「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成遺産のある大島を散策   

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2019/05/18

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成遺産のある大島を散策

大島は九州本土からは約七キロ、沖ノ島からは約五〇キロ離れた島だ。町があり、人口は約七〇〇人住んでいる。船から南側を眺めたが港のある平らな箇所に町が広がっていて、それ以外の場所は断崖絶壁で岩肌と木々の緑が広がっていた。

島内には世界遺産指定ののぼりが掲げられていた
島内には世界遺産指定ののぼりが掲げられていた

この島には世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成遺産の二つが存在している。訪問時の感想は以下の通り。

[宗像大社沖津宮遥拝所]

宗像大社沖津宮遥拝所
宗像大社沖津宮遥拝所

フェリーターミナルから歩いて三〇分弱。まず街中を歩き、町を抜けて山を崩して作ったアスファルトの坂道を上って島の北側に出る。海から少しだけ高い場所に鳥居と小さい社がある。

沖ノ島は神職のみが上陸を許されているので一般人が礼拝するにはここから行う必要がある。

沖津宮遥拝所は海沿いに建てられている
沖津宮遥拝所は海沿いに建てられている

訪問時の天気は曇り。社の裏側が沖ノ島のはずだが天気が悪いせいで目視できなかった。社の扉は閉まっていたが祭など特別なタイミングで正面の扉と裏側の窓が開けられ、天気が良いと沖ノ島が見えるそうだ。

観光地としては特に見るべきことはない。天気が良ければ沖ノ島が見えるのは良いかな。

[宗像大社中津宮]

中津宮は石段の上にある
中津宮は石段の上にある

フェリーターミナルから歩いて五分強で鳥居に到着する。神社は高台にあり石段を上ると朱色の楼門があり、それをくぐると拝殿と本殿が正面に鎮座している。宗像の神社の拝殿は左右に壁があり奥行きがあり本殿までの距離が遠い。

中津宮拝殿から本殿を望む
中津宮拝殿から本殿を望む

社務所ではここのお札のほか、沖ノ島の神社のお札も売られている。日本海軍がバルチック艦隊を破った日露戦争の日本海海戦は沖ノ島近海で行われていたそうでその日の神職の日記のコピーが展示されていた。
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大島交流館
大島交流館

大島交流館は世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群と大島の関係性を知るには良い所だ。一〇時開館なのだが私が到着したのは九時半。諦めて帰ろうかと思ったらちょうど中から女性が出てきて、ニコニコしながら準備ができているから入って良いとのこと。

一階はビデオコーナー、二階に大島や世界遺産に関するちょっとした展示がある。

大島には坂上田村麿と前九年の役で戦った安倍宗任の墓があるのだが。ここに置かれた冊子に寄るとどうやら破れて大島に流刑になったそうだ。今の総理大臣の安倍さんの先祖になるらしい。前九年の役までは知っていたがその後、総理大臣の先祖になっていたとはびっくり。(本当かどうかはわからないが)

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 訪問記 目次

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