二〇一九年四月にナポリからポンペイを日帰りで訪問した。(厳密にはナポリからポンペイに行き、パエストゥムを訪問しナポリに戻った) その際、往路はヴェスヴィオ周遊鉄道を利用してポンペイ遺跡の最寄り駅ポンペイ・スカーヴィまで移動した。この記事ではその時のことを記載する。
ガリバルディ広場の地下からナポリ中央駅方面へ向かう
ポンペイにはトレニタリア(Trenitalia)のポンペイ駅とヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)のポンペイ・スカーヴィ駅がある。私は遺跡に近い方のポンペイ・スカーヴィ駅へ向かうことに。
黄色い文字のCircumvesuviana というサインを目印に進むと良い
ガリバルディ広場方面から地下通路を通ってナポリ中央駅へ向かう。所々にCircumvesuvianaと書かれたサインがあり矢印の通りに歩くとヴェスヴィオ周遊鉄道のナポリ・ガリバルディ駅へ到着する。ヴェスヴィオ周遊鉄道の駅はトレニタリアのナポリ中央駅と同じ建物の中にあるが改札の場所は違うので注意が必要。
ナポリ・ガリバルディ駅の改札口
切符売り場の窓口に並んでポンペイ・スカーヴィ駅までの切符を二.八〇ユーロで購入。クレジットカードサイズの磁気の帯が付いた紙の切符を改札機に通して入場する。
ホームにある液晶ディスプレイには行先、時間、ホーム番号が表示されていた
この駅のホームは三本あってどのホームからポンペイ行が発着するか最初はわからず困った。平日の朝だからか駅に電車が到着すると通勤客で通路が溢れてなかなかホームにたどり着けない。どうやら真ん中のホームの三番線にやってくるソレント(SORRENTO)行きに乗ればポンペイ・スカーヴィ駅に行けるようだ。
ホームにあるディスプレイを見ていたがソレント行の電車がなかなか表示されない。近くにいた旅行者風の人が地元民っぽい人にソレント行は本当に来るのかと質問をしていて地元民は大丈夫だと答えていた。
少し経つとソレント行の列車が表示された。丁寧に経由地ポンペイとも書いてあった。
ナポリ・ガリバルディ駅に電車が入線してくる
少し遅れて車体に落書きのあるソレント行の汚い列車が入線してくる。ナポリ・ガリバルディ駅は始発ではないので既に乗客が乗っている。先に乗り込んだ乗客が急いで座席に座っていく。
ポンペイへ向かう電車の車内の様子
ポンペイ・スカーヴィ駅は二〇駅目、三〇分弱の乗車時間だ。進行方向右側の車窓から海が見えるので景色を楽しみたいのであればそちらがおすすめだ。
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