スイス ユングフラウ地方 アイガーグレッチャーからのハイキング情報(アイガーウォーク・クライネシャイデック・アルピグレン)

2026-08-27

スイス 西・北ヨーロッパ諸国周遊旅行記

t f B! P L

2026年6月にスイスのユングフラウヨッホを訪れた。その帰路にアイガーグレッチャーからグリンデルワルトまで歩いて戻った。この記事ではアイガーグレッチャーやクライネシャイデックからのハイキング情報やグリンデルワルトまで歩いた際のことをまとめています。

アイガーグレッチャーからグリンデルワルトまで約3時間で歩いた。各駅間でかかった時間を参考までに。
アイガーグレッチャー発13:23→14:11着クライネシャイデック発14:15→15:16着アルピグレン発15:18→16:27着グリンデルワルト

※この記事は2026年6月の情報です

アイガーグレッチャーからのハイキング情報

アイガーグレッチャーからはアイガーウォークとアイガートレイルの2つのルートがある。

前者はアイガーグレッチャーからクライネシャイデックまでのルートでユングフラウなどの氷河を被った山々を見ながら急な坂道を進むルートで途中、湖や登山列車を眺めながら短い距離を歩くルート。後者はアイガー北壁の近くを通りアルピグレンまで歩くルートだ。

私は前者を歩いてクライネシャイデックからアルピグレン駅に立ち寄り、そのままグリンデルワルトまで歩いた。アイガーウォークは結構な急坂で足元は砂利道で底が固いトレッキングシューズの方が歩きやすいと思う。

グリンデルワルトターミナル駅やグリンデルワルト駅の窓口や券売機ではアイガーウォークやアイガートレイル用の片道切符を組み合わせた割引チケットが売っているのでもし歩くのなら利用をおススメする。私はグリンデルワルトまで歩いたので利用していない。

ここからは実際に歩いた時の感想などを記載していく。

アイガーグレッチャーからクライネシャイデック(アイガーウォーク)

アイガーグレッチャー駅は標高2320メートルの場所にあり、駅周辺には商業施設はなく、駅を出て後ろを振り返ると岩山に氷河が見える風景。駅を背にして進んでいくと前方が開けて緑の山々が連なっているのが見える。

急な下りを歩いて行くと草の生えた斜面にパラグライダーを広げている人たちが見える。空を飛ぶパラグライダーもあり飛んだら気持ち良さそうだ。砂利道の左右には背の低い草に黄色や白い小さな花が咲いている。

少し歩くと木造の三角屋根の小屋がある。アイガー東山稜を初登攀した槇有恒(後にヒマラヤのマナスルに日本隊が世界で初めて登頂した際の隊長を務めた)が寄付して建てられた山小屋を移設したものらしい。

この小屋の周辺は見晴らしが良くユングフラウやメンヒといった氷河のある岩山、緑の山々と全方向に山が見える。

急斜面をゆっくりと進む登山鉄道、身体に悪そうな毒々しいエメラルド色の池の脇を通り、道を下ってクライネシャイデック駅に到着する。

アイガーウォークはここまで。景色が良いし、アイガーグレッチャーからであればずっと下りなので楽で良い。下りの人が多いのかなと思っていたが意外と登りの人も多かったので距離の短いアイガーウォークを登って距離の長いアイガートレイルを下るのだろうか。

クライネシャイデック

クライネシャイデック駅は標高2061メートルにあり、ユングフラウヨッホ・ヴェンゲン・グリンデルワルトの3方向に向かう鉄道が停車するターミナル駅。

駅の近くに土産物屋など数軒三角屋根の建物が建っている。駅の敷地の中にテーブルや椅子が並べてありレストランが営業していて観光地の雰囲気。

ここからはグリンデルワルト方面への道の他にヴェンゲン方面へ向かうハイキングコースもある。

クライネシャイデックからアルピグレン

クライネシャイデックまでは氷河を載せたユングフラウやメンヒ、アイガーが見えたがグリンデルワルト方面へ歩き始めるとアイガーだけが見えるようになる。(アイガーの先にはヴェッターホルンの氷河や岸壁も見える)

クライネシャイデックまではかなり人が多かったがここからは一気に人が少なくなって驚いた。

途中、アイガー北壁の登攀ルートが記載された看板がありこういうルートで上がるのかと感心しながら眺めた。短い鎖場なら登山で通るけどロッククライミングは別物だから無理だな。

この区間では背の高い木を見るようになり、何度か牧場の敷地を通る必要があり電流が流れた棒で遮られたゲートを通る。道には牛糞が落ちている。実にのどか。水飲み場や道に川が流れていたりした。

アルピグレンに近付くとユングフラウヨッホへ向かう際に乗ったグリンデルワルトターミナルからアイガーグレッチャーまで行くロープウェイ(アイガーエクスプレス)の下を通った。

アルピグレンの駅は標高1616メートル。駅の傍には何もないが数百メートル離れた場所にホテル兼レストランがある。ここから鉄道に乗る人がほとんどのようでこの先で見たのはトレランをしている人ばかりだった。

アルピグレンからグリンデルワルト

アルピグレンから歩き始めてすぐに分岐がある。そちらからはトレランをする中年男性が走ってきてそのままグリンデルワルト方面に下山していく。かなりの速さであっという間に見えなくなった。恐らくアイガートレイルを走ってきてそのままグリンデルワルトまで降りるのだろう。トレランの人って変態的体力だよな。

ここから先も下りが続く。アイガーやヴェッターホルンの岩肌にそれ以外には緑の山々、道の左右は草原で所々に針葉樹の森が見える。下の方には三角屋根の大きな家。いい景色だ。

カランカランとカウベルの音が聞こえてきた。草原で牛が放牧されている。ベルが良く鳴るなと思ったら顔の周りが黒く見えるほどハエだらけで嫌がって顔を振っていた。キャンプ場もハエが多いしこの辺りはハエ王国なのかね。

少しずつグリンデルワルトの町の建物が大きく見えてくる。グリンデルワルトに入ると下りが終わると上りになる。ずっと下りだったがさすがに疲れていてヒーヒー言いながら登り切ったらゴールのグリンデルワルト駅だ。

アイガーグレッチャーから約3時間の道のり。下りは楽だが体には負担がかかったようで駅からキャンプ場までは疲れで歩くのがだるかった。

最後に

今回、アイガーグレッチャーからグリンデルワルトまでしか歩いていないがあと数日滞在して他のルートも歩いても良かったなと考えている。氷河のある山に登山鉄道、斜面に建つ三角屋根の木造の家、緑の多い山などなど景色が良くて歩いて気持ちの良い場所。ユングフラウ地方再訪か未訪問のツェルマットか決めていないがスイスの山岳地帯はまた行きたいなと思っている。

このブログを検索

ブログアーカイブ

ブログランキングに参加しています

QooQ