「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成遺産宗像大社へ   

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2019/05/19

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成遺産宗像大社へ

神湊港方面から車で進むと鳥居が見え、右側に広い駐車場が見えてくる。宗像大社は宗像大社辺津宮として世界遺産の構成遺産になっている。

駐車場の脇にはお祓いをする祈願殿が建てられている。駐車場では神職と巫女が一組になって車のお祓いをしている。見ていると御幣を一回振ってお祓いは完了。なんと楽な商売だ!

宗像大社の入口
宗像大社の入口

鳥居をくぐり、池にかかるアーチ型の石橋を渡る。お宮参りだろうか赤ん坊を抱いて歩く家族を何組も見かけた。

門をくぐると切妻造りの壁のない拝殿があり、拝殿越しに本殿を見ることができる。拝殿の前には賽銭箱が二つ並んでいて参拝客が柏手を打ちお参りをしている。本殿は囲われていて流造の屋根と正面が拝殿越しに見えるだけだ。

古代、祭祀場として利用されていた高宮斎場
古代、祭祀場として利用されていた高宮斎場

本殿の更に奥へ歩くと古代に祭祀場として利用されていた高宮斎場がある。斎場は横五メートルほど、奥行きはもう少しある。木々に囲まれ祭壇のように石が積まれていた。

境内にある神宝館
境内にある神宝館

数多くの国宝が展示されている神宝館は必見だ。入場料は八〇〇円。まずは五世紀頃の金の指輪の展示から始まり、裏面に細かい彫刻の施されたいくつもの青銅鏡の展示は圧巻だ。その他、祭祀に利用された勾玉、土器、ペルシャ(イラン)製のカットグラス片など見応えのあるものが多い。個々のサイズは小さいのだが歴史的な経緯を考えるとかなりの価値があることが理解できる。古代祭祀で使われていた展示物はほぼ国宝指定。すごいの一言に尽きる。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 訪問記 目次

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