ティラナには緑が多い
ティラナは不思議な雰囲気の町だ。ヨーロッパにあるのに街並みからヨーロッパを感じない。かといってトルコの影響でイスラム的かと言うとそうでもない。綺麗で現代的な街並みと表現するのが適切だろうか。社会主義時代に宗教が禁止されていたそうでそのためにこういう街並みになったのだろう。
市中心部にあるモスク
市中心部には国立博物館や芸術的観点から社会主義時代に破壊を免れた一九世紀に完成したモスクなどがある公園があり、そこから放射状に道が伸びている。(モスクはトルコの協力で修復中らしく入れなかった)
ティラナを走る市内バス
走っている車やバスは新しいもので、ねずみ講で国民の財産が吹っ飛んだ歴史はある程度払拭できているのではないかと思った。
中心部周辺には一〇階程度の高さの建物があるがまま少し離れると高くても五、六階位の建物が多い。二〇階超える高さのビルは数えるほどしかないが建設中のものもあり今後増えていくのだろう。
街角にある売店。フィリップモリス頑張ってるな
街角の売店でコーラを買ったが値段を聞いてもわからないので手持ちの小銭を全部手のひらに置いて出したら売り子のばあちゃんが料金分取ってくれた。最後ににっこり笑ってくれる。可愛いばあちゃんだな。面倒くさいことさせてごめんよ。
独裁者の建てたピラミッド
市中心部の南側に社会主義時代の独裁者が建てたコンクリ製の三角形の建造物がある。周りにはフェンスが張られ中に入れないようになっている。壁にはいくつもの落書きがあり栄枯盛衰を感じさせる。
道路には自転車専用レーンがある
歩道には歩行者と自転車のレーンが造られていて自転車に優しい。
Vestigo Hostel
ティラナで宿泊したのはVestigo Hostel。この宿は市中心部にも国際バスターミナルにも10分程度で歩ける。非常に優れた場所にある。maps.meの地図の通りの場所にあり、入口の扉横にVestigoと書かれていてわかりやすい。予約なしで行ったが最安の8人用ドミトリで6ユーロか750レクだった。
ドミトリの様子
8人用ドミトリは入口入ってすぐの部屋。壁沿いに2段ベッドが4台と窓側にシングルベッドが1台置いてあり、部屋の真ん中は広い空間になっている。8人用と言いつつも実は9人用ドミトリだった。私は2段ベッドの下で上は空き。他に4人宿泊していた。ベッドのマットは柔らかく体が沈み込む感じ。壁にコンセントがあるが個人の専用コンセントではない。灯りは部屋に一つあるだけだ。
シャワーは共同で1階と2階にそれぞれある。トイレに紙は流しては駄目だった。清潔度は共同シャワーで良くあるレベルのものだ。お湯は問題なく出た。
キッチンの様子
キッチンがありIH調理台が使える。朝食も付いていてパンにジャムかマーガリンだけのシンプルなものだった。宿代に込みなので贅沢は言えないな。
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