キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群(タンザニア)

キルワ・キシワニへ向かうダウ船


遺跡には一部彫刻が残る


モスク跡


墓地の遺跡

世界遺産概要

九世紀よりイスラム教徒の交易の拠点として繁栄した。
キルワ・キシワニには一四世紀に活躍した旅人イブン・バットゥータが訪れたことでも知られる。
ペルシャ人、アラブ人、ポルトガル、オマーンと時代によって支配者を変えた。
一九世紀半ばに奴隷貿易の収束とともに廃れ、現在は千人程度がが住む村になっている。

訪問：2016年1月
登録区分：文化遺産 / 1981 / (iii)

感想

ガイド付きで観光するためマイペースに写真は取れないのが残念だが各所を色々説明してもらえる。
島のところどころに遺跡が残り、散策するのは楽しかった。

おすすめ度：★★☆
遺跡が好きな人にはおすすめ。遺跡が好きではない人も歴史を感じるには良いかも。

行き方

ダルエスサラームの北にあるウブンゴバスターミナルから行く場合はリンディ行き(二三〇〇〇シリング)に乗り、ナングルクルで途中下車し、乗合タクシー(二〇〇〇シリング)に乗り換えて拠点の村キルワ・マソコまで。このルートでだいたい六時間程度。
ダルエスサラームの他のバスターミナル(恐らくバガラバスターミナル)からはキルワ・マソコ行きの直通バスが出ていると聞いた。
キルワ・キシワニに行くにはキルワ・マソコにある事務所で入場許可(二七〇〇〇シリング)とガイド(一一〇〇〇シリング)と島に渡る船を手配する必要がある。
船はエンジン付きのものと、帆で動くダウ船があり後者の方が安いが風が悪いとかなり時間がかかってしまうようだ。
私はダウ船で片道二〇～三〇分程度で到着した。往復で船賃は四二〇〇〇シリング