伽耶の古墳が残る金海を散策   

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2024/02/18

伽耶の古墳が残る金海を散策

 この記事では2024年2月に韓国の金海を訪問した時のことを記載する。具体的には釜山の空港からどう移動するか、古墳群の感想、金海バスターミナルについて書いている。

金海は釜山に隣接した市で2023年に新たに世界遺産に指定された伽倻古墳群の構成遺産になっている首露王陵は金海にある。ちなみに釜山の空港は金海国際空港だがオープン当初は金海市に所属していたが色々あって釜山に編入されて現在は金海市にない。

私は荷物が少ないので成田から釜山空港に到着した足でライトレール(軽電鉄)で博物館駅に移動した。(現金で1600ウォン)

・国立金海博物館
土曜日なのに行ったら閉まっていた。休みは月曜のはずなのだが。後で気付いたのだが思いっきり旧正月に被っていたのが閉まっていた理由だと思う。残念


首露王妃陵

・首露王妃陵

博物館の裏手にある山の公園を中途半端な道案内に従い少し迷いながら進むと瓦葺の低い建物が数棟ある開けた場所に到着する。

亀首門と札がかかる門をくぐりまっすぐ進むと円墳がある。これが古墳のようだ。柵で囲われていてすぐ近くまで行くことはできない。形はシンプルな円墳で高さ、幅共に数メートルしかなく小さい印象。

陵の敷地は芝が植えられ石畳の道が整備されている。内部の案内板はハングルのみでよくわからなかった。正面入り口にはハングル、英語の他に日本語でも説明があった。


首露王陵入口

・首露王陵

首露王妃陵から南下して徒歩10分強で到着する。周囲は壁に囲まれていて南側に入口がある。入口の近くや内部には神社の鳥居のような紅箭門が立っている(写真参照)

紅箭門は社、墓、書堂(儒教の学校)などの前に置かれるものらしい。儒教とつながりが強いようなので神社の鳥居とは近いけど同じではなさそうだ。

王妃陵と同じように芝が植えられ石畳の道が敷かれて整備されている。王妃陵よりも敷地内に建物が多くより規模が大きくなっている印象。

陵は王妃陵と同じく円墳で規模は気持ち少し大きいくらいの印象。こちらは低い壁に囲われていて間近まで行くことはできない。壁と陵の間に動物や人間の石像が置かれていたのが違う点か。

・鳳凰洞遺跡

首露王陵駅の南東に広い公園がある。もともと遺跡で整備して公園にしたようだ。山になっている場所と川側の低地で分かれていて低地には高床式の建物の復元したものが数棟建っていた。

金海の滞在時間は1時間強。博物館が開いていればもっと見る時間が必要だったか。

鳳凰駅の近くに金海バスターミナルがあり市外へのバスが発着している。私はここから慶州に移動した。運賃は9800W。私と同じく荷物の少ない人なら金海に来て釜山に戻らずそのまま移動してもいいかもしれない。

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