店が多く寂しい雰囲気だったのが、賑わいがある。

ムスタファパシャ
ムスタファパシャ モスク内部

この界隈の一角に五〇〇年以上の歴史を持つモスクがあるので行ってみたが、あまり歴史を感じることができず残念な結果に。二〇世紀なかばに地震で倒れて修復したそうなのでその影響かもしれない。

ショッピングセンター内のスーパーマーケット
ショッピングセンター内のスーパーマーケット

川を渡りバスターミナルへ戻る途中にVEROというショッピングセンターがあったので入ってみる。広いスーパーマーケットがあり、その他多様なテナントが入居しているどこにでもあるショッピングモールだった。広い駐車場があり車がたくさん止まっていてモール内もかなりの賑わい。田舎のイオンみたいな感じ。

スコピエ駅のホーム
スコピエ駅のホーム

バスターミナルの上には鉄道駅があるが発着する本数はかなり少ないようだ。プラットフォームは六番まであるが電車が一本停まっているだけだった。駅構内も照明が最低限で薄暗かった。世界の丹下健三デザインだけどイマイチ。

イタリアからブルガリアまでの旅行記 目次

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