CA932便のチェックインカウンター
中国国際航空はフランクフルト国際空港のターミナル1を利用する。出発ロビーに到着したらまず掲示板で搭乗便の3桁で指定されたカウンター番号を確認する。(この時は517-524だった) フランクフルトの空港はカウンターの数が多いが、順番にカウンターが並んでいるので迷わず到着できる。出発時刻の2時間半前だったからかカウンターは数人列ができているだけだった。(出発時刻は20時15分)
ソフィアでフランクフルトから北京の搭乗券を受け取っていたので北京から東京までチェックインしたいと告げると、北京までの搭乗券と東京までの搭乗券の2枚を発行してもらった。ソフィアで受け取った搭乗券は不要になったので係員に渡す。
シェンゲン域内搭乗口エリアに場所にあるイミグレ
塔所口に向かうにはまず荷物検査だ。靴や上着は脱いでX線検査機に掛ける必要あり。ボディスキャナで身体検査を受ける。荷物検査終了後は搭乗口だ。出国審査がないと思ったらどうやらシェンゲン内のフライト専用の搭乗口だったようで指定された搭乗口に向かうには出国審査カウンターを通過する必要があった。ALL PASSPORTの列に並び、特に質問もなくスタンプを捺される。
ビジネスクラスのラウンジ
スターアライアンスゴールドメンバーはルフトハンザのビジネスクラスラウンジを利用できる。少し奥まった場所にあり、階段を上る手前にカウンターがあり搭乗券のバーコードを読み取らせて入場。かなり広いラウンジで座席数が多い。食事はパンが多く、スープ、サラダ、ライス、果物などが置いてあった。wifiはキーなしで接続可能だった。
CA932便の搭乗口
航空券には搭乗開始時間が出発の1時間前になっていて流石に早いと45分前に行くと丁度、優先搭乗が始まったばかりだった。
CA932便の座席。左の肘掛けの内側にあるのがコントローラ
利用機材はB777ー300E。座席配置は3×3×3。シートは薄い紫に近い青色の布製。座席ごとに9インチ程度のディスプレイが付いている。操作はタッチパネルでできるようだが私の座席はタッチパネルが壊れていてコントローラで操作する必要があった。
コントローラは左の肘掛けの横に固定されていて操作し難い。言語は中国語、英語、フランス語が選べる。映画、音楽、ゲームなど選べるが音楽は中国のみ、ゲームはコントローラにボタンが不足していて遊べない物があるなど残念な仕様。まぁ安いチケットだから良いけどね。
フランクフルト空港を離陸する
今回は後方の窓側席。今までの経験からだとツアー客は後方に集められるので騒々しくなるのが予想できた。実際はやはり騒々しかった。離陸時はまだシートベルトサインが出ているのに立って移動しようとしてキャビンアテンダントに怒鳴られ止める人が何人か。座席を倒す人も多数。上昇がほぼ終わりキャビンアテンダントが立つとシートベルトサインが出ていても関係なしにトイレへわらわら移動を始める。乱気流が来たら怪我人続出だな。
私の隣にはあき竹城を若くした感じの恰幅の良いおばさんが座っていたが、離陸後、他の席に移動したらしくいなくなった。
CA932で提供された夕食
1時間ほど飛行後、飲み物と機内食が提供される。鶏か魚のライスの選択制。うまくはないが普通に食える。
この日の航路
飛行機は北東に針路を採り、バルト海上に出る。そのまま北東に針路を維持し、エストニア上空に入る。雲が無く、点在した小さな町の灯りがよく見える。機内のライトが暗くなり乗務員が窓を閉めろと伝えに来る。就寝時間のようだ。
CA932で提供された朝食
ロシア上空、モンゴル上空を飛び、北京までの飛行時間が残り1時間ほどになると中国上空に入り、朝食が提供される。
飛行機は高度を下げ、最終着陸態勢へ。乗務員がフットレストや背もたれを元に戻せ、窓を開けろ、シートベルトしろと各席に言って巡っている。
北京の空港着陸5分前の景色
北京国際空港にはドイツ時間の5時過ぎ、北京時間の11時過ぎに着陸した。着陸後、逆噴射が終わって減速中に中国語で大声が聞こえたので見ると乗客が一人立ち上がっていた。ターミナルビルへ向かう間に飛行機が停止していると立ち上がって何かを大声で叫ぶ人、通路を歩き乗務員に停止される人など、さすが中国人。自由だな。
飛行機が停止し降機できるようになったのは11時40分前。約9時間半の移動だった。
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